ビートルズ解散後メンバーのソロ時代に入った1970年代。そんな頃、洋楽やビートルズに興味
を持った世代にとって'73年発売の赤盤・青盤と称されたザ・ビートルズの2組のベスト盤2LP
は、多くの人に愛聴されたレコードですよね。
赤盤 " The Beatles / 1962-1966 " (1973) 2LP (US; Capitol.SKBO-3403 )
青盤 " The Beatles / 1967-1970 " (1973) 2LP (US; Capitol.SKBO-3404 )
米国で前年に売られていた海賊盤(ΑΩ)の荒稼ぎに、苦虫を噛み潰しキャピトル・レコード社が
対抗策として急遽企画し販売した事など、当時(僕は、中学生だった!)は知る由もなかった。
僕はビートルズに興味を持ちはじめた頃だけれど、こづかいでは購入できない代物。というより
こづかいは、部活帰りのやきそばパンとテトラパックのコーヒー牛乳や休日の特選洋画三本立
の名画座に消えていった。だからこれは、友人に聴かせてもらったり、数年後カセットテープに
録音して何度でも聴いたな~。これでビートルズが大好きになった。オリジナル・アルバム1枚
毎の意図・芸術性・創造性には敵わないものの、中坊の入門編としては最適だった!
僕は、10数年前にUS盤レコードを購入して一味違った楽しみを味わっています。
さて、貴方は赤盤青盤どちらがお好き?僕はといえば、どっちも魅力的で決められず
白盤(ホワイト・アルバム)・・・いやっ 白旗(" The Beatles ")をあげるのだ