森の標識を壊さないで下さい・・・!
まだ箕面の森を歩き始めた頃、初めての道ばかりで不安でした。
どっちへ行ったらいいのか? 道が分かれていると本当に迷います。
まして地図の見方もわからず、地図があったとしても細かい山道までは表示が
ありませんから不安は募るばかりです。
そんな時、標識に出会うと森の灯台のようで本当にホッとするものです。
ありがたいものです・・・実感です。
しかし、せっかくの標識が壊されていたり、故意に逆に付けられていたりする
悪意のいたずらには大変困ります。
実際に私は標識通りに行ったら崖にぶち当たり、それでも信じて急斜面を
下りていったら道が無くなり、見上げると枯れ葉で来た道も分から無くなり、
大変恐い思いをした事があります。
後で、標識が逆に付けられていた事が分かりましたが・・・
憤慨するも、初心者にはそのいたずらを判断する事は無理です。
壊されたりしている標識も多くありますが、自分の怒りの発散か?
面白半分か? 故意に物に力を打ちつけないで下さい。
森の大迷惑です。
近年、「箕面里山ふれあいプラットホーム」のボランテイアの方々が、
しっかりした標識を、森の随所に的確に取り付けてくださっています。
本当に有難く、いつもそれを見るたびに頭が下がります。
ありがとうございます。
木の板にしっかりと焼印で表示され、麻紐で木に取り付けられ、樹木が大きく
成長するので紐の先には伸びるようにスプリングが付けられています。
自然を大切にされる心意気にも嬉しくなります。
この善意の標識が壊されたり、いたずらされたりしませんように・・・
祈るばかりです。
お願いです・・・
森の標識は壊さないで下さい。
いたずらをしないで下さい。
力任せに、有り余る怒りや力を標識に誇示するする位なら・・・
どうか近くの岩におもいきりぶつけてください。
岩なら 足ででも、拳ででも、いつでも相手になるそうですからOKです!
と・・・ 森のみんなが言っていますよ・・・? (笑)
07-5 (完)