気ままな思いを

何気ない日々のこと 感想 思いなどを
綴る雑日記です 

子供に死を教えるときには

2005-11-11 | Weblog

   医師の日野原 重明先生の本の中に

   子供に死を教えるときには・・・・・と三好

   達治の詩を、紹介されています。  

           **三好 達治** 

       かわいい花です。 もろげな花です。 

       はかない花の命です。 

       朝咲く花の朝顔は、昼にしぼんでしまいます。 

       昼咲く花の昼顔は、夕方にしぼんでしまいます。 

       夕方咲く夕顔は、朝にはしぼんでしまいます。 

       みんな短い命です。 

       けれども、時間を守ります。  

       そうして、さっさと帰ります。 

       どこかへ、帰ってしまいます。 

    植物の朝顔、昼顔、夕顔がそうしているように、私たちにも

   定められた時があるということを、この詩のように子供に 

   教えなくては、なりません。  

    花だけでなしに、人間は誰でも限られたいのちしか 

   もたないということを・・・。      

        >>>「豊かに老いを生きる」文中より<<<

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        ウオーキング~50分=6,200歩     

           写真は、菊の花です。    

           一本からこれだけの花の数・・・見事です。