塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

エスパルス、監督交代で立て直しへ

2014-07-30 22:23:55 | 日記
 エスパルスがアフシン・ゴトビ氏を解任し、新監督にクラブ出身の大榎克己氏を指名しました。

 新監督は長谷川健太、堀池巧と並ぶエスパルス創世記から見つめてきた人物であり、クラブの指名の関してファンも概ね好評の様子です。

 ベガルタにサンガ、そしてエスパルスを見ていますと、いずれは長野パルセイロも成績不振で監督を解雇、新監督の招聘やスタジアムでシュプレヒ・コールが叫ばれる。

 可能性はあります。

 むしろあるでしょうね。

 今の美濃部体制が発足する際も、ファンの不満がありました。

 それは前任の薩川氏が残した足跡が、パルセイロにとって土台となる物として皆が認知していたこともあり、クラブ首脳陣との不和は退団の理由ではないかと思われた為です。

 現体制が素晴らしい成績を残していますから、今は美濃部監督も落ち着いて指揮を執っています。

 でも最初はやりにくかったでしょうね。

 将来、成績不振を筆頭に、信濃毎日新聞が

 「パルセイロ、監督交代へ!」

 という見出しが載るときはあるでしょうが、それだけ監督の指名というのは難しいわけです。

 もし近い将来、籾谷やアンバサダー土橋、佐藤という在籍年数が長かった選手が監督ライセンスを得てパルセイロに戻って来たならば、やはり盛り上がると思います。

 一方で

 「クラブ出身者が監督になる事」

 がより厳しいのも確かで、それが降格と昇格のあるサッカーという競技の本質と言えます。
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ネイマール、明日お昼に生出演が決定

2014-07-30 22:14:03 | 日記
 明日、バイキングにネイマールが生出演するとの事。

 フジテレビに限らずネイマールが日本の番組に単独で出演するのは初めてということで、今から登場を楽しみにしている方も多いはずです。

 その一方で懸念もあります。

 「故障はもう癒えたから来日するのか」
 「インテル、ローマ、ユナイテッドのように練習に励むクラブがある中で、彼もバルセロナに合流しなくて構わないのか」

 既にベルギーではリーグが開幕していますし、間もなくフランスも熱戦があります。

 この2か国は他国よりも開幕は早い分、閉幕も早いという特色がありますが、もしスペインも同様のスケジュールならば、ネイマールの来日は批判されていたと思います。

 実際に本当に真剣なサッカーのインタビューにはならないでしょう。

 1-7の惨敗をどう受け止めますか?
 新監督にはドゥンガではなく、欧州から監督を招くべきと言う声もありますが?

 こんな質問が仮にきたとしても、

 「つまんねえな!!」

 という形で退けられるでしょうが。

 グアルディオラ政権誕生の可能性もあったセレソンですが、仮に彼を招聘したとしても優勝できたかどうか、それはわかりません。

 一方で選手選考が異なるのは事実ですし、ドイツにあそこまでの屈辱を味わう事にはならなかった、という見解もあると思います。

 ただテレビ局が

 「視聴率を獲得したい」

 と言う目的で彼に出演依頼を要請したならば、どこか寂しい気もします。
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僕個人の食生活とカルチャー・ギャップ

2014-07-30 17:29:59 | 日記
 僕はほぼ毎日、納豆、豆腐、キムチ、そしてヨーグルトとオリーブオイルを口にします。

 オリーブオイルはこんがりと焼いたトーストにかける形で食べ、ヨーグルトは砂糖なしのプレーンを選択し、コーヒーも出来る限りブラックを飲みます。

 会社でコーヒーを飲む際も完全にブラックです。

 昔、カズが毎日のように納豆を食べると言う事で、ファンの男の子が納豆を盛り盛り食べる、という映像を見たことがありますが、それだけ選手の素奥生活は選手本人だけでなく

 「周囲、特に子供への影響」

 があるわけです。

 例えばコカ・コーラ社が

 「飲むサラダ」

 というフレーズの下で太陽のマテ茶を販売しています。

 実際、アルゼンチンは良質の牛肉が食べられる国として有名ですが、本当に牛肉ばかりを食べるそうなんです。

 日本のように米、魚、肉に野菜に大豆と、様々な食品を出来る限り多く摂取しましょうと考える国からすれば異質であり、恐らくサッカー絡みではなくともアルゼンチンを訪問した方は驚くでしょうね。

