開演前、会場周辺に集うヲタの中に、モーヲタとして有名な杉作J太郎らしき人の姿を見たが、ただでさえ
彼のようなルックスの人が多いので、本人かどうかはわからなかった(笑)。
代々木第一体育館やそのエリアは、夢工場やら国際スポーツフェアやら、アイドルファンを長年やっている者には
思い入れがある場合が多い。この会場に来るたび、そういったものが思い出されるので、多少センチメンタルな
気分がコンサートにプラスされて悪くない気分。
コアファンからすると思うところありそうな今回の構成だが、最大公約数的な内容は、“ヲタとまではいかずとも
紛れもなくファンである層”にとってはシンプルにありがたいのではないだろうか。ちなみにこれが曲目。
メインステージ左右から客席方向に向かって花道が延び、その先にサブステージが一つずつ設置されており、
曲によってはハロプロメンバーが左右に分かれて花道を通る。花道は俺がいたファミリー席に面しており、
かなり間近な距離で対面することになる。これは十分大人な俺でもやはり嬉しいわけで、親子連れの子供客に
至っては「アイドル原体験」としてかなりパワフルな意味を持つはず。こういう局面での中澤の振るまいは
優しいイメージにあふれていて感心した。さすがベテラン。
矢口は今回一切歌唱せず、「告白ハンパしちゃってごめん」な感じで、まことと共に司会業に専念。まことが
「カッチョイイゼJAPAN」で取って付けたように「本業」であるドラムを披露(当てぶりだけど実際にできるだろう)
したあたりから推察して、矢口はしばらく寝かせて飢餓感を募らせたあと、「この年でこれを歌うのはちょっと
アレだけど」なもったいぶり方でいずれ歌うのではないか。
今回印象に残ったことを列挙していくと、
*単に底上げでそうなっただけなのかも知れないが、田中の重用場面が一挙増加。個人的にはかなり嬉しい。
*新垣はさほど目立たないがかなりかわいくなっている。小川は痩せた。
*松浦のメインコスチュームが、WWEのハリケーンみたいだった。
*曲だけでいえばベリ工のそれには、「明らかに気合い入れて作っていそう」というのがわかりやすい。
*なっちの声はキンキンしておらず、温暖湿潤気候な感じがしてとても聞きやすい。
*ごっちんは大物感が存分に出ていた。
*プロレス用語の「ポリスマン」(猪木が海外遠征するとき必ず藤原を連れて行ったのはこの役目)的なメロン。
一目置かれるのも当然な盛り上がりを演出していた。一瞬の恐怖すら感じるすごさはメロンならでは。
*今年のシャッフルユニットでは、編成はエレジーズ、歌唱はプリプリピンク、曲はセクシーオトナジャンと思った。
*振り付けに込められた意味を決してないがしろにしていない松浦や稲葉は偉い。
* 中澤・飯田・安倍・保田・後藤・石川・辻・加護という元モーニングによる「LOVEマシーン」。黄金聖闘士な、
上のランクな雰囲気たっぷり。特に歴史的にごっちんまでのメンバーとそれ以降の人とでは、日本プロレス(団体名)
を経ている人と経ていない人との違いがある。この曲を元メン専用曲として使うという選択は素晴らしい。
*モーニング娘。の新曲は、「鬼平犯科帳」のジプシーキングスや「アンダルシアに憧れて」マッチバージョン
みたいなスパニッシュギターで始まる、フラメンコをモチーフにしたもの。俺的にはものすごくカッコいいと
思うし、哀愁・泣き系で好きなのだが、一般的にはあまり受けなさそう。「大阪恋の歌」も含め、昭和歌謡的な
ウェットな路線は、今の十代・二十代にはしっくり来ないのではないだろうか。マーティ・フリードマンは
気に入りそうだが。
*この部で田中・石川他何名かがしていた髪のゆるいウェーブは今流行っているのだろうか。
*「デパート最上階の大食堂で食べる、日常よりちょっと豪華なおいしい食事」といった後味で、俺は満足できた。
新メンバー久住小春は、特に新人新人したところもなく、無難にこなしていたと思う。ただそれが、「新人=
危なっかしい初々しさを持ち、ガチガチに緊張。それを見て親心的に萌える」という先入観を持つ人からすると
不満に映ったかも知れない。今回が初ステージではないのだし、こういう経験は、ゼロと1の差は激しいが、
1と2以降とではそれほどではないものだ。
コンサート終了後しばらくして地震があった。俺は特に意図したわけでもないが原宿方面から新宿へ歩いていた
ところで、揺れたことにすらまったく気付かなかった。俺だけがそうだったのではなく、思い出すと周囲の人も
皆そうだったので、外にいて動いているとそういう部分には鈍感になるのかも知れない。
夜の部は電車の遅延も考慮して45分遅れでスタートしたそうな。電車が停まっていたため、たどり着けなかった
人もいるそうだ。
俺の中でようやく腑に落ちたこと。
ベリ工の「スッペシャル ジェネレ~ション」は、(賛同は絶対に得られないだろうが)渡瀬麻紀の「パールモンド
