塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ゾーンとマン・マークにおける戸惑いとは

2014-11-27 19:33:03 | 日記
 アリゴ・サッキがミランでゾーン・プレスを導入後、イタリアでは一気にゾーン守備が大流行となり、従来のマン・マークが完全に廃れてしまいました。

 一方で識者は

 「現在のアズーリでも、マン・マークの基本が出来ている選手はいない」
 「カンナバロ、ネスタ以降のセンターバックは小粒になった」

 との認識を、あれから20年がたっても崩そうとはしません。

 それだけフラット4の威力が凄まじいものだった、というわけです。

 一方でミラン以外のクラブから代表に選出されたDFは、このゾーン・プレスの習得に途轍もないむずかしさを感じていました。

 例えばジュゼッペ・ベルゴミ。

 彼はその経歴をインテル一筋で凄し、1982年のワールドカップで優勝し、98年フランス大会にも出場した名手でした。

 そんな彼もインテルではコッラード・オリーコのような「亜流」のゾーン・プレスを謳う指揮官の他、オッタビオ・ビアンキやオズバルド・バニョーリのような保守の監督から指揮を請うなど

 「混乱の最中」

 の90年代を生きてきたのでした。

 ミランがサッキからカペロへと政権交代があっても基本戦術が変わらなかったこととは、非常に対照的だったんですね。

 それだけ

 「マン・マークからゾーンへ」

 移行することは、戸惑いの連続なのでしょう。

 僕も明日からレジが新しくなり、今から腰が引けています。

 僕にとってレジの変更、金庫へ売上金を納めることは、ベルゴミの戸惑いのようにむずかしさを感じ、その背後にあるミスを犯した際の罵声を連想させるものなのです。

 誰だって

 「何やってんだ」

 と罵声をあびるほど嫌な物は無く、ベルゴミも同じ気持ちだったのではないでしょうか。

 (参考資料 週刊サッカー・ダイジェスト1996年3月27日号)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

格安だろうがなかろうが、噛み合わねば意味が無い

2014-11-27 19:25:52 | 日記
 今日、ラルフローレンのマフラーを購入しました。

 中古品ですが、ブランド品とは思えぬ3ケタ価格!

 でも、僕は今日に至るまで2度下見をして、今日もこのマフラーと相性が良いか服装を考慮してから出かけたのです。

 「塚田はケチくさいな」
 「3ケタの価格なら、その場で買ったらよいじゃないか」

 と言う声が聞こえてきそうですね。

 事実その通りなのですが。

 でもいかに格安とは言え、購入した品が自分の手持ちの衣類と相性が悪ければ何の意味もありませんし、そのマフラーを活かすためだけに服を買い足すのであれば、無意味な買い物になってしまいます。

 セレッソはやはり現有戦力とフォルランの噛み合いが良くなかった、と言えそうですね。

 一方でランコ・ポポビッチ氏の戦術と練習内容が、前任者レヴィー・クルピ氏と随分かけ離れていたのかもしれません。

 間違いないのは

 1・クルピ政権にフォルランはいなかった
 2・政権交代により、柿谷を活かすことよりも、フォルランを活かすにはどうすべきか?に重点が置かれた

 という2点でしょうか。

 誰だってフォルランを活用すべきかと思いますし、高額年俸の選手をベンチに置けば、それだけで指揮官は批判の対象になってしまいます。

 ファンの多くは

 「クルピ政権を継続させ、フォルラン加入ならどうだっただろうか?」

 と感じているのかもしれません。

 そのブラジル人監督は神戸で指揮を執ると予想されており、2015シーズンはすれ違いになる可能性もあります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

僕が思う、アジアカップの目標

2014-11-27 01:52:14 | 日記
 僕は現在の日本代表がシドニーまでたどり着くのは難しいと思います。

 例えばホストのオーストラリア。

 彼らは少なくとも「ケイヒル」と言う固有名詞があります。

 つまり、流れを引き寄せ交代で相手に嫌な気分を与える為の秘策がベンチに座っている形になりますし、少なくともその相手が日本ならば、勝手に慌てふためいてくれるでしょうしね。

 それだけ嫌な思い出が詰まっているわけです。

 日本はアジアカップの予選免除をなる3位、まずはここを目指すべきです。

 少なくとも今の日本には

 「劇的なまでに流れを引き寄せるベンチの切り札がいない」
 「今野と遠藤を引っ張り出す形になった」

 という、マイナス面は否めませんから。

 では前向きな材料は何かと言えば、当然存在しますよ。

 まず左のフルバックは太田で良いと思います。

 そして右は内田と長友を配置する、つまり純粋に右利きの選手を右に置き、クロスを供給する際に持ち直すという時間のロス、これを消去したらどうか、と思うのです。

 柴咲と武藤、太田の3選手はこのまま起用すべきでしょうし、僕は皆川、坂井と初戦以降は招集対象外の選手も、もっと継続して使ってやってほしいと思います。

 アンダーの世代、新潟の鈴木武蔵、ヤングボーイズの久保など、台頭すべき存在があればもっと刺激がA代表に与えられると思います。

 前回王者としての面目もありますし、ファースト・ラウンド突破、8強、4強と言う形で地道に進むべきでしょうが、この結果が案外アギレ政権にもたらす影響は大きいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

僕が思う、パルセイロの持つ口説き文句

2014-11-27 01:28:42 | 日記
 パンフレットを見ながら今年のクリスマス・ケーキはどうすべきか?と考えている方は多いでしょう。

 僕のようにスーパーで働いている方ならば、まずは自店での購入を考えるでしょうが、そうでない方は面倒だと思うのでしょうね。

 そんな時、殺し文句になるのが

 「有名ホテル提供ケーキ」
 「このシェフが監修を手掛けたおすすめ品」

 という、エキスパートによる商品でしょう。

 冬物衣類であれば

 「信頼の日本製」
 「イタリアのウールでセーターを編みました」

 という生産国表示は、大きなアドバンテージ(売る側にも買う側にも)が得られます。

 では、長野パルセイロはこうした殺し文句はあるでしょうか?

 この場合の殺し文句は、選手獲得、特にビッグネームを獲得する際にGMが発する言葉ですが、僕はあると思います。

 2007年でしたか、パルセイロが初めてプロ契約を提示したFW要田勇一は、リバーフロントを含むパルセイロの練習施設の良さを挙げていたものです。

 前所属がジェフという、トップリーグの選手が移籍先を地域リーグにまで落とした理由は、パルセイロが持つ練習施設にあったとなれば、これは充分な殺し文句ではありませんか。

 他にも

 「巡回指導はこれだけしています」
 「来年、この屋根付きスタジアムでオレンジを纏いませんか」

 と言う言葉もあるでしょう。

 殺し文句が豊富と言う事は、それだけクラブの魅力があるというわけです。

 男と女の関係ではないのですから、複数の男をゲットできる最高のチャンスを、無駄にしてはいけませんね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする