長い苦難の末メジャーデビューを果たしたCANDY GO!GO!。
1/20発売のそのシングルのリリースイベントが、大寒のさなか屋外会場にておこなわれた。
ボクは18時頃に現地に着いたのだが、その時点でステージ前にはほとんど人がおらず
かなり心配したが、時間が経つにつれ徐々に集まり始めて安心。
川崎で18:30開始(当初の予定。機材トラブルで遅れた)となると、都内から間に合わせるには
厳しいかも知れない。
ステージ向かいのスクリーンには、戦隊ロケ地的な場所を舞台にした「overdrive」のVが繰り返し流れている。
ちょうど一年前はこんな感じだったが、はるか昔のような気がする。
機材トラブルで思わずできてしまった時間を、メンバー自らフライヤーを配るなど有効活用。
ここらへんに、伊達に長い間苦労してきていないのを感じる。
SNSでの拡散を狙った撮影タイムや公開リハーサルののち、いよいよスタート。
全4曲
We are!!!
overdrive
大切なお知らせ
そしてまた逢えると云うよ
リハーサルの段階で今日の演目が全部わかってしまうのはちょっとアレだと思うが、
急遽予定や段取りが変わろうと、ちょっとの練習で難なく対応できてしまうあたりに、
無数のステージを踏んできた者だけが持つ力強さがあった。
ボクはアイドルの「つたなさ」があまり好きではなくて、ステージの上でメンバー同士が
「どうする?どうする?」みたいになっている状態にイライラするほうだが、
キャンディーにはそういう部分がまったくない。
トークも、立て板に水というのではないけれどもアピールすべき点をきっちり抑えている。
ミニライブ終盤、マイクを持った佐伯かなさんが、このシングルが売れてくれることが
自分たちのこれからの活動を支えることになる、というアピールをしていたのだが、
内容に熱がともない、それはまさに
「選挙の投票日前日の夜8時の直前、候補者の奥さんが感極まっている状態」に近いものすらあった(笑)。
イベント当日、メンバーのツイートに、「菜月アイルさんに関する重大発表」が予告されており、
期待と不安が一つになっていたりもしたが、これは
「菜月さんが2/28発売の雑誌『NYLON』でモデルデビューする」ことだった。
メンバー各自が自分の適性に応じたフィールドで活躍しつつ、本来の家であるキャンディーに
還元するというあり方が、ファンの自分は最も望ましいと思っているので、こういう流れは嬉しい。
贅沢を言えばもう1曲ハードロック寄りの曲があると良かったが、とにかく、
あの寒い中キャンディーメンもヲタもよく頑張った。
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