里の家ファーム

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今夜ノーベル平和賞授賞式

2024年12月10日 | 戦争と平和

“高校生平和大使” ノルウェー首都の高校で原爆の悲惨さ訴え

ノーベル平和賞の授賞式に出席するため、ノルウェーの首都オスロを訪れている「高校生平和大使」が現地の高校で交流授業を行い、原爆の悲惨さとともに、核兵器廃絶を訴えました。

核兵器廃絶を求める署名を国連に届ける活動を続けてきた「高校生平和大使」の長崎、広島、熊本の代表4人は、10日に行われるノーベル平和賞の授賞式に出席します。
これに合わせて、多くの人たちに原爆の悲惨さを知ってもらおうと、4人は9日、オスロの高校を訪問し、現地の高校生と交流する授業を行いました。

授業では、原爆が投下されたあとの広島や長崎の写真を見せるなどして、原爆がもたらす被害の悲惨さとともに、核兵器廃絶を訴えました。

このなかで、長崎県の「高校生平和大使」の津田凛さんは、被爆した祖父が複数のがんを患い、何度も手術を受けてきたことに触れ、原爆投下から79年がたっても、苦しみが続く現実を伝えました。
このあと、平和への願いを込めて折り鶴を作る時間が設けられ、現地の高校生たちは4人に教わりながら丁寧に鶴を折っていました。

高校生平和大使「平和への思いは一緒 理解しあうことが大事」

長崎県の被爆3世の大原悠佳さんは「『被爆体験者』や『在外被爆者』の問題を通して、核兵器の問題がいまも続き、苦しんでいる人がいることを伝えたいと思っていたが、そのことを現地の高校生が『すごく伝わった』と言ってくれてうれしかった。もっと多くの人に伝えていきたいと思った」と話していました。
広島県の甲斐なつきさんは「オスロの高校生と実際に話し、平和への思いはみんな一緒で、対話やお互いを理解しあうことが大事だと共有できた。それぞれの地域に帰ってからも、理解しあうことの重要性を広めていきたい」と話していました。
熊本県の島津陽奈さんは「ことばの壁があったが、平和について現地の若者が考えていることは私たちと同じで、対話や声を上げ続けることがすごく重要だと再確認した。広島、長崎、被爆地ではない熊本でも、対話の重要性や声を上げ続けることの重要性を広めていきたい」と話していました。

オスロの高校生「核兵器の使用 繰り返されてはならない」
オスロの18歳の女子高校生は「日本の若い世代が『原爆の悲劇が2度と繰り返されてはならない』と思っていることを知ることができてうれしかった。一方で、オスロで核兵器が使われたら、その影響がどこまで広がるかがわかる地図を見せられ、かなり遠くまで届くことが分かり、とてもおそろしくもあった」と話していました。
また、別の18歳の女子高校生は「自分たちと同世代の高校生と話すことがで
きて興味深かった。私たちは未来を担っているからこそ、核兵器の使用が決して繰り返されてはならないと意識することが大切だ」と話していました。


今日は重要な記事がたくさんあって、どれを載せようか迷いました。
今夜のパホーマンスがどのようなものになるか期待しています。

韓国では内乱罪で大統領捜査、出国禁止になっていますが一時国外逃亡とのニュースも。
「共に民主党」は再び弾劾訴追案を12日に提出する構え。

また長きにわたる独裁政権アサド政権が崩壊。
アメリカとイスラエルの動きに警戒が必要でしょう。

シャーム解放機構とは
「しんぶん赤旗」2024年12月10日

 アサド政権を打倒した反政府勢力の主力となった「シャーム解放機構(HTS)」は、シリアにおけるイスラム法シャリアに基づいた統治を目指してきたイスラム主義組織です。
 HTS指導者のアブ・ムハンマド・ジャウラニ(本名アフマド・フセイン・シャラ)氏は、米軍のイラク侵攻直前の2003年にイラクに渡り、5年間の投獄を経て国際テロ組織アルカイダに参加。釈放後、当時のアルカイダの指導者バグダディ氏によってシリアに送られ、アルカイダ系の「ヌスラ戦線」を結成しました。ヌスラ戦線は自爆テロなど激しいテロ作戦を展開しました。
 バグダディ氏から過激組織ISに合流するよう迫られると、バグダディ氏と決別。シリアでのアルカイダ組織として、アサド政権打倒を主目標に定め勢力を伸ばしました。
 16年に政府軍がアレッポ、ハマなどを奪還するなかで反政府勢力の支配下にとどまったイドリブでは、ジャウラニ氏を首長とする統治を敷き、イスラム法に基づく法廷も設置。同年アルカイダとの絶縁を表明し、17年にHTSに改名しました。
 HTSは、イラクやアフガニスタン、中央アジア、ウイグルからの外国人戦闘員も結集し、強力な軍事力を構築。アサド一族が属するイスラム教の少数派アラウィ派については、「イスラムと矛盾する要素を放棄すれば」手を付けないと表明したこともあります。最近は、シリアの少数派がHTSを「何も恐れることはない」とも述べています。(伊藤寿庸)