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“失われた冬の日”日本は8日 静岡・富士市35日 東京20日 米研究機関分析

2024年12月18日 | 自然・農業・環境問題

「しんぶん赤旗」2024年12月18日

 日本で最低気温が氷点下(0度以下)になった平均日数が、地球温暖化によって8日減っていた―。北半球の各地で冬が著しく温暖化したことを示す分析結果を、米国の気候研究機関「クライメート・セントラル」が17日、発表しました。都市レベルでみると、北半球901都市で最も影響が大きかった静岡県富士市で35日、東京でも20日、氷点下になった日が減少しました。

 同機関は、気温が氷点下になるような“冬の日”が失われることで、降雪、スキーなどの冬季スポーツ、生態系、水資源、健康、農業などに悪影響を及ぼす可能性があると、警鐘を鳴らしています。

 分析したのは、北半球123カ国・901都市の2014~23年の冬期(12~2月)の気温データ。各地の最低気温が0度を超えた日数を、人為的な気候変動がなかったと仮定した場合の推定値を比較し、温暖化による増加分を分析しました。

 その結果、最低気温が0度を超えた日数は日本全体で平均52日(温暖化による増加分は8日)だったほか、富士市で64日(同35日)、埼玉県深谷市で62日(同25日)、新潟県長岡市で58日(同23日)、広島市で61日(同23日)、栃木県足利市で55日(同23日)など。分析した国内57都市のうち32都市で、2週間以上増加しました。

 欧州やアジアの多くの国で、最低気温が0度を超えた日数は、温暖化によって増加。とくにリトアニア、ラトビア、エストニア、デンマーク、ポーランドでは20日以上増加しました。


これは猶予ならずな傾向です。
日本でも「線状降水帯」の発生や豪雪、ダムの水枯れ、熱帯夜など、命にかかわる事態になっています。
しかもこれらが、いつどこで、どのように表れるかは予想がつきません。
「農業」も「水」も当たり前のものではなくなってしまいます。
こんな時に「防衛費」に巨額の資金を費やすことに、どんな意味があるのでしょう。
一層のCO2排泄に寄与するだけでしょう。


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