Kiss」に似てると思う。
彼のようなルックスの人が多いので、本人かどうかはわからなかった(笑)。
代々木第一体育館やそのエリアは、夢工場やら国際スポーツフェアやら、アイドルファンを長年やっている者には
思い入れがある場合が多い。この会場に来るたび、そういったものが思い出されるので、多少センチメンタルな
気分がコンサートにプラスされて悪くない気分。
コアファンからすると思うところありそうな今回の構成だが、最大公約数的な内容は、“ヲタとまではいかずとも
紛れもなくファンである層”にとってはシンプルにありがたいのではないだろうか。ちなみにこれが曲目。
メインステージ左右から客席方向に向かって花道が延び、その先にサブステージが一つずつ設置されており、
曲によってはハロプロメンバーが左右に分かれて花道を通る。花道は俺がいたファミリー席に面しており、
かなり間近な距離で対面することになる。これは十分大人な俺でもやはり嬉しいわけで、親子連れの子供客に
至っては「アイドル原体験」としてかなりパワフルな意味を持つはず。こういう局面での中澤の振るまいは
優しいイメージにあふれていて感心した。さすがベテラン。
矢口は今回一切歌唱せず、「告白ハンパしちゃってごめん」な感じで、まことと共に司会業に専念。まことが
「カッチョイイゼJAPAN」で取って付けたように「本業」であるドラムを披露(当てぶりだけど実際にできるだろう)
したあたりから推察して、矢口はしばらく寝かせて飢餓感を募らせたあと、「この年でこれを歌うのはちょっと
アレだけど」なもったいぶり方でいずれ歌うのではないか。
今回印象に残ったことを列挙していくと、
*単に底上げでそうなっただけなのかも知れないが、田中の重用場面が一挙増加。個人的にはかなり嬉しい。
*新垣はさほど目立たないがかなりかわいくなっている。小川は痩せた。
*松浦のメインコスチュームが、WWEのハリケーンみたいだった。
*曲だけでいえばベリ工のそれには、「明らかに気合い入れて作っていそう」というのがわかりやすい。
*なっちの声はキンキンしておらず、温暖湿潤気候な感じがしてとても聞きやすい。
*ごっちんは大物感が存分に出ていた。
*プロレス用語の「ポリスマン」(猪木が海外遠征するとき必ず藤原を連れて行ったのはこの役目)的なメロン。
一目置かれるのも当然な盛り上がりを演出していた。一瞬の恐怖すら感じるすごさはメロンならでは。
*今年のシャッフルユニットでは、編成はエレジーズ、歌唱はプリプリピンク、曲はセクシーオトナジャンと思った。
*振り付けに込められた意味を決してないがしろにしていない松浦や稲葉は偉い。
* 中澤・飯田・安倍・保田・後藤・石川・辻・加護という元モーニングによる「LOVEマシーン」。黄金聖闘士な、
上のランクな雰囲気たっぷり。特に歴史的にごっちんまでのメンバーとそれ以降の人とでは、日本プロレス(団体名)
を経ている人と経ていない人との違いがある。この曲を元メン専用曲として使うという選択は素晴らしい。
*モーニング娘。の新曲は、「鬼平犯科帳」のジプシーキングスや「アンダルシアに憧れて」マッチバージョン
みたいなスパニッシュギターで始まる、フラメンコをモチーフにしたもの。俺的にはものすごくカッコいいと
思うし、哀愁・泣き系で好きなのだが、一般的にはあまり受けなさそう。「大阪恋の歌」も含め、昭和歌謡的な
ウェットな路線は、今の十代・二十代にはしっくり来ないのではないだろうか。マーティ・フリードマンは
気に入りそうだが。
*この部で田中・石川他何名かがしていた髪のゆるいウェーブは今流行っているのだろうか。
*「デパート最上階の大食堂で食べる、日常よりちょっと豪華なおいしい食事」といった後味で、俺は満足できた。
新メンバー久住小春は、特に新人新人したところもなく、無難にこなしていたと思う。ただそれが、「新人=
危なっかしい初々しさを持ち、ガチガチに緊張。それを見て親心的に萌える」という先入観を持つ人からすると
不満に映ったかも知れない。今回が初ステージではないのだし、こういう経験は、ゼロと1の差は激しいが、
1と2以降とではそれほどではないものだ。
コンサート終了後しばらくして地震があった。俺は特に意図したわけでもないが原宿方面から新宿へ歩いていた
ところで、揺れたことにすらまったく気付かなかった。俺だけがそうだったのではなく、思い出すと周囲の人も
皆そうだったので、外にいて動いているとそういう部分には鈍感になるのかも知れない。
夜の部は電車の遅延も考慮して45分遅れでスタートしたそうな。電車が停まっていたため、たどり着けなかった
人もいるそうだ。
俺の中でようやく腑に落ちたこと。
ベリ工の「スッペシャル ジェネレ~ション」は、(賛同は絶対に得られないだろうが)渡瀬麻紀の「パールモンド
Kiss」に似てると思う。