冬場は血圧の急変で、入浴中に心肺停止になるお年寄りが、目立っているといいます。
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高齢者の健康を守るための研究を続けている「東京都健康長寿医療センター」が、
今年3月に公表した47都道府県の消防本部へのアンケート(全785本部のうち
634本部が回答)では、入浴中に心肺停止し、救急搬送された65歳以上の高齢者が
2011年に9360人にのぼった。
センターの高橋龍太郎副署長は
「寒暖差での血圧の急変化が大きな原因」と、冷えた体で入浴し、血管が緩んで
血圧が急に下がって脳に血液が流れにくくなり、意識障害を引き起こす。
そのまま水死する場合もある。また、長く高温で入浴すると、発汗して血液量が減り、
脳梗塞や心筋梗塞の引き金になりうるという。
また、「冬場は脱衣所が寒いままの場合が多い。入浴前には脱衣所を温めるなど、
部屋との温度差を小さくすることが必要」と高橋副所長は指摘する。
★ 入浴死を防ぐためのポイント
脱衣所に小型暖房機を置くなどして、部屋や浴室との温度差を小さくする。
入浴前にシャワーを出し、浴室を温める。
脱水状態を防ぐため、入浴前後にコップ一杯の水を飲む。
入浴中は家族がこまめに声をかける。
お湯の温度は41度以下でぬるめに。
(東京都健康長寿医療センター研究所などから)
*** 朝日新聞記事より抜粋にて ***
確かに脱衣所と浴室の寒暖差は、大きいかと思います。
ポイントの条件は全然していませんが、入浴前にシャワーを出して、浴室を温める。
水分補給などは実行出来そうですので、気をつけたいと思います。
今朝7:40頃の朝空です・・・霧がかかっていました。