塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

セールには2つの種類が存在する

2010-01-17 22:52:14 | 日記
 インターネットのサッカー専門サイトを見ると、「セール」の文字が数多く並んでいます。
 でも注意してみて見ると、「セール」には種類がふたつあることがわかります。つまり
 「新作型」のセールと「旧作」のセールがそうです。これは一体どういうことでしょうか?

 「新作」セールは今季2010シーズンの最新作を定価販売ではなく、1割ないし2割で販売しているセールのことです。僕の好きなインテルのホームジャージも、店舗によっては2割引で販売しているところがあります。送料と代引き手数料を加えると、金額的には1割引程度の値段になってしまいますが、それでも地元のスポーツ店は従来どおり定価販売ですから、サイズが合えば金銭的に得するわけです。

 「旧作」セールは言い換えれば「在庫一掃セール」、もしくは「○○円均一セール」になります。
  
 日本のファンは相当マニアックなのか、それとも店舗がこういう品揃えをする必要が当時はあったのか、代表とクラブの両方で「えっ!こんなジャージも日本で売っているんだ!。」と思う時があります。
 代表ですと北朝鮮やチベット、クラブならば1部残留が御の字のような、本当の意味での小規模クラブがそうです。インテルのジャージがこうしたセールの対象商品になっている時があって、残念に思うときがあります。これはセール対象のジャージを既に僕が持っていて、金銭的に惜しい事をしたという意味での残念なんですが。

 多分新作セールはお客を呼寄せる「客寄せ」の意味合いを持っていると思います。
 新作が安く手に入るのはありがたい。ならばおまけしてもらって浮いたお金で、パンツやストッキング、ベンチコートを買おう!というお客がいても不思議ではありません。一定の金額を購入すれば、送料や代引き手数料をゼロにする店舗もありますからね。
 
 点数を数多く買っていただいて、商品の在庫を減らす意味合いと、品数が豊富な店舗という印象を、お客に与えたいという狙いが新作セールにあると思います。

 逆に旧作セールは在庫を無くしたいという意味合いの他に、一緒に仕入れた当時のマーキングやスリーブパッチも無くしたいという意味もあると思います。
 ただこうした旧作はマニアックな物が多いため、一般のファン向けでないため捌くのが難しいという側面があります。

 マニアとしてはそのジャージが売られていた当時の最先端のデザインや、もしかしたら今とはサプライヤーが異なるといった、一般のファンとは違った視点での楽しみはあると思います。ただマニアは僕のようにそのジャージを既に手に入れている事が多いんですよね。ですから「完売御礼」にするには、これ以上は無理!というところまで値下げするか、もしくはそのお店の従業員が購入するか。方法は非常に限られていると思います。

 単純に昔ほどサッカージャージやトレーニングシャツが売れていないことも事実だと思います。親御さんがお子さんのためにこれらを買い変えるのは、金銭的に相当な負担がありますからね。
 
 これからのサッカージャージの販売としては
 「オーセンティック」「プロカット」に代表される、本当にサッカーが好きで同時にファッションも好き!というお客向けの品と
 「レプリカ」のような一般ファン向けの品を、チャンピオンズ・リ-グに出場するような、人気クラブに絞って入荷する。
 上記2点のいずれかに変動するのではないでしょうか。在庫を抱えるというのはそれくらい魅せ側の負担が大きいのです。スーパーの従業員である僕には、痛いほどわかるんです。
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2010年長野パルセイロ始動開始

2010-01-17 18:39:36 | 日記
 長野パルセイロが明日18日より今シーズンの活動をスタートします。明日はホームである南長野運動公園で汗を流し、火曜日からは僕の地元の千曲市サッカー場で練習をはじめるので、是非見に行きたいと思います。練習は幾ら見てもタダですし!!、入場も撤収も自分の判断で出来ますからね。

 僕と同じ仕事なのでしょうか、平日の昼間でも僕のほかに、2、3人の方が熱心に練習を見ているときがあります。会話はあったりなかったりなのですが、観客席に飛び込んだボールをピッチに戻したり、選手の皆さんが僕たちに声をかけてくれたりと、練習見学ならではの面白さはあります。

 千曲市サッカー場の芝は人工芝なので、雪や雨に強いんです。地元の中学校も練習で使っていますが、僕が中学生のときは学生が人工芝の上でサッカーボールを蹴るという発想はありませんでした。ここにJリーグが誕生した事の恩恵を受ける人々の姿があることも、僕にとっては大きな発見のひとつです。

