塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

僕が推測するボージャン流浪の背景

2014-07-19 23:33:15 | 日記
 僕はボージャンの映像を見たことはありません。

 あくまで資料や彼のインタビューだけを参考にお話ししますと、彼自身は非常に技術に長けているんですね。

 多分その余りに技術をこなせる要素が高すぎて、便利屋、言い換えれば器用貧乏に陥り、監督の目には

 「これが彼の武器か!」

 と思わせる、強烈なパーソナリティに乏しいのかもしれません。

 競争意識が非常に高い事でしられるバルセロナの下部組織からトップに上り詰めたくらいですから、ボージャン自身の人間性と心のタフさは、他の選手に劣ってはいないと思います。

 「誰かを蹴落とし、自分が這い上がる」

 という状況では、誰もが苦痛を感じます。

 しかし、その苦痛を乗り越えたからこそボージャンの土台になっているのでしょうし、ドス・サントスやチアゴのように、ボージャン同様既にバルセロナを離れた選手も同様でしょう。

 後はボージャン自身が

 「これを見て欲しい」

 と思わせる物、それだけが見つかれば評価は間違いなく上昇するように思えます。

 でも、その「何か」を見つけるのが難しいのですが。

 オリンピアコスはギリシャを代表するクラブですし、優勝争いをパナシナイコスと行うのは間違いありませんが、ギリシャは僕たちが思う以上にフィジカル・コンタクトの長けていると聞きます。

 まずはギリシャの地に馴染む。

 ここが大切でしょうね。
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ジャーニーマンとそうでない選手の狭間とは

2014-07-19 23:24:40 | 日記
 ボージャン・クルキッチがアヤックスからオリンピアコスに移籍しようとしています。

 彼を侮蔑する意味あいでジャーニーマンと呼ぶ方もいますが、移籍を繰り返す選手とそうでない選手の違いはどこにあるのでしょうか?

 かつてボージャン同様にバルセロナ出身でレンタル移籍を余儀なくされた選手がいます。

 彼はイヴァン・デラペーニャで、2009シーズンにエスパニョールで中村俊輔の仲介役になった事でもしられています。

 フランス、イタリアと渡り歩いた彼は、初めて訪れるスペインの地で暮らし始めた中村の心境を、監督を含めた誰よりも気遣える精神的ゆとりがあったのでしょうね。

 デラペーニャがラツィオを皮切りに、マルセイユ、エスパニョールと渡り歩いた背景には、

 1・当時の指揮官、ルイス・ファンハールから、戦術の読解力に乏しいと指摘されたこと
 2・スルーパスの威力は凄まじいものがある、しかし守備が不得手であった
 3・守備力を求められるイタリアでは、やはりベンチ要因にしかならなかった

 という側面があります。

 つまり、デラペーニャの場合には

 「長所よりも短所に目を向けられた」

 という印象が強いですね。

 ですから彼の場合、バルセロナに再度戻る形になりましたが、ファンの目に映ったのは過去の覇気あるデラペーニャではなく、おちぶれた姿でしかありませんでした。

 ですからエスパニョールというバルセロナでは珍しい

 「レアル寄りのクラブ」

 で主軸になったことは不可解にも思えます。

 しかしデラペーニャは場数を踏んできたこと、つまり試合でどう振る舞うべきかをクラブの誰よりも理解していたことで息を吹き返し、代表招集も受けます。

 それは彼の良さが再び理解できた証でもあったのです。
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僕が考える代表ジャージのマーキング

2014-07-19 19:20:19 | 日記
 ワールドカップ前、AKB48のマーキングが日本代表ジャージに行えることが話題になりました。

 実際マーキングを依頼した方、いらっしゃいますか?

 僕個人としてはマーキング・サービスを外部の人間ではなく、純粋に選手、もしくは引退した選手で構成されるべきだと考えます。

 ですから代表選手23名以外を代表ジャージにマーキングしてもらうならば

 1・釜本、杉山、横山、宮本という1968年のメキシコ五輪銅メダル選手
 2・ジョージ与那城、ラモス瑠偉に代表される帰化選手
 3・戸塚、西野、西村というような、80年代の日本リーグを支えた選手

 のような、偉大なる先達たちに敬意を払うような仕組みの方が良いのではないでしょうか?

