いろいろと試してみた、毎日。

趣味のクルマ・バイク中心ですが、他にもなんだかんだやってます。

ダックス(ST50)がお邪魔しにきました、の続き。

2016年08月31日 | 日記
ということで、ダックスくんの修理続き。
まあ、状態はそんなに悪いモノではなかったので、全体的に難易度低めです(笑)

マグネトーホイールまわりから。

ホイールを外し、ネジ2本で止まっているコイルベースもいったん外します。
というのは、コイルベースの奥にクランク軸のオイルシールがありますので、一番先にそれを交換するんですね。



このST50は日立製のマグネトーですので、メーカー対応の新品ポイントに交換。



念の為、コンデンサーも新品に、これは配線がハンダ付けですので、コテを使って付け直してやります。



ポイントギャップを合わせる場合は、ホイールの(T)刻印を確認します。
そして、ケース側のマーキングと合わせ(下の画像は合わせている状態)、ギャップを所定に調整します。



このST50は、シックネスゲージでギャップが0.3mm程度でした。
点火時期を見るのにはタイミングライトを使用しましたが、アイドリング時にケースのマーキングが(F)刻印を指していればOKです。

このバイク、なつかしいセレン式のレクチファイヤーが載っているので、点火系の確認の際は火花が飛ぶかヒヤヒヤものでしたが(笑)



電装系はポイントとコンデンサーを交換したくらいで、他のパーツは無事機能しました。

あ、左ハンドルのディマースイッチは劣化が醜くて交換しましたね(笑)
下側に写ってる古いのは、ノブも取れちゃってスイッチ全体が粉吹いてます。



フロントブレーキワイヤの中間にあるストップスイッチも、雨ざらしだった割に珍しく機能していました。



フレーム横に付いているメインキーシリンダーは、オーナーさんによってキーに付けてるアクセサリーの重さでガタがきて接触不良になっている場合があるんですが、このシリンダは健全でしたね。



燃料タンクはフレーム内に収められていますので、いったん抜いて洗浄、サビ取り。
口金パッキン類はヒビで劣化していたので新品に交換。



ワイヤーは動きの渋かったスロットルと固着していたクラッチの2本を交換。

クラッチのアームが上がりっぱなしで放置されていたのでスプリングのヘタリが気になりましたが、クラッチのスベリもなく、カムのグリスアップとリターンスプリングの交換で十分機能しました。



エアクリーナエレメントは角型ウレタンフォーム、付いてたのはもう経年でボロボロ(笑)
これも新品に交換。



そして肝心のシート。



画像のとおり、純正で付いている表皮は端部がゴム絞り(かぶせタイプ)でリベットで固定しているのですが、このタイプの表皮が今回入手できませんでした。
そこで、代用でタッカー止めタイプの純正表皮が入手できましたので、この端部を袋状に手縫い、耐候性の園芸用樹脂ロープ(太さ1.5mm)を同時に縫い込んで、シートを絞れるように加工したんです。

で、できあがりがこちら(笑)





リベットは安価品の鉄メッキ、スピードナットタイプです。



シートベースにかぶせた後に絞れるようにしましたので、張り・向きを調整できますし、純正とほぼ変わらずにこんな感じで装着できます。



で、だいたいのところで試運転なんですが、アイドリングがエアスクリュを調整後も安定せず(笑)
というのは、どうもスロットルを開け閉めすると高くなったり低くなったりで。

原因を調べたら、どうもキャブのトップキャップとケーブルホルダーにガタがあり、それがケーブルの動きで隙間からエアを吸いこんで不安定になるようで。



ラバーキャップの劣化かな~とイジってはみたんですが改善しないので、トップキャップとケーブルホルダーとの組み合い面にOリングでガタが出ないようにしてやりましたら直りました(笑)

あとはスロットルグリップのクセ。

このST50、スロットルワイヤーがハンドルパイプの中をくぐってまして、螺旋状の溝を切ってあるスリーブでワイヤーヒンジを動かすんですが、抵抗が大きいらしく、キャブのスロットルバルブスプリングのテンションだけでは戻りが悪いんですね。



オマケに新品のハンドルグリップもキチンと嵌めると端部が抵抗になってさらに戻りが悪くなるという(笑)
汎用のハイスロなんかで改善させちゃう手もあるんですが、今回は現状のまんまで。

まあ、こんな感じでだいたい終わり、完成のお姿は次回(笑)
では、また。
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ダックス(ST50)がお邪魔しにきました。

2016年08月20日 | 日記
ひょんな事から、こんどはダックス(笑)
頼まれモノですが、6V仕様のST50K2型、アップマフラーと一体型ハンドルのマニュアル4速。

駐輪場に長らく置いてあったらしく、屋根は一応あったのですが雨ざらしだったようで。
まずは各所を確認して傷みが確認できるパーツを発注、分解に入ってあとは追いかけで発注という手順で修理することに。

放置でしたので、当然バッテリー、ポイントはご臨終、オイルシールも痛みが激しく、燃料タンクも内部にサビだらけという、まさに不動車(笑)
オマケにクラッチワイヤーは固着でアーム上がりっぱなし、こりゃエンジン本体も怪しいかな・・なんて。

とりあえず、パーツが入手できるまでにできるところをやってしまおうと、フレームと足回りから。





フロントフォーク、リアスイングアーム周りはグリスアップ程度で済んだのですが、ホイールが・・・。
タイヤがリムと固着してて外れないんですよ、おまけにチューブを抜いたら中から水分とサビが出るわ出るわ(笑)

仕方が無いので、状態を依頼者にお伝えして、現状で使えるだけ使って交換という事で折り合いが(笑)
タイヤとチューブは十分使えるので、できるだけホイール内部のサビを取って、水分を飛ばして再利用です。



シートも完全に表皮が切れてますので、これも交換ですが、ベースが傷んでいると張り替えても抜けますのでそれを確認します。



キャブも一通り分解、パッキン類は純正がセットで出ましたので、全て交換。
フュエルフィルター(スクリーン)とコックがキャブと一体になっているタイプですので、構造も作業も合理的(笑)



こんな感じで、しばらく乗れる可動状態になればいいとの事でしたので、最低限・低予算で修理を進めていきます(笑)
では、また。
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