塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

インテルはミラノに王者として君臨する

2010-01-26 22:31:15 | 日記
 先日のミラノダービーの前、2回に渡って僕なりにダービーの展望を綴ってみたのですが、僕の展望とは随分異なった展開になり、読んでくださった皆さんに謝りたいと思います。

 申し訳ないです。

 僕はレオナルドはフンテラールを起用しないだろうと書きましたが、フンテラールは80分に途中出場していますし、パトとインザーギに至っては出場機会がありませんでした。
 一方のインテルは4-2-3-1の布陣で戦うだろうと思いましたが、中盤を菱形にした4-4-2でした。僕の分析力が不足していて、読んでいて退屈な方がいらしたかもしれません。スコアも僅差ではなく2-0でしたしね。

 再度謝罪します。
 申し訳ないです。

 では何故インテルは劣勢のなか、自分たちの力を信じて集中力を切らさなかったのでしょうか?
 僕はその要因を「勝ち癖」にあると考えます。

 90年代当時のタイトルから見放されたひ弱なインテルならば、スナイデルが退場処分を受けた時点で、勝負を投げ出していたかもしれません。
 しかしマンチーニ政権下の2006-07シーズン以降、インテルは文字通り「イタリア王者」として君臨しています。この勝ち続けてきた事の積み重ねが、選手の自信と集中力を高め、いつ如何なる時でも勝負を諦めない強靭な精神力を与えたのではないかと思うのです。

 一方のミランは2004年以降スクデットの経験はなく、明らかに世代交代の時期にさしかかっている上、監督は新米ときています。ですから自分たちが数的優位になったにもかかわらず、ゴールが遠かったのは、自分たちをどこかで信じることが出来なかった結果なのかもしれません。

 ユベントスの調子が上がらずフィオレンティーナの勢いに陰りが見られる今、インテルの連続優勝回数は「5」に伸びる可能性は非常に高いといえます。

 
コメント
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