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適菜収「それでもバカとは戦え」 バカも積もれば山となる「ゴミ処理能力」を上げなければ、社会は荒み滅びる

2023年01月08日 | 自然・農業・環境問題

日刊ゲンダイDIGITAL 2023/01/07

 私が中学生の頃の話。紙くずを教室の床に放り投げた生徒に対し、教師が「ゴミはゴミ箱に捨てろ。おまえは自分の部屋でも同じことをするのか!」と声を荒らげた。当時の私は「教室と自分の部屋は別だろ」と思ったが、もちろん教師のほうが正しい。要するに公という概念がまだ身にしみていなかったのだ。誰もが教室の床にゴミを捨てれば、教室はゴミであふれかえる。これは国や社会に置き換えても同じだ。

 たとえば昨年、自称国際政治学者の三浦瑠麗が統一教会(現・世界平和統一家庭連合)による霊感商法の被害について「あるいはそれを競馬でスったって同じじゃないですか」と言い放った。「1匹の瑠麗を見つけたら100匹の瑠麗がいると思え」という格言をつくったほうがいい。これに同調するゴミが社会に紛れ込んでいるのである。バカも積もれば山となる。腐臭を放つので社会は荒んでいく。

 近代大衆社会が末期症状を見せるわが国では、ゴミの処理能力が追いつかなくなっている。だからわれわれ一人一人が、他人に任せるのではなく、身近なところにあるゴミを片付けていかなければならない。

 岸田文雄は年頭所感を発表。戦後日本が積み残してきた「先送りできない問題」に、正面から立ち向かうという。

〈昨年決定した国家安全保障戦略も踏まえ、わが国自身の外交的努力をさらに強化し、さらには、その裏付けとなる防衛力の強化などにも全力で取り組みます〉

〈歴史上、日本は何度も国難とも呼ぶべき大きな困難に直面してきましたが、その都度、国民が一致団結し、自らの国を変化させることで、あらゆるピンチを乗り越えてきました〉

〈今、わが国が直面する困難も皆が力を合わせることで必ず乗り越えられると確信しています〉

 正月早々、悪い冗談だ。統一教会とのつながりを含め一連の安倍晋三事件の解明など「先送りできない問題」を先送りにしてきたのが岸田政権ではないか。

 岸田は2027年度に防衛費と関連経費を国内総生産(GDP)比2%とするよう指示したが、これはもともとトランプ政権が安倍に押し付けたもの。敵基地攻撃能力を「反撃能力」とごまかし、軍拡のための増税を行うことが「国難」なのだ。これを我が事のように考えることができなければ国は滅びる。


 今回のこの記事、カテゴリーを「環境問題」にしました。まさに「ゴミ」、我々の暮らす社会の「ゴミ」。「ゴミ」にならないよう!

 さて、何日ぶりであろうか?2週間ぶりかな?
今日は朝、雪かきをしなくてもいい日だった。
天気も良い。おかげで冷え込んだ。家の玄関外にある温度計では-19℃。今季最低だった。

今日の江部乙

散歩道

 



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (nerotch9055)
2023-01-09 22:03:14
こんばんは!
ゴミというより、一般人の血と汗を吸っている「ダニ」のような、寄生虫ですね。
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Unknown (mooru)
2023-01-10 00:33:56
新成人にはこのようになってほしくないです。
返信する

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