お風呂につかりながら、ある記憶をたどっていた...
最初にどうしてザ・バンドが好きになったか、出逢ったのか。
ボブ・ディランを聴きこんでいたから? ”いいえ”
ロック・レジェンド(本・雑誌)を紐解いたから? ”いいえ”
そうだ!映画「タクシードライバー」(1976・米)から始まったのです。
<ロバート・デニーロ主演の映画 監督マーティン・スコセッシ
凄い映画をつくったね~と歓心し、M・スコセッシ作品に期待していた>
すでに当時から映画狂の僕は、映画雑誌の情報より『M・スコセッシ監督が、
今度ロックグループ"ザ・バンド"の記録映画を撮り終えた』との短信ニュースが
気になる、ザ・バンドってどこのバンド?誰のこと?キッスやクイーンより凄いの?
とんちんかんな事から興味を覚え、今では僕の重要なロック・グループの1つに。
(あ、そうそう 記録映画は「ラスト・ワルツ(1978・米)」ね)
それで、最初に買ったのが「THE BAND」(1969)2ndアルバム。
通称"The Brown Album"衝撃でした。何度聴いても飽きない。
なんだこれは!この味わいのあるボーカルに
卓越した演奏・秀逸な楽曲を聴かずにいたのか!
イーグルスやキッスやクイーンがロックで、これが全てと思っていた俺はアホか?
という訳で、ザ・バンドを聴かずしてロックを語るなかれ・・とか能書きを
垂れるようになっちゃった。(笑)
今度、マーティン・スコセッシは俺に”ノー・ディレクション・ホーム”を
観るように迫ってくる(ディランのCDだけでかなり満足しているんだが)。
もうロックの呪縛から逃れられない!