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研究結果「メールの意図が正しく伝わる確率は5割」 (HOTWIRED) - goo ニュース
友達貧乏な私と、メル友貧乏な友達との会話。
『ホントに、メール来なくてさ。』
必要なメール数件と迷惑メール十数件を受けるだけで、
本当に心踊るようなメール着信に貧しい私と。
迷惑なメールさえ乏しい友達と。
そんな三十路の女が、ふたり。
さてさて。
メールのメッセージの意味合いを、
正しく捉えている可能性は5割程度なのだという。
本人は9割方、正しく解釈できていると思っているというのに。
「感情的な論争」は、こんなところから勃発しすれ違うのだと。
送り手は自分のメッセージに込めた真意を、
書きながら頭の中で確認しているらしい。
自分の声を、書くことを通して(頭の中で)聞いているらしい。
受け手は、
そんなメッセージを気分や自分の考え方や思い込みに基づき解釈する。
そして、
それが90%は正しく理解できていると思い込んでいるようだ。
互いのズレは、
自己を中心として置くことによって生まれるというけれど。
どんなに相手の解釈を予想、
想定してみたところで考えてみたところでわかりっこない。
想像することは無駄だとは思わないけれど、
想像してもし尽くせない。
他人の心の内側なんて、わからない。
知りたいような、
でも知り得ないからいいような気もする。
「電子メール」は誤解を招きやすいものだというけれど、
誤解の種はそこいら中にゴロゴロ転がっている。
自分がいて相手がいたら、
そこには良くも悪くも生まれるものがある。
電話でも手紙でも電報でも、
会って話していても。
良くも悪くも、
生まれる何かがあるから人は誰かと交わるんだろうなんて思う。
もしも、
まったく誤解が生じなかったら。
味気ないかもしれない、人生なんて。
誤解ばっかりでも、もちろん困りものだけどね。
もつれた糸、
放っておく??
切ってしまう??
解こうとする??
私は結構、こんがらがった糸を解いていく作業が好き。