塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

冬の選手権、PK戦の余波

2025-01-14 21:48:12 | 日記

 前橋育英高校と流通経済柏の対戦となった、昨日の高校選手権決勝。

 

 先日もお話ししましたが、中継した日本テレビに不満を持つファンは相当数存在するそうですが、逆に言えばそれだけこの決勝戦が最後まで見ごたえがあった、という証明になりましたね。

 

 ただファンの中には

 

 「両校同時優勝でもよいのではないかな」

 「PKでの決着は酷だよ」

 

 という声もあるといいます。

 

 川渕三郎氏は、両校同時優勝が最適と考えている様子で、今後冬の選手権における解決策が話し合われるかもしれません。

 

 日本人は勝負を最後まで見届けたいと思う国民性なのでしょうか。

 

 高校野球では夏の甲子園、最大延長18回を終えても勝敗が決まらず「翌日再試合」ということが過去にあったと聞きました。

 

 せめて中1日くらい、選手を休ませることができないものかとも思いますが、引き分けという発想はやはりサッカーにはありますが、他の競技には希薄であることも確かです。

 

 漫画の世界ではキャプテン翼の全国中学選手権、東邦と南葛の4-4における同時優勝が描かれましたが、高橋先生は最後までこの勝負をどう白黒つけるかで悩んだそうですよ。

 

 先生はやはり最後は翼が優勝旗を掲げる展開を考慮していたといいますが、その考えを覆したのは東邦の選手たちを生き生きと描くことで変化したのでしょうか。

 

 

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貧しい家庭の子供たちが夢見ること

2025-01-14 21:34:28 | 日記

 ショーン・コネリーとケイリー・グラント

 

 前者はスコットランド、後者はイングランドを代表する俳優として知られ、多くの映画に登場し、映画監督から重宝されてきました。

 

 共通点として彼らは

 

 生家が貧しく、学が高いわけではない

 しかし、自分に似合う衣装や着こなしを必死に学び、華麗で優雅な着こなしアクションをこなせるようになる

 

 という形なんですよね。

 

 特にコネリーは、007に主演する際「アンソニー・シンクレア」という一流の仕立て職人と出会い、軍服の要素を加えた美しいスーツをいかに纏うべきかという難題を克服します。

 

 グラントは顔が大きいことを自覚し、タブカラーのような小ぶりの襟シャツで登場、女優たちを引き立てました。

 

 彼らにとって銀幕は、稼ぐことの手段であり、同時に自分を最大限にさらけ出せる貴重な場所だったのでしょう。

 

 中米では大リーグの選手になること

 北米ではバスケットボールかアメリカン・フットボールのドラフト指名を受けること

 アフリカではプロサッカー選手になるため、欧州を目指すこと

 

 貧しい家庭の子供たちは、俳優や歌手も魅力でしょうが、選手になって稼ぎたい、片親であるハンディを克服したいと考えますね。

 

 日本でもプロ野球ドラフトにひっかかるため、懸命に汗を流す選手がいますが、ドキュメントではそれらの多くが片親であったり、働きながら学んできた選手が多い様子です。

 

 Jリーグにはまだそこまでの救済的発想はないのかもしれません。

 

 ただすくなくとも60クラブのプロと裾野の広いアマチュアを考えれば、サッカーで稼ぎたいという要求は、以前よりも近い位置にあるのではないでしょうか。

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サッカーにも勧善懲悪があるのでしょうか

2025-01-14 21:25:09 | 日記

 スティーブ・マックイーン主演作品「大脱走」をDVD,「砲艦サンパブロ」をレンタル落ちブルーレイで購入しました。

 

 過去、大脱走の視聴はありますが、既に手放してしまったこともあり、買いなおしました。

 

 今、僕はサープラスやジーパン、アスレチックに代表される米国衣料品の資料を集めていまして、マックイーンはその着こなしを多くのファンが今でも手本にしていますね。

 

 戦争はどんなに人間が成長してもなくならない

 映画「戦場のピアニスト」のように、侵略する側は人命を簡単にもて遊ぶ

 

 わけですし、今はテレビゲームのように画面上から簡単に攻撃ができます。

 

 ただ、皮肉なことですが、衣料品の世界では、サープラスとかミリタリーと呼ばれるジャンルは、今も昔も多くのファンを呼び寄せ

 

 ザ・リアルマッコイズのオフィサー・チノやカモフラージュ・パンツ 

 テーラー東洋のフライトジャケットや横須賀ジャンパー

 

 は、今も昔も大変な人気です。

 

 サッカーも同様で、FIFAワールドカップを軸にクラブでも代表でも、多くの名勝負が誕生し、ファンを喜ばせてきました。

 

 その一方で

 

 イタリアでは2006年のカルチョ・スキャンダルが発生

 フランスでは1993年のオリンピック・マルセイユが、リーグ戦で八百長を仕組む

 イングランドではヒルズポロに悲劇と呼ばれる、スタジアム事故が発生

 ブラジルでは航空機墜落で、シャペコエンセの選手と指揮官が他界

 

 など、多くの問題も生じてきました。

 

 ただ、物事には必ず裏と表があり、勧善懲悪ということがこの世には存在するというよいっ見本なのかもしれません。

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