私が日舞をやっているから「たび」といえば、
『”めうがや”さんのお誂え足袋が最高』だとか。
『やはり踊り用の足袋は”五枚コハゼ”』だとか。
そういう話ではないんです。
旅ね。
特別、旅慣れているわけでも旅好きなわけでもありません。
お金が許せば旅に出たくないわけでもない、くらいの者なのです。
確か前にここでも書いたのですが、
私は『ディズニーランド』が苦手です。
ディズニーランド、のようなもの。
先方に決定権を持たれている施設のようなところでは、
どうしても楽しめないのです。
一度だけ娘と一緒に友達に連れて行ってもらったことがあるのですが、
行く前の薄い期待感が厚くなることはありませんでした。
良い意味での裏切りは、ありませんでした。
私は、やっぱり自分の意のままに行動するほうが好きなんだと思いました。
旅も、そんなようなもので、
楽しみ方を決められている中で思いっきり楽しむのはどうやら苦手です。
旅の楽しみは、
どこに行って何を見たり何で楽しんだりするか。
どこに行って何を食べるか、
そんなことはあまりないような気がします。
何処というのは方面、大まかな場所が決まっていて、
そこに何を使ってどうやって移動するか。
どんな乗り物に乗れるか。
その行動計画を、
あれこれ考えるところから私の旅は始まっていきます。
もしかしたら、
他の人なら面倒に思うかもしれない乗り換えや、
レンタカーなどの手続きがまるで苦にはなりません。
地図や路線図を見て、
どこをどう通ってどう動いていくのか。
交通費は、いくらくらいなんだろう。
そんなことをシュミレーションするのは、とても楽しい作業です。
そして行き着く先が、
たいしためぼしい観光スポットがないただの町だったり。
使う駅がマイナーな、ちっちゃな駅だったりします。
その周りを時間調整で、ぶらぶらするのも好きです。
地元の喫茶店でモーニングやランチをしたり、
そうかと思えばトーストを食べるためにだけ喫茶店を探し歩いたりします。
地元にないコンビニに入ったり。
地元では、めったにコンビニなんて利用しないのに。
お祭り用の赤い鼻緒の草履履きで町をカタカタ歩いていたら、
当然のように地元の人と思われて食事をする場所を尋ねられて。
ガイドマップ見て一緒に探したりします。
飛び込みで入った焼き鳥屋さんで、
一杯おごってもらったり。他のお客さんと一緒に飲んだり。
他所の町と、
その町に住まう人に触れる旅が私の好きな旅模様です。
ブランド品や有名処のお土産にも興味がなくて、
そこら辺の雑貨屋さんや問屋さんにフラリと立ち寄るのも好きなのです。
いつもと、ほとんど変わらない格好に身を包み、
身軽に初めての町や知らない町を動き回りながら。
その町の風景の一部になってしまうような、そんな旅が私の旅です。
あなたの住む町に出掛けてみたいです。
『”めうがや”さんのお誂え足袋が最高』だとか。
『やはり踊り用の足袋は”五枚コハゼ”』だとか。
そういう話ではないんです。
旅ね。
特別、旅慣れているわけでも旅好きなわけでもありません。
お金が許せば旅に出たくないわけでもない、くらいの者なのです。
確か前にここでも書いたのですが、
私は『ディズニーランド』が苦手です。
ディズニーランド、のようなもの。
先方に決定権を持たれている施設のようなところでは、
どうしても楽しめないのです。
一度だけ娘と一緒に友達に連れて行ってもらったことがあるのですが、
行く前の薄い期待感が厚くなることはありませんでした。
良い意味での裏切りは、ありませんでした。
私は、やっぱり自分の意のままに行動するほうが好きなんだと思いました。
旅も、そんなようなもので、
楽しみ方を決められている中で思いっきり楽しむのはどうやら苦手です。
旅の楽しみは、
どこに行って何を見たり何で楽しんだりするか。
どこに行って何を食べるか、
そんなことはあまりないような気がします。
何処というのは方面、大まかな場所が決まっていて、
そこに何を使ってどうやって移動するか。
どんな乗り物に乗れるか。
その行動計画を、
あれこれ考えるところから私の旅は始まっていきます。
もしかしたら、
他の人なら面倒に思うかもしれない乗り換えや、
レンタカーなどの手続きがまるで苦にはなりません。
地図や路線図を見て、
どこをどう通ってどう動いていくのか。
交通費は、いくらくらいなんだろう。
そんなことをシュミレーションするのは、とても楽しい作業です。
そして行き着く先が、
たいしためぼしい観光スポットがないただの町だったり。
使う駅がマイナーな、ちっちゃな駅だったりします。
その周りを時間調整で、ぶらぶらするのも好きです。
地元の喫茶店でモーニングやランチをしたり、
そうかと思えばトーストを食べるためにだけ喫茶店を探し歩いたりします。
地元にないコンビニに入ったり。
地元では、めったにコンビニなんて利用しないのに。
お祭り用の赤い鼻緒の草履履きで町をカタカタ歩いていたら、
当然のように地元の人と思われて食事をする場所を尋ねられて。
ガイドマップ見て一緒に探したりします。
飛び込みで入った焼き鳥屋さんで、
一杯おごってもらったり。他のお客さんと一緒に飲んだり。
他所の町と、
その町に住まう人に触れる旅が私の好きな旅模様です。
ブランド品や有名処のお土産にも興味がなくて、
そこら辺の雑貨屋さんや問屋さんにフラリと立ち寄るのも好きなのです。
いつもと、ほとんど変わらない格好に身を包み、
身軽に初めての町や知らない町を動き回りながら。
その町の風景の一部になってしまうような、そんな旅が私の旅です。
あなたの住む町に出掛けてみたいです。