水冷エンジンを積んでいる旧車にとって宿命なのが水周りの「お漏らし」です。
昔の車のホースは今時のクルマのモノと違って硬く、柔軟性が低いので、経年でポッキリ亀裂が入る事は珍しくないのですが。
また、水冷エンジンの場合は冷却水の沸点を下げるためにラジエターキャップで圧力がかけてある事と、クーラント(LLC)の組成分子が水よりも小さいので漏れやすい事も気を付けなければならない所です。
なんて、今日はKPC30(ローレルHT)の水周り修理です。
このローレルに付いているウォーターポンプは純正でもHT用ではなく、セダン用のモノのようで、ホースの取りまわしが違っています。
で、マニホールドとウォーターポンプ、ヒーターの中間にある三つ又のジョイントに腐れがあり、また、ウォーターポンプからのホースが純正では前後異径なのですが、前のオーナーさんが無理やり同径のを、水道用ホースの端切れを突っ込んで片側の径を調整して使っていたんですね。
その水漏れがちょうどオルタネータの上で起こっていて非常に具合が悪いので、ホームセンターでナイロン66製の三つ又異型ジョイントを買ってきて、耐熱テストを行ったうえ、ウォーターポンプからのホースは曲がりの関係でバイクのスズキ・スカイウェーブ用を流用して取り付けです。
また、クーラーコンプレッサーをよけてまわっていたラジエターホースが亀裂でお漏らししていたので、フェアレディ用(SR)のリプロ品を使って修理です。
それと、室内にいってヒーターバルブの周りがお漏らしでデロデロになっていたので、一度全てを取り外し、バルブ内部をクリーニングし、ヒーターコアの耐圧試験を行った後にサニーB10用のホースが手元にあったのでそれを使って接続しました。
最後に、ヨレていたラジエターキャップを交換、補水エア抜き、おまけにリザーバタンク代わりにペットボトルを取り付け、水漏れ確認で修理完了です。
水温も安定し、夏場も十分走れるクルマになったのですが・・・。
別のクルマ、スバル・レックスくんが壊れてしまったんですね~(笑)
ホイールシリンダーの交換をしようかと思っていたところへ、シリンダーの調整装置の固着とシューの剥がれで左前輪が効きっぱなしになってしまいました~あはは。
では、また。
昔の車のホースは今時のクルマのモノと違って硬く、柔軟性が低いので、経年でポッキリ亀裂が入る事は珍しくないのですが。
また、水冷エンジンの場合は冷却水の沸点を下げるためにラジエターキャップで圧力がかけてある事と、クーラント(LLC)の組成分子が水よりも小さいので漏れやすい事も気を付けなければならない所です。
なんて、今日はKPC30(ローレルHT)の水周り修理です。
このローレルに付いているウォーターポンプは純正でもHT用ではなく、セダン用のモノのようで、ホースの取りまわしが違っています。
で、マニホールドとウォーターポンプ、ヒーターの中間にある三つ又のジョイントに腐れがあり、また、ウォーターポンプからのホースが純正では前後異径なのですが、前のオーナーさんが無理やり同径のを、水道用ホースの端切れを突っ込んで片側の径を調整して使っていたんですね。
その水漏れがちょうどオルタネータの上で起こっていて非常に具合が悪いので、ホームセンターでナイロン66製の三つ又異型ジョイントを買ってきて、耐熱テストを行ったうえ、ウォーターポンプからのホースは曲がりの関係でバイクのスズキ・スカイウェーブ用を流用して取り付けです。
また、クーラーコンプレッサーをよけてまわっていたラジエターホースが亀裂でお漏らししていたので、フェアレディ用(SR)のリプロ品を使って修理です。
それと、室内にいってヒーターバルブの周りがお漏らしでデロデロになっていたので、一度全てを取り外し、バルブ内部をクリーニングし、ヒーターコアの耐圧試験を行った後にサニーB10用のホースが手元にあったのでそれを使って接続しました。
最後に、ヨレていたラジエターキャップを交換、補水エア抜き、おまけにリザーバタンク代わりにペットボトルを取り付け、水漏れ確認で修理完了です。
水温も安定し、夏場も十分走れるクルマになったのですが・・・。
別のクルマ、スバル・レックスくんが壊れてしまったんですね~(笑)
ホイールシリンダーの交換をしようかと思っていたところへ、シリンダーの調整装置の固着とシューの剥がれで左前輪が効きっぱなしになってしまいました~あはは。
では、また。