ブランニューオペレッタ「Cape jasmine」 日本青年館ホール 2021.10.07 18:30~
ネモシューさんの久しぶりの舞台。配信ではなくて、実際の舞台・・・
今までにみたことのないようなミュージカルだそうで。。。「ブランニューオペレッタ」なんですね。
あらすじは
「演出家不在となった新作ミュージカルを、せめてもと記者会見のスタイルで楽曲だけ順に披露することとなった女優6人の物語。
現れる7人目の人物の存在とは。
予測不能、劇作家・根本宗子が約1年の演劇充電期間を経て、お贈りする新作ミュージカルは誰も観たことがないブランニュー(真新しい)オペレッタ(喜歌劇)」(公式より)
2日間・3ステージのみというのが、もったいなかったな~と。
バラエティに富んだキャストで、なかなか攻めた舞台だったなと思いました。
生演奏で、そしてキャストひとりひとりにソロ曲もあり。。。
確かにミュージカルでもないし、かといって、オペラでもないし。。。強いて言えば~音楽劇?
客席に入ると、舞台上にはすでに、記者会見用の長机と椅子が置かれていて、それぞれ座る場所に、名前が貼られている。
舞台の奥の一段高いところには、バンドスペース。下手側にはステージも。
今から記者会見の「場当たり」を始めますということで、
キャストがそれぞれ出てくる・・・
キャストは、それぞれ役名はそのまま。。。
記者会見の場当たりって?と、思ったら、キャストがそのまま「記者会見の場当たりって何ですか?」なんて言ってるんで
おかしくなってしまった。
そこで「このミュージカル「Cape Jasmine」の演出家が失踪してしまい、公演は中止。でも記者会見はやる」という意味のわからない
状況になる。
その中で、途中途中、横山由依のモノローグが入る。
キャストは、この状況にだんだん異議をとなえるようになり、言い争いが起こるようになる。
そしてキャストの気持ちを表すようなソロ曲が用意されており、各自歌い上げる。。。
そして、ひとりひとりのキャラにあったようなソロ曲も・・・
終盤になって、このミュージカル「Cape Jasmine」は、本物ではなく、横山由依の妄想にすぎないということがわかる。
他のキャストも実は、彼女の頭の中にあるもので、そのキャラも彼女の妄想だったとわかる。
そして、横山由依以外のキャストが舞台上から去ったあと、スタッフが片付けにくる。
舞台から去りがたい横山由依に、スタッフ(ねもしゅーさん)が声をかける。家になかなか帰りたくないので、横山さんが
いると、帰らなくて済むので助かると。。。家に一人でいると、何もできなくなるとのこと。
そんな何気ない会話をして。。。舞台は終了となる。
カテコもなく、そのまま終了だった。。。
舞台上の記者会見は、実は横山由依の妄想だったというのは、なかなか面白いなと。
この中のキャラは、作られたものだけど。実際の演じているキャストのキャラとは
違うんだろうか?なんて、思ったりもした。
途中、あっこゴリラさんが楽屋に戻って、画面に楽屋の風景が出て、ライブ中継する
なんてのは、このコロナ禍培ったものだよね。
配信の芝居でのノウハウとかを、さっそく使ってくるのはさすがです。
キャストが口論しているときに、ちょいちょい言葉をはさむ、ねもしゅーさんが
なんか共感できて楽しかった。
ただ、新しいミュージカルのスタイル。ブランニューオペレッタと名付けていたけど、
ワタシにはそこまで新しさは感じなかったかな~
こういう芝居ってあるよね。という感じでした。
でも、内容はなかなか面白かったです。
若いキャストが生き生きと演じてたのもよかったと思いました~
キャストの感想行きます。
私はアイドルがわからない人なんで、この中で知ってたのは
ねもしゅーさんと、ニッチェの江上さん。
あとは、ねもしゅーさんの舞台で拝見したrikoさんと、モモさん。
横山由依さんはAKBで中山莉子さんは私立恵比寿中学だそう。
私立恵比寿中学はスターダストでしたよね。全然違うユニットの人が共演って
なかなかだよね。
ジャニーズとLDHの人が共演するようなものだもんね。
で、アイドルの方が出演なので、会場に男性多し。
というか、男性の方が圧倒的に多くて、普段いろんな舞台行ってる私からは
異様な感じでした。
私も両隣、男性で。。。さらに片方は、体が大きい方で(まあ、特に横に。。。)
めっちゃ狭くてつらかった。。。
うーん。。。私の芝居参加環境には合わないので、ちょっとキャストは要チェックだなと
しみじみ思っちゃった。
そう、キャストの感想です。
まずですね~
ニッチェの江上さんが、めちゃくちゃいい声で歌が上手いのに驚きました。。
というか芸人の方って歌上手い人多いですよね。
あっこゴリラさんはラッパーということだけど、さすがで、存在感抜群でした。
遅れてきて登場で、さらに途中楽屋に行ったりと、なかなか自由なキャラだったんだけど。
ラップとかもちろん、すごかったしね。
それから、主演の横山由依さん
すごく透明感のある方だなと。。。
私の中で、AKBは最初の方の方たちで終っているので、初めて見ましたが。
そして彼女の妄想の中という設定だから、なかなか難しい役柄でしたが、
なんなくこなしていました。卒業されるとのことなので、今後は大島優子さんみたいに
芝居に進むのかなあ・・・・
あと、エビ中の中山莉子さん
彼女は、むかつくくらいのぶりっ子を演じてたけど、本当はどういうキャラなのか
わからないので。。。ただ、この役のきゃらは見ててムカつきました(笑い)
うるさいし。。。めんどくさい!
で、、、歌が申し訳ないけど、下手で聞いてられなかったのが残念だった。そこはもう少し
がんばってください。
ももさんは
歌が本職の方だからね・・・後ろで演奏されてた小春さんも含めて、
この芝居の音楽性を担ってましたね。
そしてrikoさん
ねもしゅーさんの舞台では、ここのところ毎回のように登場されてますが
すごくいいんですよね。キャストの心の中を表現されてて、
ついつい見入ってしまってました。
最後にねもしゅーさん。
記者会見の方のねもしゅーさんもよかったけど、私は、最後のスタッフの方の
ねもしゅーさんが好きだな。ちょっとねもしゅーさんの本音も出てるのかな?なんて
思っちゃったりして。
それにしても、セリフとかもあるある!とかの同調多いし、
ねもしゅーさんの頭の中見てみたいです