人間国宝に内定・・・とのニュースを見たりしますが、「人間なのに、
なぜ国宝と言うのでしょうか」・・・という記事がありました。
どうやって選ぶのでしょうか。
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国宝とは、文字どおり日本の宝です。
長い歴史の中で生まれた文化財を守るための「文化財保護法」という
法律によって、「歴史上特に意義の深いもの」が選ばれる。
国宝に選ばれるのは、彫刻や絵画などの「美術工芸品」とお寺や
教会などの「建造物」の2分野から。
でも実は、人間国宝は法律で決まっている国宝ではない。この名前は
通称で、正式には、「重要無形文化財保持者」という。
形は無い、優れた技術や芸の持ち主ということです。
人間国宝という言葉は、1955年に初めて31人が認定された時、
毎日新聞が見出しで使ってから、広まったといわれている。
人間国宝は、受け継いでいくのが心配される、伝統的な技を持つ人が
優先して選ばれる。
人間国宝の人数は、現在116人までと決められている。亡くなったり、
病気で欠員が出たりした時に、新たに選ばれる。人間国宝になると、
後継者の育成のため、国から年間200万円が支給される。
*** 朝日新聞「ニュースのおさらい・ジュニア向け」より抜粋にて ***
人間国宝のことについて、知らないことばかりでしたが、このようにして
日本の伝統的な技は、受け継がれているわけです。
ジュニア版でしたが、いろいろ教えられました・・・・・。
アロエの花です。。。。。