塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

アーセナルにセスク・ファブレガス売却の噂

2010-01-08 19:17:19 | 日記
 アーセナルがセスク・ファブレガスの売却を検討しているという話は、果たして信憑性があるのでしょうか。クラブの顔であり大黒柱である彼を、レアル・マドリーが提示する47億円で引き渡すとは到底思えません。

 僕はアーセナルファンではないですが、47億円という金額はセスクには不釣合い(安い)と思いますし、彼の後釜が決まっていない以上、ヴェンゲルが移籍を容認するとも思えません。

 インテルはパトリック・ヴィエイラの放出に踏みきりましたが、彼の移籍先はマンチェスター・シティですからね。まあ20代前半の伸び盛りの選手の後釜に、かつての栄光を知るとはいえ、34歳の選手を迎えるとは思いませんが。

 セスクの後釜にヴェンゲルはデニウソンを考えているのでしょうか。
 しかし誰を後任に指名しても、セスク同様の働きは期待できませんし、何よりアーセナルファンの溜息を止めることはできないでしょう。

 ヴェンゲルか2005年までは世代交代を進めながら勝利を掴んできましたが、2006年のチャンピオンズ・リーグ準優勝以降、これといった成果を収めていません。ヴェンゲルが最近手にした大物はロシア代表のアルシャービンくらいで、後は主力の売却を進めていますから、ヴェンゲルは売却と育成をこのまま推し進めていくのかもしれません。

 僕はヴェンゲルはこのあたりで大物を獲得して、何かしらのタイトルを獲得し自分の足場をもう一度固め直したほうがいいのではと思います。少なくともアーセナルのファンはチェルシーの活躍をこれ以上見たくないでしょうし、ユナイテッドに追いつくには、やはり経験のある熟成された選手が必要不可欠だと思います。

 今は最大の宿敵トテナムも病んでいる状態ですから問題ありませんが、もし彼らが息を吹き返したなら、アーセナルファンはヴェンゲルに対して黙ってはいないでしょう。
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快敗という2文字が意味する事

2010-01-08 18:51:13 | 日記
 先日とあるスポーツ雑誌を読んでいると、「快敗」という2文字が目に飛び込んできました。
 僕は「快敗」という言葉を
 「対戦相手に全身全霊でぶつかるも勝つことはできず。しかし私たち観客に鮮烈な印象をもたらした。」と捉えてみたのですが、皆さんはどうでしょうか。

 ワールドカップで日本代表が勝利する瞬間を僕たちは見たい。でも現実問題それは非常に難しい。ならば例え敗れたとしても「日本代表ここにあり!!」という、清清しい散り方をしてもらいたいんですね。
 敗れたとしても僕達ファンが「負けはしたけどよくやったぞ!!胸を張って帰国してくれ!!」と拍手ができるような、真っ向勝負を挑んで欲しいんですね。

 でも現代サッカーで「真っ向勝負」は「無策」と同じですから、僕は玉砕をしろと唱えるわけではありません。対戦相手のスカウティングから給水のタイミング、そして選手の体調管理やキャンプ地の選定を含め、初戦のカメルーン戦に至るまでに、代表のスタッフと23人の選手達には、完全なる準備を期待しています。

 どんなに弱小と呼ばれるチームでも、勝ち点3が欲しいという欲があるのは当たり前です。僕は勝ち点を頭の中にいれながらも、2014年以降のワールドカップを戦う後進たちがインスピレーションを得る様な、そんな戦いをしてもらいたいと考えているんです。

 日本が最下位で終わる可能性もあるでしょうし、逆にグループが混戦模様となり、わずかな勝ち点で決勝トーナメントに進むチームが決まる可能性もあると思います。
 そんなときに「全力を尽くしたならば負けてもいい。」という論理は通じません。それは僕も承知しています。

 ただ負けたとしても「2010年のワールドカップ、日本は鮮烈な印象を残した。」と後世で語られるような、そんな勝負をして欲しい。僕は今そう考えています。

 
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レオナルドはよくやっている

2010-01-08 18:33:39 | 日記
 先日藤井財務大臣が辞任しましたね。表向きの理由は77歳という高齢と持病の悪化というものですが、真意は小沢氏に対して鳩山総理大臣が敬意を払いすぎていることにあるようです。
 傍から見ていると、総理は小沢氏の操り人形のように見えるのでしょうね。僕は今の状況を日本史で勉強した「院政」と同じだと思うのですが、でも目上の人間や権力のある人間に意見を通すことは、政治の世界だけでなく、実社会でも同じように難しいものです。

