塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

地域に根ざした外国人選手の補強

2010-01-12 19:46:08 | 日記
 現在のJリーグを支える外国人選手の多くがブラジル、もしくは韓国の選手達です。例えばJリーグが地域密着を唱え、地元出身の選手が地元クラブで活躍することを歓迎するならば、外国人選手の出身地も、クラブがある地域に根ざしたものならば、ファンの皆さんも応援がしやすくなると思うのです。
 
 一例を挙げてみます
 
 例えば北信越リーグに「上田ジェンシェン」といううクラブがあります。
 上田市は映画のロケ地として数多くの映画監督から愛されている土地であり、戦国武将の真田一族と上田城の存在で、歴史ファンからも大きな注目を集めています。

 そして上田には数多くの南米から働きにやってきた、多くの労働者が住んでいます。一見しただけではわかりませんが、ボリビアやペルー、チリの方々ではないかと僕は思います。
 上田ジェンシェンが外国人選手を補強するという話は耳にしたことはありませんが、もし将来ジェンシェンが外国人選手の補強を考えるなら、こうした上田に働きにやってきている外国の方々の母国から選手を獲得したら、皆応援にやってくるかもしれません。

 東京のようにメトロポリタンな街ならば、仮にFC東京が様々な国籍の選手を獲得しても違和感はないと思います。でも今挙げた上田のように、在住の外国人の方々の国や地域が限られているならば、その特色を味方につけることも必要のような気がします。

 例えばパルセイロの応援に出かけても、外国の方が応援にやってきたという風景には滅多にでくわしません。僕は練習場で1回、スタジアムでも1回見かけた事があるくらいでしょうか。

 欧州でのサッカー観戦に多くの日本人が参加する今、Jリーグや各地域リーグも海外のお客さんを取り込む時期がきているように感じます。地域に溶け込む仲介役として、サッカーは非常に適切な存在だと僕は思います。
 特に南米の方々は、サッカーに関心のある事が多いですからね。
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トライアルでパルセイロの一員に

2010-01-12 19:28:23 | 日記
 長野パルセイロは1月24日に女子のトライアルを、翌25日にトップのトライアルを、埼玉スタジアム第4グラウンドで行います。芝は人工芝で形式は20分のゲームを4セットで行うそうで、長野パルセイロの一員になりたいという方は、是非参加していただきたいと思います。
 
 実はパルセイロには昨年「長野パルセイロ・レディーズ」という女子チームが誕生しています。
 長野県には「大原学園JASRA」というなでしこリーグに参加しているチームがあったのですが、彼女たちは今シーズンより心機一転「長野パルセイロ・レディーズ」をいう形で、活動を行う事になったのです。そのトライアルが今月24日にあるのです。

 トライアルというのは時間が短い上、個々の選手が生き残りに懸命ですから、ボールが回ってくるかはわかりませんし、自分の持ち味を発揮できない選手も多いようです。

 先日行われたJリーグのトライアルもそうですが、リーグが企画するトライアル、そして今回のパルセイロのようにクラブが企画するトライアルも、1回ではなくもう少し回を重ねることができたらいいのにと思うのです。
 もちろんトライアルにかかる費用はバカにならないかもしれませんが、「無所属」「引退」に選手を追い込まない施策が、今は求められていると思います。

 コンサドーレに移籍する中山、ツエーゲンの一員としてアマチュアの舞台に立つ久保。彼らのように代表経験者で知名度のある選手達ですら、移籍先に苦労する昨今、名も無き選手達のためにリーグが手を差し伸べる事は、若年層がプロを志す際のセーフティネットとして、機能するのではないでしょうか。

 実は以前パルセイロのトライアルは、僕の地元のサッカー場で開かれたことがあったんです。週末開催でしたので仕事を優先にして観戦には行かなかったんですが。
 今から振り返るとちょっと惜しい事をしました。残念です。
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おめでとう!山梨学院大学付属高校!!(2)

2010-01-12 15:30:34 | 日記
 今日の長野県は雪が舞い、底冷えのする寒い1日ですが、甲府の天気もこちらと変らないと思います。でも今日「ニュースZERO」で、山梨学院大学付属高校の優勝パレードの映像が見られるようで、選手達の活躍が甲府だけでなく、山梨県全体を暖かく包み込んでいることでしょう。

 信濃毎日新聞のコラムでも横森監督の談話が掲載されています。
 優勝という結果をみて、6歳と4歳のお孫さんふたりが、サッカーに興味を持ってくれたら嬉しいとのこと。その談話から「好々爺の横森監督」の横顔が見てとれます。

 優勝パレードは甲府駅前から県庁に続く駅前通りを進むのでしょうが、僕が在学中の時と比較しても、シャッターを下ろしたお店が幾つかあるんですよね。僕が甲府を最後におとずれたのは2008年の8月ですが、街が寂れつつあるという感じが強かったです。

 ですから彼らの溌剌とした笑顔が、甲府と山梨県の皆さんに活力を与えた事は間違いないと思います。ヴァンフォーレは残念ながらJ1昇格は果たせませんでしたが、今季は昇格の最右翼に挙げられると思います。サッカーが山梨県に大きな力を与えるよう、かつて甲府在住者だった僕も、長野の地から願っています。
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リバプールクライシス(2)

2010-01-12 14:47:32 | 日記
 では前回の続きで僕が考えるリバプールの救済案についてお話したいと思います。
 まずは来シーズン以降の展望です
 
 案件その1・トーレスとジェラードを残留させる
 落ち着いて考えてみましょう。リバプールはイングランドのみならず、世界中にファンがいる伝統のあるクラブです。だからこそ「アディダス」「カールスバーグ」という大企業がスポンサー料を払っているわけです。
 故障が多く戦線離脱のおおいふたりですが、リバプールの顔であることに間違いはありません。ですから主力二人の売却は近視眼的発想で、長期的視野でみたら得策ではないといえます。

