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(2019.03.23訪問)
大阪市平野区として大阪市の一角を占めている町中に今日訪ねた大念仏寺はあります。このお寺、境内は結構広く新旧織りまぜた大
小の堂宇がこれでもかと軒を並べています。比叡山の良忍さんが念仏勧進の根本道場とし開基したと伝えており、日本の念仏門最初
の宗派として信仰を集めて今があるそうです。宗派を問わず広く門戸を開けているのが、人気のお寺の由縁でしょうか。
▼参道口に建つ寺号石標。
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[ 大念仏寺 ]
●山号 大源山 (だいげんざん)
●院号 護念院 (ごねんいん)
●寺号 大念仏寺(だいねんぶつじ)
●宗派 融通念仏宗 (ゆうずうねんぶつしゅう) 総本山
●開創 大治2年 (1127年)
●開基 良忍上人 (りょうにんしょうにん)
●本尊 十一尊天得如来(絵像)
▲大阪市平野区平野上町1-7-26 TEL. 06-6791-0026
▲拝観時間 9:30~16:30
▲拝観料 無料
▲JR大和路線「平野駅」より南へ徒歩5分、または大阪メトロ谷町線 「平野駅」①②出口より北へ徒歩8分
国道25号線平野警察署西交差点より国道479号線へライフ前交差点から駐車場へ
阪神高速松原線(大阪市内から)駒川出口(奈良から)平野出口
▼参道と山門。桁行3.6m、梁行2.7m、両脇に2.1mづつの壁落ち屋根が付く山門です。江戸初期建造。
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大念仏寺縁起 (大念仏寺HPから抄出)
1127年、聖徳太子信仰の厚かった良忍上人が四天王寺に立ち寄った際、太子から夢のお告げを受け、鳥羽上皇の勅願により平野に根
本道場として創建したのが始まり。平安末期以降広まった念仏信仰の先駆けとなり、国産念仏門の最初の宗派で日本最初の念仏道場と
いわれる。その後火災などで荒廃するが、元禄期(1700年頃)に本山として体裁が整い現在に至る。融通念佛宗の総本山。
▼山門扁額は霊元天皇皇女法鏡寺宮徳厳尼の親筆。群青に金の鮮やかな墨跡、とても女性の筆とは思えない豪快な筆跡です。
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▼手水舎。
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▼本堂です。桁裄約50m、梁間約40m、総欅造、銅板葺、入母屋造、本瓦葺、3間向拝付、昭和13年(1938年)再建。
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▼本堂正面。寺院象徴の五色幕がよく目立ちます。
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▼本堂外縁の吹き通し。前面扉は総て開けられています。
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▼本堂内陣。
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▼白壁宝形造りの経蔵。
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▼経蔵にはこんな方が。教典を持って何やら説法をしているところかな。
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▼地蔵堂。楽山上人の融通念仏5万人勧進達成記念の地蔵菩薩が安置されています。
弘化元年(1844年)創建。方1間、宝形造、桟瓦葺。
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▼円通殿 (観音堂) 。本尊として伝教大師作と伝えられる聖観音立像を祀り、左右には大通上人が募った日月祠堂位牌を安置。
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▼円通殿本尊聖観音菩薩立像。なぜか上半身のみ金箔が剥げ落ちています。
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▼この像が伝教大師作と伝わるそうです。
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▼鐘楼。
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▼豪華な獅子の木鼻が四方柱に付けられ、相当睨みが効いているようです。
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▼楽邦殿。胎内仏や水子地蔵をお祀りする御堂です。
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▼楽邦殿扁額。
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▼楽邦殿内陣。主尊を中央に諸菩薩が左右に祀られています。
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▼双肩法衣で結跏趺坐する主尊はおシャカさんかな。
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▼霊明殿山門。
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▼霊明殿。鳥羽上皇を奉安する権現造りの社殿。江戸時代建造。
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▼龍王殿。八大龍王が祀られています。
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▼瑞祥閣。百畳敷きの大書院で諸事受付もここで。
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▼白雲閣。多目的の会館。
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▼宗務所。
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▼宝物館。いかにも宝物館と云う感じの宝物館、正面扉は施錠ガッチリ。
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▼宝物館前の聖観音立像。「宝物館への入場は諦めてネ」と云わんばかりの冷たきお顔。
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▼境内唯一の花色。
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▼ご朱印です。
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このお寺は毎年5月にある「万部おねり」と云う行事で有名ですが、とても行事中は参拝出来ません。人で溢れ返っているんです。
万部おねりとは阿弥陀経を一万部読み上げ、極楽浄土をこの世に現出し二十五菩薩の練り供養が繰り広げられる大阪市指定無形民族
文化財に指定されている大念仏寺最大の仏教行事なんです。
(おねりとは橋渡りのことで、本堂の周りの橋を渡って本堂へ入り、ご本尊に一礼して通り抜ける行事のことです)
▼万部おねりの一部。(写真は大念仏寺HPからお借りしました)
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大念仏寺これにてオシマイ