僕は今日、以前所有していたDVD「タクシードライバー」を買いなおしました。
主人公のトラビスはロバート・デ・ニーロが演じますが、アメカジの世界では
トラビスの履くリーの200番
ウエスタンブーツやM51、タンカースジャケット
は評判で、リーとリアルマッコイズのダブルネームで、ジーパンだけでなく黄色のTシャツも復刻していますから、コスチュームを確認する楽しみがありますよね。
僕はこのジーパンを持っていませんが、今回視聴する際は「ウエアハウス名義」の70年代101の復刻を着用しました。
ハンニバル(テレビ版)を視聴する際は、トラウザーやドレスシャツをまとうのですが、着替えることで
自分が主人公の感覚に近くなるのではないか
塩野七生がニコロ・マキャベリが、君主論執筆時着替えることで古の民に敬意を払うという文言を読んで
というたしなみを味わってみた、ということもあります。
ですから、テレビアニメや歌手のコンサートTシャツの売れ行きがすごく、コスプレ会場が熱気ですごいという点は、断片的ではありますが、僕もわかる気はしますよ(実際はしませんが)
サッカー日本代表の試合に、観客がタオルマフラーやレプリカジャージを着用するのも
選手たちを鼓舞するため
青い空間を創造する
だけでなく、ジャージを着用すると、自分も選手に近い感覚を得られる、選手の心理に近づけるため、と思うからではないでしょうか。
アメカジではほかに「ブリット」「大脱走」に代表されるスティーブ・マックイーンのいでたち、ウエストサイド物語のキャンバスシューズなどがよく特集されます。
サッカージャージもそうですが、衣装はやはり大切というわけですね