「最後から二番目の恋 2012秋」感想

「最後から二番目の恋　2012秋」

連ドラのときから大好きで、ずっと見ていましたので、今回スペシャルがとてもうれしかったです。
期待を裏切らない、楽しく面白く、そしてほっこりしていました。

千明と和平は、そのまんまでしたね。連ドラからのキャラがそのままそこにいるって感じがすごくよかった。
特に何もかわらない日常、少しずつは動いているけど、でも大きく見たら、彼らは全然変わらずにそこで生活してるってのが心地よかった。

千明は連ドラの低視聴率の責任を取らされて、干されてて・・・・苦手なサスペンスものを担当しなくてはいけなくなったり・・・
和平は、昔の部下が上司になって、面白くないし・・・
ちょっとは周りは変化しているんですけどね。

連ドラで出てきた新キャラは、わがままな脚本家の灰田（リリーフランキー）さんと、鎌倉在住の小説家の向坂（萬田久子）さん。
このキャストもとってもいい。このドラマの世界観にあっている。

で、長倉家の面々も相変わらずだしね。。。千明と和平のかけあいも相変わらずだし。。。

見終わって、なんか幸せな気分になりました。こういうドラマもたくさん作ってほしいな～

同世代の私は、いろんなセリフもいちいち、そうだそうだとか共感できたり、感心したり、あと突っかかったりね。楽しいんです。
そうそう、私も千明と同じで、鞄の中で、Suicaが行方不明になったり、携帯が行方不明になったり、、、しょっちゅうです（笑い）

真面目な和平が初めて仕事をさぼって（無理やり千明にそそのかされて・・・）昼間からビールを飲むとことか面白かったな～中井さんがホントうまいんだよね。
二人は恋人よりも親友というか悪友って感じだよね。お互いに「おっさん同士」とか「おばさん同士」とか言ってたけど。
でも、なんだかんだいっても、お互い大切な存在になってきて・・・
和平は、向坂先生にせまられても「大切な人のために大事にしておきたい」ってお断りするんだよね。それをたまたま聴いていた千明。自分のことだって気づく。千明の友達もそれを察して、席をはずす。ここのシーンはすごく丁寧に描いてたし、とてもよかったです。
そのあとのホテルを取ろうとドタバタが、またこのドラマの面白さではありますけど（笑い）

万理子ちゃんも脚本家を目指してがんばっていくようだし、エンジェル真平もちゃんと向き合ってくれる彼女がいるし、
典子一家も一応はうまくいってるみたいだし（ハワイホントにいくのかな？）
どのキャラクターもしっかりと描かれてましたね。

また1年後くらいに、この人々がどうなっているかを見たいな。
ぜひぜひ、お願いしたいです。