塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

JAL破綻の背後には

2010-01-21 00:54:38 | 日記
 連日JALの破綻のニュースが流れていますが、JALとライバルのANAはかつて前者がエスパルス、後者が今亡きフリューゲルスのスポンサーだったんですよね。何か「10年一昔」という感じがします。

 僕の大学時代のアルバイト先に熱心なエスパルスファンの後輩がいて、JALの不祥事が報道されると、「エスパルスのスポンサー続けてくれるかな?」と心配していたことを思い出します。確かにスポンサー企業に問題が発覚すれば、支援を受けているクラブも対応に追われますからね。

 例えば「白い恋人」に不祥事が発覚した時はコンサドーレが対応に終われましたし、トリニータはパチンコメーカーの「マルハン」がスポンサーに着きましたが、リーグから胸のロゴ使用の許可が降りず、トリニータとマルハンの双方にとって、満足のいく締結にはなりませんでした。

 海外に目を向けるとイタリアではパルマの親会社「パルマラット」の粉飾決済の事実、ラツイオの親会社「チリオ」の破綻など、クラブの根幹そのものが大きく揺さぶられる事件が明るみとなっています。

 ですからJのクラブにはスポンサーの確保の他に、クラブの将来像とスポンサーの意思疎通がはかれているかという、確認作業が必要になってくると思います。
 資金不足は人材の売却で補えますが、それら人材の流失をお金で補填する事は難しいですからね。
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松本山雅の今シーズンがスタート

2010-01-21 00:42:28 | 日記
 昨日20日が山雅が今シーズンの活動初日ということで、県内のテレビ局が取材に訪れていました。その報道によればファンも30名程度集まったという事で、ファンとメディアの期待の高さを感じさせます。

 一方で長野パルセイロは一足早く今週月曜日から活動しているのですが、僕が知る限りではこちらのテレビ取材はゼロ。地域リーグとJFL。カテゴリーの差はわずか「1」ですが、その「1」の重みを痛感します。
 JFLでは日本代表クラスの選手とも対戦できますし、なんと言ってもJ2という目標がありますからね。現状ではパルセイロよりも山雅に注目が集まる事は仕方がありません。

 今思うとパルセイロが北信越リーグで優勝し、JFLへの道をひたすら突っ走っていた2008年の秋頃、山雅のファンと選手達は今の僕らと同じような心境で、パルセイロの試合の報道を見ていた気がするんです。

 同じような心境と言うのは、「羨ましい」「悔しい。」と、幾つかの心情が混ざり合った複雑な物なのですが、簡単に言えば「宿敵を出し抜きたい。」ということですね。
 前にも言いましたが、互いのホームタウンを罵るのではなく、純粋に競技者として負けたくないという心情です。ですから僕は松本の街を悪く思う事はありません。

 パルセイロにしても山雅にしても、この2クラブがこれからの長野のサッカー熱を盛り上げていく中核になることは間違いありませんし、有意義な戦いをして欲しいものです。
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