塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

スポーツは一般企業よりも軽んじられているのか

2014-11-02 23:30:44 | 日記
 京都大学に在籍し、有名企業への就職も決まっているにも関わらず、ロッテ・マリーンズでしたか、ドラフト2位で指名された選手が大きな話題を集めましたね。

 京都大学からは初のドラフト指名と言う話ですが、親御さんも息子さんが野球選手になることを同意している様子です。

 「プロ野球選手を目指すなんで馬鹿じゃないか?」
 「そんなのすぐに解雇されるよ」

 中には、有名企業に就職が決まっており、野球と指名そのものを否定する親御さんもいますが、僕は指名されること自体凄いと思いますし、決して軽んじてはいけないと思いますよ。

 Jも同様で

 1・プロ野球よりも格段に給料が安い
 2・解雇される危険性は特に高い
 3・アマチュア契約はプロよりも圧倒的に多く、仕事と掛け持ちが一般的

 ですよね。

 ですから、サッカーでメシを喰いたい、と訴えても、覆すだけの魅力がJ1にあるかと言えば、熱心な方は「ある!!」と言うでしょうが、実際に説き伏せるのは難しいでしょう。

 僕ならば

 「一般企業に進むことは素晴らしい」
 「同様にJから勧誘を受けた事も素晴らしい」

 と思いますがね。

 野球は米国で特に顕著ですが

 「ドラフトは職業選択の自由に反する」

 と言う事で、フリー・エージェントの権利を争ってきた歴史があります。

 サッカーも近年は移籍金の高騰が目立ち、もはやスポーツの域を超えた金額が動きますが、親御さんからすればそういう未知の世界に息子を送り出したいとは思わないのでしょう。

 Jは選手だけでなく、学校や親御さんへの配慮も進めなくてはいけません。
 
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僕が思う、パルセイロの来季以降

2014-11-02 00:17:20 | 日記
 でも、山雅の足跡にパルセイロも含めて多くのファンが敬意を払っています。

 それはボランティアの方の踏ん張り、ガンズ君というマスコットを誕生させたこと、そしてファンの熱意だけではありません。

 それは湘南ベルマーレに続く2位での自動昇格がまぐれではなく、反町監督を招聘し、今季は松本出身の田中をグランパスから獲得し、J2での戦いを行う中で、確実に昇格の為の

 「地ならし」

 を行ってきた為です。

 仮にパルセイロが来季、J2に昇格したと仮定します。

 僕がフロントならば

 1・最初の3年はJ3降格を回避する事
 2・3、4年目に昇格プレイオフ参戦圏内の6位を目指す
 3・5、6年目に自動昇格を目指す

 と言う段階を提示するでしょう。

 野球でもサッカーでも、多くの監督は3か年計画を提示します。

 でも僕は旧ソ連ではないですが、5か年計画くらいのスパンで監督と選手の入れ替え、地域振興を行うべきだと思います。

 そうでなければJ1からすぐにJ2に戻る

 「ヨーヨークラブ」

 になってしまいますし、県内にJのクラブが複数存在すれば、片方がトップリーグに居続ければ居続けるほど、スポンサーとメディアがそちらに移ってしまう危険性がある為です。

 パルセイロの昇格はまだ未確定です。

 それでもJ2だろうがJ3だろうが、パルセイロはパルセイロらしく、地道に運営をせねばなりません。
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サッカーの中で感じる違和感

2014-11-02 00:08:57 | 日記
 山雅がアビスパ戦で勝利し、J1昇格を果たしました。

 ファンとクラブ関係者には敬意を払わねばなりません。

 その一方で僕の中には

 「祝福すべきか、無関係を決め込むか、それとも祝福すべきでないのか」

 などと、もやもやした感情が浮かんでいるのも確かです。

 それはパルセイロが今季J2に昇格できなければ、確実にニュースバリューが山雅に移るという現実問題もありますし、両雄は簡単に並び立たないというサッカーの現実もあります。

 セルティックとレインジャーズ
 エバートンとリバプール

 のように、家族の中すら応援するクラブが異なる欧州では、時にからかいを、時に快哉を叫ぶわけですが、僕はどういうスタンスをとるべきなのかが、イマイチわからないままでいます。

 父は僕がサッカー好きで、書籍を買っていること、南長野まで観戦に出かけていくことを知っていますから、日本代表、山雅、そしてパルセイロの情報を僕に伝えてくれます。

 それはあくまで

 「サッカーという括りの情報」

 であり、悪気があるわけでは全くありません。

 父は勤務中の息子の為に、サッカーの情報を伝えようととしているだけで、地域とか、昇格、降格とは別の形で携わっているだけにすぎない為です。

 かつてセルティックのファンが

 「日本人のファンが日本代表ジャージを着て、中村の応援をする心情は理解できる」

 と語ったことがあります。

 でも、彼らの中には緑と白のボーダーの中に、いかに日本代表とはいえ、レインジャーズと同じ「青」のジャージが応援風景に混ざっていることに違和感を感じた方はいるでしょうね。

 
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