 アルゼンチンはイタリアからの移民が多く、だからこそセリエAに活躍の場を求める選手が多いわけです。

 それでも言語はともかく、食生活の違いでその穴を埋めることは、案外難しいように感じます。

 例えば日本のように

 「箸を使う」
 「主食はパンでなく米であり、水は基本炭酸入りではない」

 と完全に食生活が異なる国への移籍の方が、選手と家族の負担は少ない、そんなようにも見えます。
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もし移籍先の食生活が度を越えていたならば

2014-07-30 17:21:20 | 日記
 長野パルセイロに移籍した選手達には、長野の郷土食を食べて欲しいと思います。

 まだ選手たちがアマチュアとして企業支援を受けて入た際に、向と高野は七味唐辛子で有名な「八幡屋磯五郎」で働いていましたが、そうなりますと必然的に蕎麦、という形になります。

 僕がかつて仕えていた上司は

 「蕎麦アレルギー」

 で、僕がせっかく長野に赴任したのに残念ですね、と問いかけると
 
 「死ぬよりマシだわ」

 と怒られました。

 このように、食品アレルギーで口にできないという、理由ならば致し方ありませんが、もし移籍先のクラブ、国の食生活がひどいものならば、選手はどうすべきでしょうか?

 クラブに馴染む為、致し方なくその食事を摂取すべきか?

 それとも陰口を叩かれながらも、本当に睡眠と健康に配慮した食事を貫くのか?

 かつてのイングランドは試合終了後のパフでの一杯、朝食には恒例のソーセージ、目玉焼き、オレンジジュースが並んでいたと聞きます。

 例えば自己鍛錬で有名だったクリンスマンが95年にスパーズ、イタリア代表のゾラが96年チェルシーに移籍した時、これらの食生活を見て何を感じたでしょうか?

 自己犠牲か、それとも革新か?

 ヴェンゲルがアーセナルにもたらしたコンチネンタル型の導入は、サッカーのおける戦術だけでなく、食生活も同様でナイジェル・ウインターバーンやトニー・アダムスが

 「ボスにが本当に感謝しているよ、現役を長く続けられたのはヴェンゲルのおかげだからね。」

 と語りましたね。

 イタリアでも食後には赤ワインが一杯は許され、ドイツでは必要以上に卵を摂取するなど、完璧な食生活は無いのでしょう。

 それでも移籍した先の食生活に馴染みが無いのであれば、その点は選手も苦痛でしょうね。
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新入りいじめの意味の無さ

2014-07-30 01:50:08 | 日記
 カズがジェノアに在籍した1994-95シーズン、現地メディアはこの移籍劇がもたらしたのは、プーマとケンウッドというふたつのスポンサーだけと切り捨てます。

 そして2002-03シーズン、高原直泰がHSVと契約した際は

 「日本にゴールポストがあるのか?」

 と尋ねられたとの事。

 前年日本はホスト国としてワールドカップを開催し、16強進出という必要最低限の成績とマナーでこの大会を終えたはずなのですが。

 どんな競技でも歴史が浅い、勝利の味を知らない国の選手が海外で腕磨きをしようとすると、様々な形での外圧を向き合わねばなりません。

 とくに言われる事が

 「ボールが回ってこない」
 「嫌がらせやいたずらが目に付く」

 というもので、過去多くの日本人選手がこれらの意見を唱えてきました。

 僕個人の見解を言えば、いじめをしてクラブが得る利益はまったくありません。

 ユナイテッドのように、アディダスが年間130億円もの資金を投入する方が稀であり、中規模、小規模クラブならば選手獲得の資金が非常に限られています。

 ならば、いじめや愛想をつかすよりも、新戦力がどの国の選手であろうと、馴染む手助けをして

 「1部残留」

 を果たした方が、給料遅配やスポンサー離れを気にすることなく、試合に集中できると言えます。

 僕は今年の新入社員から

 「この部署で良かったです」
 「皆さん暖かく接してくれて本当に大助かりです」

 と語ってくれたことに安堵しています。

 プロなのですから、試合にでる、出ないの問題はありますが、そこに意味の無い国籍や新加入という色眼鏡は捨てるべきではないでしょうか?
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