いろいろと試してみた、毎日。

趣味のクルマ・バイク中心ですが、他にもなんだかんだやってます。

廉価エンジンオイル。

2023年04月15日 | 日記
私のワークス君も積算走行17万km、高速走行も難なくこなして快調です(笑)



エンジンオイルはマメに交換、どこでも売っている廉価オイルなんですが、ちょっとそれで遊んでみました。
適当なメーカーのエンジンオイルを使用してみて、どれが相性が良いかなんて(笑)

使用車はスズキ・アルトワークス(HA22S、K6A・T/Cツインカム、積算走行17万km)、通勤&街乗りで3千km交換。
ちなみに、メーカー推奨オイルはスズキ・エクスターオイル ターボ 10W-30(SJ/GF-2)の鉱物油。

最初に使ってみたのがこれ、シグマ・パワークリーンSL 5W-30(ガソリン車用)。
鉱物油+VIHIの部分合成油、3Lの軽自動車向けもあります。



購入当時で2,189円(税抜)ですが、これがまたよくスムーズに吹け上がってレスポンスの良いオイルでして(笑)
交換時まで安定したエンジン回転、排出オイルは鉱物油のようにかなり黒くなりますが、メーカーでもスポーツ車向けと謳っているだけあります。
ただ、現在では販売終了になってしまったのか、手に入らなくなってしまいました。

お次はこれ、モノタロウPBの5W-30 SM/CF(ガソリン・ディーゼル両用)。
全合成油、4L缶販売で3L缶はありません。



以前は1,800円程度の販売価格だったのですが、どんどん値上がりしてしまって現在価格2,690円(税抜)・・。
3L缶は現在販売していない為、軽自動車ユーザーには購買メリットが薄れてしまったのが残念。
使用感は交換時まで安定したエンジン回転、静粛性が優れた吹け上りが特徴で、長距離の高速走行で使用しても問題はありませんでした。

そして、ここで一旦、鉱物油のエンジンオイルにシフト、オートバックスPBのスクープ 5W-30 SN(ガソリン車用)。
鉱物油、3Lで2,280円、4Lもあります。



他の部分合成・全合成油との比較で使用したオイルなのですが、走行1,500kmを越えたあたりからブローバイが目立ち始めました。
マフラーテールに白い紙をアイドリング中にあて、スス(油汚れ)がどれくらい付着するかで判断しています。
ブローバイが鉱物油特性由来のものなのか、ヘタりによるものかは判断できませんが、他のオイルではこの現象はありません。
吹け上り、エンジン回転も問題はないのですが、若干エンジン音が大きくなる傾向があるようです。

オートバックスPBオイルなら部分合成油のアバンテの方が良いかも。
ただ、お値段が2,880円(税抜)と若干割高になってしまいます。



最後はコレ、カインズPBの軽自動車用、5W-30 SN(ガソリン車用)。
全合成油、3Lで驚きの1,580円(税抜)、4Lもあります。



最近はホームセンターPBで全合成オイルが廉価で販売されていますが、これはその中の一つ。
使用感はシグマとモノタロウを足して2で割った感じ(笑)
コスパと使用感ではこれが今のところ相性がいいので、このオイルを使用しています。

廉価オイルで全合成と謳って販売されているものは、鉱物油を高度水素分解精製したG3・VHVI(HIVI)100%と思われますが、このオイルの方がコスパ・性能的にも良いようです。
原付スクーターでも全開走行の多い条件で、鉱物油と全合成(VHVI)使用では、エンジン内スラッジ発生と交換頻度、エンジン耐久性にかなり差が出ていました。

ちなみにですが、私の場合、部分合成・全合成オイル(VHVI基油)は平成以降のクルマに、それ以前のクルマ(旧車)には鉱物油と使い分けています。
全合成を旧車に使用してのシール攻撃性の心配はほとんどないのですが、あえて鉱物油を旧車に使用するのは成分中のメタルへの効用、ブローバイでのマフラー保護(排気水分での発錆を抑える)理由からです。

以上、私個人の整備経験からくる主観でしたが、ご参考までにどうぞ(笑)
では、また。
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