五叉路のグラフィティ

田舎者からの便り...。

OLDIES BUT GOODIES

2007-10-16 06:57:33 | Weblog
70年代後半~80年代前半に僕はRock'n'Rollにのめり込んだ。ラジオから流れる曲
を浴びるように貪欲に吸収していた。それは、楽しい黄金の日々。

学校帰りの夕方から、当時の洋楽好きの例に漏れず僕も米軍ラジオFEN放送からの
洗礼を受けた。ただし中波の810kHzは受信状況が悪かったので短波放送でね、
3個所の受信ポイントを時間帯によって周波数移動させての受信だ。苦労もまた楽し。

まずは定番、ケーシー・ケーサムの”アメリカンTOP40”は毎週土曜日の午後。
平日は”ディック・クラーク・ロックンロール・リメンバー”,”ジム・ピューター・ショー”,
”ウルフマン・ジャック・ショー”なんかが好きだった。

特に好きだったのは”ザ・タイムマシーン”というオールディーズ番組。
毎回、ある年にタイム・スリップしてその年の曲がかかるという趣向のもの。
日本では入手不可能な曲や珍しい曲がかかってドキドキ・わくわくしながら聴いた。
なかなか曲名や演奏者が聞きとれなくてね~。(恥)
曲が気に入っても、当時は音源を手にすることはとても困難でした。

当時日本でオールディーズとして入手できるものといえば、ポール・アンカ、
ニール・セダカ、ポール&ポーラ、プラターズetc...。甘いポップスが主流。
FEN”ザ・タイムマシーン”でかかる曲ようなレコードが欲しかった。多くのレコード店を巡り
ある輸入盤屋さんでそれは見つかった。米・オリジナルサウンド盤のシリーズ物LPだ。
でもアナログ盤では全巻の収集は、歯抜けでしか入手できないのでてとても無理でした。

時代は変わりインターネットの時代。CD化になった全巻15CDがあっさり(限定?)専用
ケース付きで入手できた。拍子抜けするくらいのバック・トゥ・ザ・フューチャーだ(笑)
これを聴くと、僕の楽しい黄金の日々が蘇るのでした。(ジャン・ジャン!)
コメント (6)
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