いろいろと試してみた、毎日。

趣味のクルマ・バイク中心ですが、他にもなんだかんだやってます。

スズキ RG50(空冷・初期型) 燃料タンク ステンシル打ち。

2024年05月26日 | 日記
燃料タンクを仮付けしているので、ついでにステンシルを打ってしまおうかと。
真っ白のまんまだと面白くないですし、自作ならお金もかからないですからね(笑)

タンクの塗装にアンダーコートを使用しているので、基本上塗りは不可なんですが、ステンシルマーク程度なら十分塗れます。

で、アルファベットで「SUZUKI」にしようか、スズキの「S」マークにしようか迷ったんですが、「S」マークの方がシンプルなので採用。
適当にネットで拾った「S」マークを画像ソフトでサイズを調整、タンクとマークの大きさの相性を確認して決定します。

で、印刷したのがこちら。
ちなみに紙は100均の4ツ切り画用紙をA4サイズに切って使用しました。



これはちょっと大きかったので、もう少し小さめにしたものを使用。
「S」マークは切り抜くのでグレースケールで印刷しています。

図案をカッターマットに置き、精密ナイフで切り抜き加工したものがこちら。
使用後の状態ですけどね(笑)



この図案の場合、切り抜き後に白矢印の部分が浮いて遊んでしまいます。



ステンシルは図案が塗装対象物に密着していないとエッジの部分が「ボケ」になってしまいますので、ここをちょっと工夫。
ステンシル原紙を平らな面に置き、塗る側からミシン糸を浮いてしまう部分に張り(黄矢印参照)、糸の両端をテープで仮止めします。

そして、ステンシル原紙と糸が密着している部分に木工用ボンドを綿棒で塗り、紙と糸を固定します。
こうすると、タンク外形が凸曲面になっていますので、ステンシルを貼り付けた時に図案の浮いてしまう部分が密着するようになります。

ボンドが十分に乾いたら使用可能、タンクの任意の場所にステンシルの図案位置を調整した後にマスキングテープで固定、吹付けにスプレー缶を使いますので、ステンシル紙周囲には、塗料の飛散を防止するために養生を行います。

ステンシルをテープで固定する際、図案のエッジが対象物に密着しているかが重要。
で、実際に打ったのがこちら。



アンダーコートの塗膜が凹凸がある仕上がりですので、1回塗りでは十分に塗料が入り込まない為に軽く2回塗り。
塗料は300円程度のアクリルラッカースプレー缶、つや消し黒です。

マークを打ったら、ちょっとカフェレーサーっぽい感じの印象に(笑)
ステンシル一つだけで雰囲気が変わりますね~。



では、また。
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スズキ RG50(空冷・初期型) リニューアル。

2024年05月25日 | 日記
燃料タンクのFRP樹脂補修の記事の途中ですが、同時に車体のリニューアル工事(笑)
まあ、ほぼほぼ終わっちゃったんですけどね。

こんな感じで仕上げてみました。





前はこんなんでした。





黄色が白になっただけかも(笑)
しかしまあ、前のオーナーさんの樹脂部品の塗装がいい加減過ぎて再塗装には苦労しましたが、下地が悪すぎて出来は良くないですね~。

年数が経ってサビもだいぶ出てましたし、タンク同様、前回それほど手を加えていなかった部分もあるのでリニューアル。
まずはホイール、サビ取りの後、ハブはシルバー、スポークはシルバーとつや消し黒のグラデーション、リムはつや消し黒で塗装。



元々状態の悪いホイールなので、補修前提でシルバー・つや消し黒は安いラッカー。
但し、サビ取り後にミッチャクロン吹付け、ハブとハブ周りのスポークの一部のみソフト99のアクリルクリヤーを吹いて仕上げてます。

リヤタイヤはIRC NR74 2.50-17 38L WTに履き替えました~。

フロントホイールの塗装も同様、タイヤはIRC NF63 60/100-17 33P WTに履き替え、メトリックですがサイズはインチの2,25-17相当です。



フロントフォークもサビが酷かったので、こんな感じで。

青矢印の部分は防錆皮膜(フィルム)塗布、塗装してしまうとフォーク分解時に抜けにくくなっちゃいますのでこのカタチ。
黄矢印の部分はアウターの摺動範囲外なので、ミッチャクロン → ラッカーシルバー → ソフト99 アクリルクリヤーの順で塗装。
黒矢印の部分はアウターの摺動範囲なので無加工のまま、磨き上げ。



ターンランプは安いの付けてたんですが、今回も金属製の汎用で安いの(笑)
前のはボディがプラスチックだったので、車庫入れでちょっとぶつけたら折れちゃいました。



購入時、バルブが12V21W T10口金でしたので6V8Wに交換、フロント左右のアースが不十分だったので配線をランプ基部に追加しました。

あと、シートのベースカウルとシートをそのまま組み上げると隙間が所々空いてしまって目立つので、隙間テープをベースに貼って対処。
青矢印が隙間テープですね。



隙間テープとはいっても、耐候・耐熱性のEPDMゴム主成分のエプトシーラーという気密パッキンです。



このテープ、かなり優秀で車のバイザー部分の隙間などにも使用していますが、露天駐車でも5年以上経年劣化が見受けられません。
復元力も高く、厚みや幅でいくつかのバリエーションもあり、応用性が高いので重宝しています(笑)

流用でもう一つ、リアフェンダーなんですが、取付け部や配線でいくつかグロメット(ゴム部品)を使用しています。



純正で問い合わせるのも買うのも面倒なので、これはホームセンターで購入できるグロメットで代用。
こんなのですね。



袋の裏面に内径・溝径・外径が説明されていますので、溝径が取付けの穴の直径にほぼあっていれば使えます。
手に入りやすく、サイズも豊富で応用がきくので便利なアイテムです。

結構、再塗装にあちこちラッカースプレーを使用していますが、ラッカースプレーは乾燥が早く、短時間作業に適しています。
ラッカー塗料の特性上、発色は良く手軽に塗装できるのが利点ですが、乾燥時に塗膜の痩せがありますので2回以上の塗り重ねを必要とします。

昔とは言っても戦前戦後の自動車塗装はほとんどがラッカー仕上げで、塗装職人さんが板金に一生懸命塗り重ね、丁寧に磨き上げて仕上げていたくらい。
当然、クリヤー仕上げなんて無い時代ですよー、塗膜の耐候性も強くはないので劣化も早く、補修塗装は当たり前。

車輛系は焼付塗装が塗膜が強靭でベターなのですが、適当なDIY修理(塗装)ですし、どこでも売っていて安価で補修しやすいラッカースプレーはお気に入り。
今回使ったラッカースプレーも税込300円ちょっとで、つや消し・つやありクリヤーが600円くらい。

スプレー缶の方が作業の小回りも保管も利きますから、私は大のメンドくさがり屋なのでいつも作業は短時間決戦(笑)

タンクはまだ仮付け、補修過程の続きは次回あたりでご覧あれ~。
では、また。
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