 パルセイロはシーズン中「リバーフロント」という長野市内の練習施設で汗を流していますが、僕は道がわからないので1度もでかけたことが無いんです。
 でも千曲市サッカー場は歩いて10分程度のところにある上、競技場には幾つかの自動販売機が、近所にはセブンイレブンもあるので、暖をとりながらの見学もできるんです。

 冬の寒い時期ですが、僕としてはパルセイロの練習見学が定番になりつつあります。
 以前お話した前指揮官バドウが僕と握手をしてくれたのも、この千曲市サッカー場での出来事でした。
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ユナイテッド、ルーニーの売却を検討か?(2)

2010-01-17 14:06:13 | 日記
 ユナイテッドがルーニーを売却する事で被るだろう損害は他にもあります。
 リバプールは主力のふたり、トーレスとジェラードの故障にいつも悩まされていますし、アーセナルのもセスクとファン・ペルシーは同様の問題を抱えていますね。
 
 一方チェルシーは、エースのディディエ・ドログバが今冬のように、「アフリカ選手権」でクラブを離れる時がありますから、ドログバの代役を検討しなければなりません。

 ではルーニーはどうでしょうか
 ルーニーはユナイテッドだけでなくイングランド代表の大黒柱ですから、ワールドカップ予選をはじめ、クラブを離れる時があることは事実です。でもドログバのように、リーグ期間中長期に渡って戦列を離れるわけではありません。

 もちろんルーニーも故障で戦列を離れた経験はあります。
 ただファーガソンにとって心強いのは、彼が日常的に故障を抱えているわけではないということです。
 近年リバプールが後一息というところでプレミアの優勝を実現できないのは、ここぞ!と言う場面でトーレスとジェラードを起用できないという場面があったためです。

 ですからルーニーがコンディションに問題を抱えていないことは、ファーガソンにとって大きなアドバンテージのはずです。ルーニーほどの実力者ならば、負け試合をひとりでひっくり返せるだけの技量を兼ね備えていますから。

 以上の観点からユナイテッドはルーニーの売却は避けるべきだと僕は強く思います。
 ではルーニーの移籍金の代わりとなる現金収入の手立ては、他に無いのかといえばあります。
 例えばチャンピオンズ・リーグでとにかく勝ち上がり、そこで得た賞金を借金の返済に使うのです。この方法だと来夏の補強費に限りが出てきそうですが、クラブの未来をつなぎとめることができるならば、補強費の減額を我慢する事名たやすいことだと思います。

 後は出場機会が減少している若手や故障の多い選手を売却し、人件費を削減しその資金を借金にあてるという方法もあります。例えば故障が長引くハーグリーブス、出場機会が減少しているナニがそうですね。
 
 来シーズン以降もユナイテッドは、ルーニーを軸とした戦力補強を考えるのがベストだと思います。第一ルーニーに対する高額な移籍金を用意できるのは、海外ではレアルとインテル、国内ならばチェルシーと非常に限られている上、レアルの補強の第一希望は、おそらくリベリーでしょうね。

 今現在でもレアルには攻撃陣に多彩な顔触れが揃っており、ルーニーが仮に移籍したとしても、ただ混乱を招くだけだと思います。ですからルーニーはユナイテッドに残留し、オールドトラッフォードを主戦場にすることが、クラブとファン、そしてルーニーとって一番最適な解決方法だと僕は思います。
 
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ユナイテッド、ルーニーの売却を検討か?

2010-01-17 13:43:05 | 日記
 先日サッカー専門サイト「ゴール・コム」に、ユナイテッドが借金帳消しにするため、ウエイン・ルーニーの売却を検討しているというコラムが掲載されていました。
 ユナイテッドの思惑としては
 1・ルーニ-は高値での売却が期待でき、新しい移籍先はレアル・マドリードの可能性が高い
 2・ルーニー以外の選手をまとめて売却すると、屋台骨が崩れてしまう為ルーニーを単独で売却した方が、クラブの競争力を落とさずに済む。

 あくまで噂の域を出ない話でしょうが、本当にユナイテッドの首脳陣はルーニー売却を検討しているのでしょうか。僕はユナイテッドのファンではありませんが、彼の売却には断固反対ですね。ルーニーの売却に成功し借金が帳消しになったとしても、クラブがチェルシーに対抗できるだけの競争力を維持する事はできないと思います。

