高校サッカー女子選手権、長野県代表の佐久長聖高校は、藤枝順心高校に0-4で敗北しました。
実は彼女たちの誕生は2017年と、まだ10年の歳月もありません。
選手権に参加して勝利するのは今回が初めてといいますし、全国大会の晴れ舞台で2勝できたことは、むしろすごいことではないでしょうか。
敗北も勝利も、選手たちには大きな糧である
それは学校関係者と指揮官も同様
と思うのです。
ただ、歴史の浅い学校、部そのものが近年誕生した場合、やはり8強進出が限度かもしれません。
4強以上になるには
勝利という伝統の蓄積
指揮官と選手たちが、戦い方と緊張感との付き合いがわかっている
面があると思いますし、勝利が続けば滞在費、宿泊費も高くなるわけですからね。
FIFAワールドカップでは伝統国でない国、2002年の韓国代表と2022年のモロッコ代表が大きな話題を提供しました。
ただ、モロッコが審判の判定ではなく、自分たちの展開で勝利した一方、韓国代表は
今でもスペインとイタリアは、彼らに敗北した理由は判定の誤りである
仮に現在のようなVARがあれば、判定は覆り不条理な結末ではない
と思われている節があるわけですが。
それでも韓国サッカーは胸を張る、4強進出を誇りに思うのでしょうが、その遺産が現在と未来に重くのしかかることも同様でしょうが。