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Somethingなんちゃらシリーズ 第2弾!(例によって思いつきです。 笑)
前回 Something/Anythig? だったので『もう一つ素敵なものを』...ってな訳で。
Something Else By The Kinks / The Kinks (1967)
ザ・キンクスの代表作のひとつ。サイケな時代(1967年)の波を物ともせず
英国式小市民の世界を独自のサウンドで綴った不朽の名盤だ。
日本では、同業のビートルズ、ローリング・ストーンズ、ザ・フーに比べれば、昔も今も
キンクスの知名度や評価は低いけど、いいんだそんなこと。ただ言いたいことは、
小津安二郎が撮る映画のようにキンクスの音楽は何時だって感動的で
英国の市井の人々を描いた穏やかなポップ・ロック音楽は素敵ってことなんです。
小津安二郎は言った-「永遠に通じるものこそ 常に新しい」-と。
David Watts, Two Sisters, Death of a Clown, Situation Vacant, Afternoon Tea
そして大好きなWaterloo Sunset 、これら優れた曲を含むアルバムは、永遠に通じるもの。
2012年ロンドン五輪閉会式”A Day in the Life” の後を受けての大合唱が物語っている。
♪ But Chilly, Chilly is The Evening Time
冷え冷えとした寒い夕暮れ時にだって
ウォータールーの夕陽を眺めていれば
いつだって気分上々になれるのさ!
いいですねぇ。評価の低いキンクスのアルバムの中でもさらに過小評価されているアルバムのように思いますが、これはキンクスのアルバムの中でも間違いなく三本の指に入る傑作ですねぇ。こちらも長年の愛聴盤であります。でも評価が低いっていうのは「禁句っス」。なんちゃって・・・。
超寒い日が続きますが、この曲を聴けば心はパラダイスですよね。
長年の愛聴盤・・・同じです、うぁうれしい。
>「禁句っス」
うまい。サイケさん Thanks!