 案件その2.強化の面から見て
 ジェラードとトーレスの代役を確保することは不可能な任務です。
 そして永続的なチャンピオンズ・リーグへの出場権を手にいれたいなら、彼らの残留は絶対条件です。マーティン・オニール率いるアストン・ビラ、お隣のエバートンに寝首をかかれたくないなら、残留させるべきでしょう。

 GKのレイナにDFのキャラガー、ジェラードとトーレスの縦のラインの維持は絶対だと思います。この骨格を支える肉の部分で不要と思われる選手を売却して、現金を調達する方が賢明だと僕は思います。例えばライアン・バベルやヨッシ・ベナユンがそうです。
 DFのドッセーナは既にナポリと契約を結びましたし、選手を絞り込んで給料の削減に取り組むことは、決して間違いではないとおもいます。

 彼ら主力が残留できれば、先にあげたスポンサーも、「スポンサー料を支払う価値があるクラブ」と認識してくれるでしょうし。

 案件その3 新オーナーを迎え入れる
 さすがにこれは案件として現実味はないのですが。
 ただプレミアの中でもリバプールのネームバリューを相当大きい上、伝統と格式はユナイテッドにも劣りません。新しい買い手が名乗りを挙げたならば、耳を傾ける価値はあると思います。

 案件その4 ファンが我慢をする
 今季既にチャンピンズの舞台から去り、同時に来季の出場権も手に入らず財政状況が好転する気配がない。
 従って脇役だけでなく、主役の売却も真剣に検討しなければならない。

 仮に今シーズン終了後、上記のようなかつてない危機的状況にクラブが追い詰められたとします。その時ファンがクラブがしばらくの間、優勝争いから脱落する可能性を我慢する必要があるとおもいます。
 
 例えば今シーズンのミランがインテルに次いで2位でいられるのは、セリエAがプレミアよりも競争力が弱いからでしょう。もしミランがプレミアのクラブならば、良くて中位、下手をすれば降格争いをしているかもしれません。
 プレミアの競争の凄まじさは世界で一番過酷なのではないかと僕は思います。

 そして僕が考える今季の救済案は以下の3点になります
 1・ベニテスがお役御免と判断した選手を、今の移籍市場で放出しクラブに一体感をもたせること
 2・それにともない先発の顔触れが固定し、選手間の意思疎通が容易になること
 3・後半戦のとりこぼしを避けるために、格下から必ず勝ち点3を奪いそして選手に適度な休養を与える事

 これらになるかと思います。 
 リバプールには底力がありますし、2007-08シーズンに見せた後半戦の快進撃に見られるように、一度波に乗れば最低目標の4位には充分手が届くと思います。
 
 シーズン終了後には、「ジェラードとトーレスの移籍話は何だったんだ?」と笑い話になっている可能性も充分あると思います。
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リバプールクライシス

2010-01-12 14:26:42 | 日記
 リバプールの財政状況は、僕たちが考えている以上に酷いのでしょうか?
 今季仮にチャンピオンズ・リーグ出場権を失ったならば、フェルナンド・トーレスとスティーブン・ジェラードのふたりは、本当にアンフィールドを去るのでしょうか?

 どうしてこんな話をするのかというと、ジェラードの獲得をインテルが狙っているという話があるからなんです。インテルファンの僕としては、リバプール育ちのジェラードが、プレミアのタイトル奪還の任務を捨ててまで、イタリアにくるとは到底思えないので、なんだか現実味に欠けると考えています。

 確かにインテルのセントラルミッドフィルダーは、カンビアッソにしてもモッタにしても、故障で戦線離脱することが度々あり、パトリック・ヴィエイラもクラブを離脱してしまいましたから、補強が不可欠のポジションであることは確かです。
 
 ジェラードのミドルシュートとスライディングタックルの豪快さには、僕も大きな魅力を感じるひとりですが、仮に彼を売却してしまったなら、アンフィールドのファン、中での「コップ」と呼ばれる熱狂的ファンたちは黙っていないでしょうね。来季のシーズンチケットの売上も滞るでしょうし、シーズン終了後までこのふたりの移籍話は待った方が賢明でしょうね。

 しかしトーレスそしてジェラードの売却話がここまで公にされることは、リバプールの財政状況がやはり破綻寸前と見てよいのかもしれません。
 インテルがジェラード獲得を示唆している背景には、通常ならばリバプール首脳陣はインテルからの獲得申し込みを反故するに決まっている。しかし今の財政状況を顧みるならば、話し合いのテーブルに着く準備があると捉えているからでしょう。

 かつてラツイオが今のリバプールと同じ状況に陥ったとき、クレスポとネスタ、そしてヴェロンとクラブの主力を次々と売却し、延命措置に走ったことがあります
 結果的に前オーナーのクラニョツティから、現在のロティートへと経営陣が変ったわけですが、今のリバプールの財政状況が悪くなった要因は、今のアメリカ人オーナーがクラブ買収の際に行った、銀行からの借り入れ金の返済が焦げ付いていることに、大きな問題があるようです。

 その結果が主力2選手の売却、そして来季のチャンピオンズ・リーグへの出場権絶対獲得へと話が進むわけですが、僕は他にもクラブを救う救済策があるように感じるので、次回僕の考えた案件をお話したいと思います。
 
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