 過去20年、代表強化とJの歩みがシンクロしてきた点は間違いありません。

 とかくサッカーの歴史はプロの歩みとして認知されがちですが、日本はアマチュアの方が長い歴史を保っていますから、過去の名手たちのマーキングが可能であれば、行う価値はあると思います。

 過去には

 「ジーコ」
 「カズ」

 のマーキングが受けられた時期があります。

 このマーキングは敬意を現れもあるでしょうし、純粋に需要があったからこそ準備されたとの見方もできます。

 僕もそうですが、どうも日本サッカーの過去やJリーグよりも、海外リーグ偏重になってしまうのが悪い癖です。

 アシックスやミズノが世界で活躍していたころ、日本サッカーも確実に存在したことを、忘れてはいけないと強く思う次第です。
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サッカーの文脈に、オールスターという言葉は無い

2014-07-19 19:06:42 | 日記
 オールスターと言う発想は、サッカーの文脈に存在しない。

 マツダがスポンサーを務めるオールスターがゲームが始まりました。

 お膝元の広島カープからは何と8名が選出されたそうで、これにはマツダも頼もしさ、そしてペナント・レースへの注目を更に高めているでしょう。

 Jで例えるならば、グランパスエイトがアジア王者に輝き、トヨタが冠スポンサーであるクラブ・ワールドカップに参戦することでしょうが、トヨタは今しばらく我慢でしょうね。

 今回はレアル・マドリードが参戦しますから、旨味はくなるでしょうが。

 野球ではオールスターは付き物で、米国でもダルビッシュ、上原の両投手が指名されたことでも話題になりました。

 かつてはJリーグも様々な形でオールスターを実施し、近年はテレビ朝日が中継に力を入れていましたが、2014年の今、熱心なファンでもオールスター開催を望む声は聞こえません。

 嫌な言い方をすれば

 「オールスターは興行であり、J1の優勝争いとは無関係」

 という形ですね。

 野球のオールスターは、両リーグの選手が一堂に会し、普段対戦機会の無い投手と野手が集まるからこそ意味があります。

 第2戦は甲子園球場で、藤浪投手が先発していますし、地元選手が地元開催で活躍する楽しみはあるでしょう。

 でもJリーグは

 1・野球のようにリーグが分かれていない
 2・代表が恒常的に活動している為、主力の顔ぶれは知られている
 3・ホームタウンこそが活動拠点

 という3点がありますから、選手が集まる機会が無くても構わないと皆さん感じているはずです。

 ただ、さほど話題にならないJの現状を考慮すれば、何かしらの起爆剤が必要なのは確かですが。
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ナイキ、ユヴェントスの新作を発表するも

2014-07-19 01:44:54 | 日記
 ナイキ最後となる2014-15シーズンのユヴェントスモデルは、引き続き胸スポンサーが「Jeep」となります。

 アトレティコ・マドリードの最新ジャージと共に、映像はフットボール・パークで閲覧できますが、一つ疑問に感じる出来事があります。

 それは遂に優勝回数が30回に達成し、ステラの刺繍が3つとなるはずなのに、そのステラが映像では確認できません。

 もしルチアーノ・モッジによるカルチョ・ポリが無ければ、ファビオ・カペロ政権で勝ちとった2度の優勝で既にステラは3つになっていましたが、その後の低迷期もあり、アントニオ・コンテ政権誕生までは厳しい戦いが続いていました。

 カルチョ・ポリ当時、僕はインテルを熱心に応援していたので

 「ユヴェントスのスクデットはく奪は当然だろう」

 と感じていましたが、今は当時の反感は消え失せていますが。

 ナイキからすれば、まだステラの刺繍位置を決めかねているだけで、今後、生産分にはしっかりと星が3つ刻まれているだけの問題かもしれませんし、ファンお馴染みの

 「スクデット・パッチ」

 は同梱の状態ですね。

 ただアントニオ・コンテが対談し、マッシミリアーノ・アレグリ政権が誕生する彼らですが、コンテはアズーリを率いる為にトリノを去るのでしょうか?

 ユヴェントスの顔として一時代を築いたトラップが、1999年フィオレンティーナの指揮官に就任した際は、大きな反動を受けましたが、イタリアでは他国よりも、ライバルを率いていた監督が就任すると、騒然とする傾向にあります。

 レオナルドがミランからインテルに鞍替えした時もそうでした。

 ですからアレグリ政権は、まず監督が信任を得るところから始まるでしょうし、星3つに恥じない戦いもしなくてはいけません。
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