ラブミー東京アイドルズ since16.01.04

主にアイドルちゃんについて書いています

NOAH7/18ドーム

2005年07月19日 | プロレス
ジータスの中継と日テレの深夜で見る
ベストバウトは小橋対健介だと思った。途中の約5分にも渡るチョップ合戦に象徴されるように、いい意味で
バカ度最高潮の内容。この二人のキャラクターにふさわしい試合だったと思う。健介は以前と比べると明らかに
プロレスラーとして進化し、懐が大きく・深くなっている。超一流のプロレス頭の持ち主北斗と結婚し、その後
新日を飛び出したのは大正解。新キャラクターのムシキング・テリーはウルティモ・ドラゴンにしか見えないのと、
どうひいき目に見ても対戦相手のブラックマスク(リングアナのコールではムシキング・ジョーカー)のほうが
カッコいいのが残念。試合内容は、「ムシキング好きの子供を惹きつけるには十分過ぎるグレード」ではあった。
鼓太郎もマルビンもよくやった。ブラックマスクは、例えばSUWAあたりのようなファイトスタイルのほうが
それらしいんじゃないか。

真珠郎

2005年07月19日 | テレビ
昔々、古谷一行自身が横溝正史シリーズの一本として主演した作品のリメイクを見る。
なんつーか… 「真珠郎」に「八つ墓村」+「犬神家の一族」風味をふりかけたような内容だった。真珠郎が
小林王子みたいな外見なのにはちょっと萎えた。あのキャラは存在だけを匂わせ、あまり具体的な行為をするために
登場させないほうが怖さを出せると思うのだが。誠直也の奥さん早川絵美が真珠郎をやったドラマ版は、その点の
演出が上手だった。最近ドラマ化された場合の横溝作品は、犯人の独白とそれに対する金田一のシーンが、
必要以上に説教くさいというか、セリフが情緒的に流れすぎだと思う。今はドラマを作るうえでの制約が厳しく
なっているのと、アニメのように極端に記号化した表現じゃないと理解できない・しようとしない視聴者が増えて
いるのとで、「殺人はいけないんだ」ということを詳細にセリフ化しないとダメなのかも知れない。

有名な話だが、この原作には金田一は出てこず、由利先生というキャラが探偵を務めている。しばしば金田一ものは
二時間ドラマ化され、TBSではいまだに古谷一行が演じている。
俺の年代からすると安心度は高いのだが、さすがに老けた印象が強い。あとどれくらいできるだろうか。
いくら多数の作品を残しているとはいえ、横溝正史が亡くなってからもう久しく、さらにテレビ映えするような
派手な作品はあらかた手を付けてしまったあとだ。同じ作品のリメイクや、タイトル作以外に文庫に収録されている
短編をいくつかまとめ、強引に一本に仕立てたりしているケースまである。まあ、名作揃いの映画とは別物と
割り切って楽しむのがちょうどいいのかも知れない。