いろいろと試してみた、毎日。

趣味のクルマ・バイク中心ですが、他にもなんだかんだやってます。

ホンダ ライフ360(VA・バン) キャブ清掃

2023年05月07日 | 日記
今度はライフ君。
アイドリングでプラグが黒くくすぶる感じになってきたので、調整を兼ねて清掃など。



ボンネットを開けると、昔懐かしい形状のエアフィルターケースの下にキャブがあります。
ウエスで覆っている位置がキャブの位置、取外したので異物が入らない様にマニホールド開口部を養生しています。




キャブはダウンドラフト・ツインバレルキャブレター、ケイヒン製。
分解したら、だいぶフロート室の底に汚れが溜まっていましたので、ここはジェット類も念入りに清掃。



ガスケットは0.5mm厚、今回はパッキン紙が手元に無かったので作製せずに専門店で購入。



ほぼほぼ、原付のニードルバルブと変わらない形状のニードルバルブで油面調整しているのですが、だいぶ高めになっていました。
マニュアルでフロートは一番下がった状態、パッキン面からフロートの下部までの寸法が48mmという指示があります。



そしてフロートリップとニードルバルブが触れる位置、ここでパッキン面とフロート下部の寸法が36mmとなっています。



このキャブ、フロートリップを曲げてではなく、キャブトップにニードルバルブ本体がネジになっていまして、そのねじ込み具合で調整できる仕組み。
ニードルバルブ1回転で約5mm油面が変化します。

後はサクサク組んで、取付け試運転ですが、この指定油面から+2.5mm程度(ニードル半回転ねじ込み)でプラグ焼けと吹けがちょうどよい感じでした。
では、また。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スズキ フロンテ360(LC10) プラグコード加工作製

2023年05月06日 | 日記
ゴールデンウィーク中にクルマの調子を見ていたら、フロンテ君のアイドルが不安定。



調べてみると、以前自作したプラグコードの3番が死んでまして。




純正はとっくに出ませんので、今回も自作か代用品で交換(笑)
で、今回持ってきたのは、NGKのJA71/11用プラグコード、品番はRC-SE11です。




フロンテは1番のプラグコードが一番長く、コード部で約50cm程度。
プラグキャップ部は全然違う形状ですので、ここは切断加工で合わせます。

まず、プラグキャップ部とコードの接着を剥がします。
ドライバーなど、鋭利なものはコードの被覆を傷めかねないので、今回は接着剤に付属してくるプラスチックヘラで。



そして、キャップ根元部分でコードをカッターで垂直に切断します。
上のL型キャップが純正のねじ込みタイプです。



キャップ部に接点及びコードが残ったままですので、これをキャップを傷めないようにペンチで引き抜きます。




で、コードにキャップ部を挿入。



これを3気筒ですが、この時点とキャップ取付け後で抵抗値をテスターで計測してバラツキなど異常が無いか確認します。
これにL型のキャップをねじ込み、カバーを差し込んで終了(笑)





今回は純正キャップ使用の上記のものと、NGKの5KΩ抵抗入りキャップ使用のものの2組作製。
クルマには試しに後者を取り付けることにしました。




3気筒のコード長さ違いは1cm程度にしていますが、アイドルも安定して修理完了(笑)

今回はコード自体に抵抗を持たせたコードを加工しましたが、同じメーカー商品のウルトラの様にキャップ部に抵抗が内蔵されているものや、純正で各気筒によって抵抗値を意図的に設定している場合もありますので、購入前に加工に向いているか注意が必要です。
※ウルトラは今回の加工同様、各気筒コードの抵抗値は同一に設定されています。

で、作業中に新たな発見が・・。
エキゾーストマニホールドに何故か「SS」の刻印(笑)



まあ、このクルマ、プライベートチューンしていたそうなので、もしかしたらSS用のものに換えているかもしれませんね~。
では、また。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする