<新稲の廃牛舎前>
‘14-3-7 (265)
春来れど主はいずこに廃牛舎
何年も前に廃業となり放置されたままの廃牛舎。
あのモーツアルトの音楽と牛の泣き声がのどかで
よかったのだが・・・
もう少しで崩れ落ちそうな牛舎跡が哀れで淋しい。
<つるしま橋から>
‘14-3-14 (266)
初鳴きの鶯聴きて赤い橋
瀧道から地獄谷へ上る所にある赤い橋(つるしま橋)、
緑が徐々に増す毎に、その補色の赤がよく目立つようになる。
今日は少し暖かく気持ちのいい森の中だ。
初鶯を聴く。
<教学の森の中で>
‘14-3-20 (267)
倒木や枯木の森に春おぼろ
倒れた古木に苔が生え、枯木の森に徐々に春の日差しと
淡い緑がおぼろげに見え始めたようだ。
<新稲の里>
‘14-3-28 (268)
桃の花 里に妖艶振りまきて
今年も廃牛舎跡前の桃の花がきれいに咲いた。
やっと冬が去り春が訪れた感がする。
まだ色が少ない里に桃の花色が鮮やかに彩る・・・
後方では桜が咲き始めたようだ・・・ 今年は開花が早いようだ。
<新稲 サンシュユの木>
‘14-3-28 (269)
赤い実と黄花彩る春サンシュユ
冬場には赤い実を鈴なりにつけていて、つい先日まで
鳥達の井戸端会議で賑わっていたのに、もう黄色い花を
咲かせたサンシュユの木・・・ やっと春の訪れだ。