この試合が、簡単に見られるなんて素晴らしい時代だ。
どう考えてもかみ合うわけがないのだが、カードとしてのキテレツさだけで
勝負できる部分があるのがプロレスの良さだ。両者(特に当時ああいう
ファイトスタイルだった高田)とも、当惑やら遠慮やらの複雑な心境
だったと思うが、見た感じブッチャーのほうが持ち味は出している。
どう考えてもかみ合うわけがないのだが、カードとしてのキテレツさだけで
勝負できる部分があるのがプロレスの良さだ。両者(特に当時ああいう
ファイトスタイルだった高田)とも、当惑やら遠慮やらの複雑な心境
だったと思うが、見た感じブッチャーのほうが持ち味は出している。
おそらく事前に、
”今日は流血しなくていいですよ”
という高田からの意思表示があったと思われる。
東京プロレスはたしか、石川が天龍の団体を飛び出して作った所かな・・・・。
ここら辺は離合集散をさかんに繰り返していて、人間相関図がすぐに浮かんで来ない。
毎月のように新団体が旗揚げしていた印象があります。
普通に考えて、肉体的にも充実した年齢の高田と、もう老人に近いブッチャーが戦って勝負になるわけはないのですが、
それでも「何かワクワクする」感じがあるのがプロレスの良さだと思います。
ただ、こういうカードが組まれてしまうあたりに終末感があるのも確かですね。
豊登と猪木の東京プロレスもあるのでややこしいですが、
その頃のインディーは、メンバーの順列組み合わせのサンプルみたいな感じでできたりつぶれたり、
FFFのように旗揚げ前に崩壊したり、とにかく世紀末というか爛熟した雰囲気がありました。