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逸失利益 健常者と同等 大阪高裁 聴覚障害児の死亡事故

2025年01月21日 | 教育・学校

「しんぶん赤旗」2025年1月21日

 大阪市生野区の路上で2018年、聴覚支援学校小学部5年の井出安優香さん=当時(11)=が重機にはねられ死亡した事故で、遺族が運転手側に計約6100万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が20日、大阪高裁でありました。徳岡由美子裁判長は、井出さんが将来得られたはずの「逸失利益」について「全労働者平均賃金から減額をする理由はない」として、健常者と同等の計約4300万円の支払いを命じました。一審大阪地裁は逸失利益を平均賃金の85%と算定し、賠償額を計約3700万円にとどめていました。

 弁護団は、聴覚障害児の逸失利益を健聴者と同等と判断した判決は「初めてではないか」としています。

 徳岡裁判長は、井出さんは両耳に難聴の障害があったものの、補聴器を使えば通常の会話を聞き取ることができたと指摘。「聴力障害があっても、健聴者に劣らない能力を発揮できた」と認定しました。

 その上で、障害者差別解消法などの法整備や、音声認識アプリといった技術的進歩により、支援学校や大学を卒業した後は「健聴者と同じ条件で働くことができたと合理的に予測することができる」と結論付けました。

 判決などによると、井出さんは18年2月、支援学校から下校中、歩道に向かって暴走してきた重機にひかれ死亡しました。

 判決後に記者会見した父井出努さん(52)は「奇跡が起きた」と涙を浮かべました。 (時事)


また「歴史」は動いた。↑ ↓

イスラエルとイスラム組織ハマスの停戦合意

 日本共産党の堀川あきこ衆院議員は、イスラエルとイスラム組織ハマスの停戦合意に関して19日、JCPサポーター京都のメンバーらとともに、京都市内で、「ガザ・アクション」を実施。「停戦6週間を、一人でも多くの命を守るために、国際社会が努力をしなくてはならない。期間限定の停戦合意を、恒久的な停戦へとつなげよう」と訴えました。

今日退院しましたので、車で迎えに行ってきました。
天気は良く、運転には支障はなかったけれど、眠たかった。
まだ1週間は金具など装着しているのです。
それが外れるとリハビリが始まります。



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