いろいろと試してみた、毎日。

趣味のクルマ・バイク中心ですが、他にもなんだかんだやってます。

廃車を整備してみる(その4)

2013年01月27日 | 日記
ブレーキ屋さんからパーツが戻ってきました(笑)
それと、頼んでおいたカップなどの新品パーツも一緒にです。

週末、日和も良いので少しずつですが、整備開始です。

前回の、タイロッド・アームのボールジョイント部分のブーツはその前に交換しました。



まあ、こちらの整備は特に障害も無く、使う特殊工具は、スプリングコンプレッサーとギアプーラ(3inch)ぐらいです。

特殊工具なんてお値段高そうに思えるかもしれませんが、私の所有しているのはホームセンターで購入した、せいぜい千円から二千円の間くらいの安物工具です(笑)

ちょっと面倒だったかな、というのはロアアームの取り外しですかね~。

3inchのプーラーでもナックルのサイズが小さいので、斜めに工具が掛けられる位なんですね。
で、適当にギアプーラのパーツを利用して、それに合わせて小さく改造した事ぐらいです。

まあ、素直だと当てハンで抜ける場合もあるんですが、今回はダメでしたね。

肝心のブレーキ周りですが、やっぱり残留していたフルードが粉末化してシリンダ周りにこびり付いてました。



それはそれは、ブラシでこすると錆と一緒にオカラの様にボロボロと・・・。



シリンダは大抵固着しているので、取り外して潤滑材に漬けて気長にピストンが緩むのを待ちます。

で、ホイールシリンダも固着していますが、同様にマスターもですね。
画像はカップを取り除き全体をキレイにした後ですが、これはアスコ(アイシン)製です。



純正のリペアキットなんて既に製廃ですので、これも現在入手できるモノで復元します。
ちなみに、フロンテのブレーキシリンダーサイズは、マスターが3/4、ホイールが前後共7/8です。

参考ですが、下の画像はニッシン製の純正リペアキットです。



両メーカーでの相違点は、ピストン形状とその全長、チェックバルブの形状と、それに合わせてスプリングの末端径が若干違います。

それと、ピストンロッドの所のブーツの全長(ブーツがはまる位置)も違いますかね。

まあ、コイツのピストンも抜けなくて、適当な金属ロッドをオシリから突っ込んで叩き出したんですよ。
ただ、あまり無理やり抜くとシリンダの内壁を傷めかねないので、少しずつ、潤滑材を吹きつつですけど。

抜いたら抜いたで、中はフルードのオカラだらけでした(笑)

では、また。
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廃車を整備してみる(番外編)

2013年01月06日 | 日記
フロンテ君のブレーキをバラす時に前輪のブーツを試していたのでそれなんかを。



旧車で必ずヤラレているのがゴムパーツ。
ブッシュ、ブーツ、ブレーキカップなんかですね。

特に、足回りのグリスアップが当たり前だった時代のクルマの下回りは、大抵ブーツが破れるか溶けています。

このクルマも例に漏れず、タイロッド、アッパ・ロアアームのブーツがヤラレていました。




で、手持ちのパーツで合いそうなモノがあったので、まずはタイロッドに付けてみたのが下の画像です。



ちなみに取り付けたのは純正品でなく、適当な汎用ブーツです。
純正品なんて、とっくにメーカーから出てきませんし、ムキになって純正品を探すより、こういった汎用品の方が手っ取り早く入手・修理できるので重宝しますね。

しかし、ブーツのサイズ・形状の確認はなるべく現物確認が間違いないですかね。
後は、ブーツの上・下穴寸法、ハイト、後は叩き込みかリング装着かの違いなども。

ブーツの類はそれで判断するんですけど、ベアリングなどの規格品は、パーツに刻印されている記号で同等の汎用品が機械屋さんで入手できる場合もあります。



まあ、パーツを探すのもクルマ趣味の楽しみのうちなんですけどね。

では、また。
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