 このコラムの巻末には「ルーニー売却以外の借金帳消しの方法を模索すべき」と記してあったのですが、僕もこの意見に深く同意します。
 ユナイテッドがルーニーを失うことで被るだろう被害は、下記のようになると僕は予想します。

 1・クラブの顔を失う。
 ユナイテッドにはライアン・ギッグスにポール・スコールズ、リオ・ファーディナントと数多くの実力者がいますが、現在のユナイテッドの顔は誰に聞いても「ルーニー」で決まりだと思います。
 クリスチャーノ・ロナウド移籍後、彼自身ユナイテッドでの自身の責任の重さを受け入れているという話も耳にしますし、この先もクラブの顔でありつづけるであろう選手の放出は、無謀というものです。

 2・ファンの反発
 ロナウドはレアル移籍以前から、「レアルで活躍する事が僕の夢」と公言していましたから、ファンも彼が移籍するであろうことは理解していたと思います。
 でもルーニーが移籍するとなれば話は違ってくるはずです。
 クラブの大黒柱が売却されて喜ぶファンはいませんが、彼を本当に売却するならば、巻き起こるであろうファンの抗議行動を、ユナイテッドは甘んじて受け入れなければなりません。

 3・クラブの戦術のキーマン
 ルーニーは多彩な選手として知られています。
 FWだけでなくMF的な役割もこなせますし、以前よりもカードを貰うプレイが少なくなりました。彼自身が順調なキャリアを積み、選手として成熟してきたという良い証拠かと思います。

 ディミタール・ベルバトフにしても移籍したカルロス・テベスにしても、ルーニーとのコンビには何の支障もありませんでした。衛生的に彼らの周囲を動き回り、チャンスとみるや自分自身でゴールを奪える決定力。
 アレックス・ファーガソンにしても、これほど頼もしい選手は他にいないと思います。
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ワールドカップに向けての選手の感情

2010-01-17 02:07:26 | 日記
 12日発売の「カルチョ2002」の分析によると、今現在のミランの好調ぶりの背景には、
 1・ロナウジーニョが本来の左サイドで継続的に起用されていること
 2・アレッサンドロ・ネスタとマルコ・ボッリエッロが体調を維持していること
 3・ロナウジーニョとアレッシャンドレ・パト。そしてフィリッポ・インザーギもしくはボッリエッロで組む3トップの攻撃力
 があるとのことです。
 
 つまり既存戦力は従来の姿を取り戻した事と、レオナルドが采配の匙加減がわかってきたというわけですが、ここで問題点がひとつうかびあがってきますね。
 そう今季の移籍の目玉であったヤン・クラウス・フンテラールの処遇です。このオランダ代表は目前のワールドカップのため心中穏やかではないでしょうし、同様の事はオランダ代表監督の、ヴェルト・ファン・マル・バイクも同じでしょうね。

 日本代表への生き残りを懸けて、小野と稲本は日本へ帰還し、本田は自分の実力向上のためロシアに移籍しました。やはりどの国のどんな選手も、ワールドカップに行きたいんですね。
 4年後の代表召集を保証することは出来ませんし、何より4年の歳月は人間の生活を大きく変えてしまいますからね。選手としては目前にしまった大舞台を逃すわけにはいきません。

 フンテラールの選択肢としてもっとも妥当なのは、アヤックスにこだわることなくオランダに復帰することだと思います。言葉と生活習慣に惑わされるリスクを減らし、短時間で結果を出すにはオランダに帰る事がもっとも現実的だと思います。

 日本の選手が海外に移籍すると、移籍したクラブの選手から「お前には帰ることのできるクラブと国があっていいな。」と言われるそうです。
 選手でなくとも頭を悩ませそうな発言ですが、今は「帰ることのできる場所があることは素晴らしい。」と思えるようになりました。

 もし海外挑戦が満足できない結果に終わったら、母国のリーグに戻ってやり直したらいい。それだけのことです。海外だけが競争が厳しいわけではありません。J1だって充分競争は厳しいはずです。

 そうでなければ移籍する選手は存在しなくなりますし、何よりワールドカップへの出場を果たすことなく、予選で敗退していると思いますからね。少なくとも僕はそう思います。
 フンテラールが仮にオランダに復帰しても恥ずかしい話では全くありません。ベンチに腰掛けているよりも、使ってくれる監督の下にいた方が、選手にとって実りがあることは当然ですからね。
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