 今シーズン開幕前インテルファンの僕は、ミランがインテルに肉薄することは無いと予想していました。僕はレオナルドはあの戦力で本当によくやっていると思います。宿敵の指揮官ながらレオナルドの手腕は、称えられてよいものだと考えています。
 考えてみてください。カカを売却しても抱える借金は帳消しにならず、ボルドーに完全移籍したヨアン・グリュキュフは、リベリーと並びフランス代表の顔となりました。
 クラブが抱える高齢化問題はまだ尾を引いている上、ロナウジーニョはバルセロナ時代の彼ではない。ミランには好成績を挙げる要素をあげることすら難しかったわけですから、ミランのファンの方は胸をなでおろしていると思います。

 インテルも会長のマッシモ・モラッティが口を出す方ですが、ミランはその上をいきますよね。
 最近はそうでもありませんが、シルヒオ・ベルルスコーニの要求をのまないと、ミランベンチが暗くなることは周知の事実でした。前任者のアンチェロッティが4ー3ー2ー1の布陣デ戦うと、すぐさまベルルスコーニは「2トップで戦え」と命令したものですし、チェルシーに移籍したシェフチェンコが、レンタルバックで復帰した背景には、ベルルスコーニが1枚噛んでいるといわれています。

 「金も出すが口も出す。」
 このオーナーの下でミランはずっと戦ってきたわけですから、現場の気苦労は本当に凄まじかったのではと思います。

 今シーズンレオナルドに追い風が吹いた点を見てみると
 1・アレッサンドロ・ネスタのフッキ
 2・マルコ・ボッリエッロの復活
 3・ロナウジーニョのコンディションの良さ
 が挙げられます。また昨年同様短期レンタルで加わったベッカムも、コンディションは上々のようですから、後半戦ミランはインテルの対抗馬として、目が離せない存在になりそうです。

 少なくともミラン首脳陣は、ユヴェントスの首脳陣よりも枕を高くして眠れるはずです。
 同じ新米監督でも、チロ・フェラーラの評判は、芳しいものではありませんから。同じコスト安でも結果が伴わなければ、何の意味も持ちませんからね。
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元日本代表久保JFL金沢へ移籍

2010-01-08 01:22:40 | 日記
 昨日の報道を見て驚きました。久保竜彦がJFLのツエーゲン金沢へ移籍するという話を知ったからです。元日本代表がプロではなく、アマチュアのカテゴリーで試合をするということは、相当の覚悟を決めて試合に臨むことになるからです。アマチュアとプロでは、ハード面でも収入面でも比較にはなりませんし、横浜Fマリノス時代の2004年の前期リーグは、彼のゴールで優勝を手繰り寄せましたからね。いやはや本当に驚きです。

 ただ残念なことに金沢は今季からJFLに昇格したんですよね。実は昨シーズンまで長野パルセイロとツエーゲン金沢は、北信越1部リーグの強豪として名を馳せていたんです。でも松本山雅と共にJFLに昇格してしまいましたから、長野の地で久保の姿は見る事ができません。
 
 本当に残念ですね!!。やはり代表選手が身近にいることは、ファンにとって大きな喜びですし、この点については山雅のファンが正直羨ましいですね。
 クラブが上のカテゴリーに昇格する事は、相手クラブの選手の力量、知名度が増す。つまり観戦が楽しくなることになりますから。

 ただ資金面で苦戦を強いられる事も覚悟しないといけません。
 山雅に関しては松本市が援助する事を約束しているので問題はないようですが、金沢はどうでしょうか。

 今まで遠征の範囲は北信越に限られていましたが、JFLではこの範囲が日本全国になりますし、選手も移動の調整に最初は頭を悩ませるでしょうし、ファンも敵地での観戦は難しくなりますね。

 でもこれは今シーズンも同じカテゴリーで戦うファンの「ひがみ」でしかありません。ツエーゲンのファンの皆さんは久保のプレイに夢中になってもらいたいと思います。だってJFLに昇格しなければ、久保を獲得しようという考えは浮かばなかったでしょうから。
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