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「救急崩壊が始まっている状態」

2020年04月24日 | 健康・病気

新型コロナの影響で「救急崩壊が始まっている状態」
 
日本救急医学会などが警鐘
    Huffpost Japan 2020年04月24日
       安藤健二

    日本救急医学会と日本臨床救急医学会は4月24日、日本記者クラブでオンライン会見を開き、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、救急医療が危機的な状態にあると警鐘を鳴らした。
両学会は9日に「新型コロナウイルス感染症に対応する学会員、救急医療関係者の皆様へ」という共同声明を発表していた。
 
■「新型コロナ感染を否定できないと患者を受け入れられない」という病院も
    日本救急医学会代表理事の嶋津岳士さんは、高齢者の肺炎は非常にたくさん発生しているが、現在は「新型コロナウイルス感染症を否定できないと患者を受け入れられない」という病院も出てきて、受け入れに困難が生じていると指摘した。
 
同学会で取った会員アンケートによると以下のような意見が届いたという。
✅ 脳卒中患者でも体温が37°C以上の場合は受入れ拒否している病院がある
✅ 一時的に受け入れた患者が入院が必要となった場合に、転院先を探すのに3時間以上かかるようになり 救急受入れをストップせざるをえない状況となった 
✅ 指定医療機関ではないが、発熱患者を受入れると、30km離れた病院からも日中に肺炎患者の紹介が増えた

 さらに「新型コロナウイルス感染症ではないと思って受け入れた患者が陽性だった」という報道を紹介しながら、感染が未確定の場合も「陽性の人と同じ扱いをしないといけないので、医療機関への負担が大きい」とした。「最終的には、最後の砦として救急救命センターが受け入れざるを得ない」と話した。

    PCR検査などの迅速な検査の一層の実施が必要とした上で、以下のように訴えた。
「新型コロナウイルス感染症の患者の受け入れが増えると、それ以外の重症患者を受け入れる使命を持つ救急救命センターの負担が大きくなります。通常の救急医体制が維持できないという点では救急崩壊が始まっている状態にあると言っていいんじゃないかと考えています」
 
■「新型コロナ患者を集中して治療できる医療機関を」
 この会見には日本臨床救急医学会代表理事の坂本哲也さんも同席。「新型コロナ患者を集中して治療できる医療機関が必要」として、「臨時の病院や入院施設も考えなければいけない」と訴えた。
また、医療用に使われる高性能マスク「N95マスク」が現場に足りてないとして「国から産業界に呼びかけて国産のN95マスクの増産を呼びかけて欲しい」と話していた。

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医療崩壊を止める緊急の財政出動を
    志位委員長が提起 与野党が協力して
「しんぶん赤旗」2020年4月24日
 日本共産党の志位和夫委員長は23日、国会内で記者会見し、新型コロナウイルスの市中感染、院内感染が広がり、医療崩壊が始まりつつある極めて深刻な状況だとして、PCR検査センターの設置や病院への財政的補償など、医療崩壊を止めるために、「与野党協力して、政府に緊急の財政出動を求めていきたい」と表明しました。
 志位氏は、自身が16日の記者会見で発表した「感染爆発・医療崩壊を止める緊急提案」で求めた「PCR検査センター」の設置に言及。
 「政府が“検査をやりすぎると医療崩壊が起こる”としてクラスター(集団感染)を追跡する検査に限定し対象を絞ってきた結果、市中感染がどんどん広がり、院内感染が広がり、医療崩壊が始まっている。この状況を直視して、大量検査にかじを切り替える必要がある」と主張しました。
 安倍晋三首相が17日の記者会見で「各地の医師会の協力を得て検査センターを設置する」と表明しながら、「政府の補正予算案のどこを見ても、PCR検査センターを整備するための予算は、1円もついていない」と指摘しました。(以下省略)


 昨夜確認した予報では一日中曇りか雨。でも、目が覚めるとやけに明るい。きれいに晴れ渡っているのだ。まずい!ハウスの換気だ。なにせ、ここからハウスまで20分はかかる。その後の天氣は、☀たり☁ったり☂だったり⛄だったりとせわしない。

晴れれば花も開くだろうに。


仁藤夢乃氏「ひどい態度」少女支援活動視察の議員ら

2020年04月24日 | 社会・経済

  日刊スポーツ新聞社 2020/04/23 


    ドメスティックバイオレンス(DV)や虐待等で居場所のない10代女性たちの自立支援を行う一般社団法人Colaboの仁藤夢乃代表が、支援活動を視察に来た自民党議員らの振る舞いを明かし、10代女性たちが「精神的なショックを受けています」と訴えた。
 
    仁藤氏は23日、ツイッターを更新。「一昨日、自民党議員から、バスカフェに国会議員で視察に行きたいと連絡がありました。若年女性の置かれた現状を知ってもらえるならと、5人までなら受け入れられることを伝えていました」と、改装したバスを利用したカフェで少女たちに食事や飲み物などを無料提供する支援活動について、議員らの視察を受け入れたことを報告。しかし、訪問予定者は3~4人と事前に連絡を受けていたにも関わらず、秘書や新宿区議などもあわせて15人ほどが訪れたという。

    「挨拶をしない人もいて、挨拶を求めても『秘書です』としか名乗らない人もいて、誰か誰なのかわからないまま、許可していないのに、写真を撮影する人もいました。活動を一緒にしているメンバーには、居場所がわかると身の危険がある10代の子たちもいるのにです」とし、「写真が何に使われるのかもわかりません。使用しないようにお願いしますが、事前の約束と違うことをされるような方々が守ってくれると思えず、みんな不安でいます。普段から、活動や女の子たちの安全を守るためにも、視察の方も、必ず事前にお名前を確認しているので、こんなことは初めてです」とつづった。

    議員らはカフェの設営に参加したが、「男性国会議員が大きな声で秘書を呼びつけて、荷物を運ばせようとする態度などから、10代のメンバー(虐待や性暴力被害に遭うなどして)もその関係性や偉そうな態度に驚き、怖がっていました」という。「さらに、設営中、10代のメンバーの後ろを通った男性国会議員が、『ちょっと退いて』と言いながら、10代のメンバーの腰を触りました。セクハラです。性暴力です。彼女は、性暴力被害に遭ったこともあり、精神的なショックを受けています」と訴えた。

    また、「バスカフェについて、女の子たちの場であることを何度も説明し、視察はカフェが始まる前、利用者の女の子たちが来る前までとしているのに、設営後、女の子たちが使うための席に偉そうに座っている議員も。あまりにひどい態度でした」と仁藤氏。「10代のメンバーは怖がり、逃げて隠れていました」と少女たちの様子を明かし、「女の子たちや活動への尊重は感じられませんでした」とした。

    一連のツイートを受け、立憲民主党の蓮舫副代表(52)が、「仁藤夢乃さんのTwitterを見て、心底驚いたのでご本人に確認をしたところ、『視察』で自民党の国会議員、区議会議員、秘書らが訪れ、約束と違うこともあったので驚いています、とのことでした」と言及。「来られた国会議員のSNSを確認したところ『ボランティア活動で参加してきました』と書いてあって、それにも驚きました、と。最初3~4人なら視察対応できるとしたのに、大勢での視察、カメラでの撮影等の対応、三密そのものでは。必要なのは予算措置です」とした。