いろいろと試してみた、毎日。

趣味のクルマ・バイク中心ですが、他にもなんだかんだやってます。

ホンダ CRM50 (AD10)

2022年05月03日 | 日記
突然ですが、ホンダです(笑)
初販のCRM50Jに続く2代目、CRM50Lですね。




もう、この車体も購入後25年は経ってるかな、たまたま寄ったバイク屋さんで中古で在庫していたもの。
CDI交換によるリミッターカット以外はノーマルでした。

シートは破れていたのでバイク屋さんで交換してくれたもの、純正ですが後期のシートです。
当時のモノなので、だいぶヤレてますけどね(笑)



今まで使っていたコレダ君をOHするためにお乗り換え。
長らく保管していた車体を整備すると同時に、各所手を加えています。

フロントフォークのケースがだいぶ白サビでヤレていたので、除去のついでに塗装。
使った塗料はタイホーコーザイ(現イチネンケミカル)のアンダーコートの白。



白塗装でアクセントの意味もあり、保護の意味もありで。

フロントタイヤはディーストーンD982、サイズは2.75-17、純正はダンロップK860の70/100-17ですが、換算値で純正より1サイズ上げてます。
フォークシールも交換、オイルは若干硬めのG15。

フロントブレーキホースはケースとの摩擦で擦れるので、コルゲートチューブを巻いています。



ハンドルバーにはナックルガード装着、どこのメーカーだったか失念(笑)
アルミのガード本体と樹脂カバーは別メーカー、汎用のものを若干加工して取り付けてます。




これを付けて前からバイクを見ると、トナカイみたいに見えるので、勝手にこのバイクの愛称は「トナカイさん」(笑)

リアタイヤも純正より1サイズ大きめに交換、純正はダンロップK860の90/90-14。
ブリジストンのトレールウイングTW8、サイズは3.00-14です。



リアのチェーンガードスライダーなんですが、純正は硬質ゴム製、劣化で崩壊脱落してしまったので、適当なホースと水道樹脂パイプで自作。



必ずお買い物に使うので、リアキャリアを追加。
kenwellのアルミリアキャリアに、明邦化学工業のカスタムセブンの組み合わせです。



リアボックスはもう少し大きくてもよかったんですが、車体とキャリアがナローなのでコレという理由(笑)
それと、排気サイレンサーの先に耐熱異径ホースを装着。



いや、けっこう油が飛ぶんですよ・・これ付けてないとリアキャリア周りがすぐに油汚れで真っ黒に(笑)
まあ、外観などのカスタムはこんな感じですね~。

エンジン(腰上・腰下)はOHした以外は手を加えていません、ノーマルのまま。



イジらなくても十分な出力のエンジンですし、CDIもレーシングタイプですから。
吸気だけ純正タイプの社外スポーツフィルターに交換、それだけでもスロットルを開けた時の瞬発力は抜群です。

キャブもOHのみ、完全なノーマルです。



こんな感じですね~。
ホンダらしい2スト、神経質な構成も挙動もない、乗りやすく非常に熟成されたオフロードバイクですよ(笑)

では、また。
コメント (2)
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どうしたんだろう・・。

2022年05月01日 | 日記
予告ですが、この記事の次はヤマハ・ギア(UA08J)の整備作業の記事です(笑)
それはおいといて・・・。

ウチの奥さんが乗っているクルマを車検に出したんですね。
で、しばらく乗っていると・・奥さんが調子悪いと。

これ。
マニュアル車しか乗れないので、奥さん(笑)



なんかなーと思って見て見たんですね、点検。
症状はアイドル時のエンジンの大きな振動と回転のブレ、スロットルを開けた時の異音。

前にあった故障は、2番のイグニションコイル(Keiはプラグソケットと一体型)不調と進角センサーの不調。
点検したら今回は異常なし、で、まさかオルタネータの発電不良かなーっと。

しかし、10万km以上走っている車でリビルドに交換したばかり。
試しにスロットルを開けるとオルタネータの周辺からキューキューと異音。

そしたら原因はファンベルト。
車検時に交換していたベルト(4PK810)の山が激ヤセ・・。

オルタネータのケーシングに削れたベルトの粉がたっぷりと付着していたので、すぐにわかりました。
さらにベルトを若干捻じってみると、パリパリと加熱劣化の症状、なんだかなー。

K6Aの場合はバンパーを外し、エアコンコンプレッサーの固定を緩めてエアコンベルトを外さないと交換できません。
まあ、それでも交換作業はカンタンですけどね(笑)

バンド―の新品に再度交換、張りを調整して不調は解消。
要はベルトの痩せによる緩みで発電不足、バッテリーの充電量もギリギリでした。

奥さんに聞いたら、症状は車検直後あたりからあったと・・。
何で言わんの(笑)

まあ、クルマ屋さんに出して不調になった事は何度かあるんですね。

一番ひどかったのは、SJ30のエンジンオーバーホールをディーラーさんにお願いした時の事。
走行中、カリカリとエンジンからずっとノッキングしているので再度ディーラーさんに行き、点検。
異常なし、回転上げて乗って下さいと言われ、以前そんなことないぞとヘッドを開けたら、なんと吸排気を逆にピストンが組んでありました。

バイク屋さんの場合はもともとがダメだろコレという感じ。

2ストのコレダ君の新車を有名バイクショップで購入、慣らしでプラグがあまりにも白焼けするので補償内点検。
キャブを点検・調整して異常なしとの事、ところがロクに走らないうちに抱き着き。

もうショップはいいやと自分で点検、原因はエキゾーストガスケットの変形と、パイプ固定ナットの緩みでの外気の吸い込み。
点検渡しの新車ですよー、点検してないだろ(笑)

スーパーカブC102の中古をショップで購入、エンジンオーバーホールと外装パーツ交換前提で契約、それに見合った金額をお支払いしたんですが、バイク引き渡し直後からオイル漏れ、点検してみると全然オーバーホールしていないし、傷んだ外装パーツも交換はしてあれど色違い(笑)

クレームを言うと、「キャブはオーバーホールしました」って、ただの清掃だけでパッキンすら交換してないですよー。
キャブを開発したと標榜するショップだったのですが、あまりにも杜撰な対応でびっくり。

次の記事で紹介するギアも、ショップで中古で購入したものだそうなんですが、購入時2万km弱、その後1000km弱走行でウォーターポンプのシールがご臨終、エンジンオイルは吹いてるわ、水混ざってるわで、いくらで買ったのって聞いたら、新車とあまり変わらない18万円・・。
ちなみにそのショップは閉店したそうです。

本音言ってしまうと、最近どうしたのって感じなんですよ。
そういった杜撰な整備か販売で泣き寝入りされた方の相談も多いので・・。

昭和時代のクルマやバイクはとにかく調整が必要で、クルマのクセや整備士の技量がおもむろに調子に出たんですが、プロの技量と加工で直しちゃうよって事が多く、金額もそれに見合っていました。

最近見て感じるのは、金額はそれなりかそれ以上に支払っているんですけど、見て見ると初歩的なミスで故障していたり、手を入れなければいけない箇所を整備せず、いわゆる「手抜き」で引き渡しているケースが多々あるんですね。

私もディーラーさんやらショップの方と面識があり、良心的なお店もあるので全部が全部とは言わないのですが、利益や工数、人材の経験と技量に起因する事情と、安くもっとというユーザーにも問題がありそうです。

私の様なメカニックは昭和の遺物みたいな人間ですが、クルマやバイクは出来がよくなったのに、やっぱりモノがあふれて変わっちゃったのかな?という懸念があるこの頃です。

では、また。
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