インドネシア代表は、韓国出身のシン・テヨン氏を解任しました。
新監督候補には、FCバルセロナ、アヤックス・アムステルダムなどに在籍し、ネーデルランド代表の象徴でもあった、パトリック・クライフェルトを指名するのではないか、とされています。
実際はどうなのでしょうか。
日本語に「急がば回れ」という言葉があります。
作家の開高健はこの言葉を「悠々として急げ」といいなおしましたが、結局は
サッカーも物事も、慌てずに地道に行うことが大事である
焦っても仕方がないが、無理はもっとよくない
ということでしょう。
戦争では「奇襲攻撃」は大きな利益をもたらしますが、サッカーではすでに
スカウティングが発達している以上、基本情報はお互いに筒抜けである
帰化選手は確かに魅力かもしれないが、代表では国民の反発も覚悟すべき
新しい戦術の導入は、魅力的ではあるものの、選手が学ぶ時間は実に少ない
とも言えますからね。
インドネシア代表は、恐らく今一番FIFAワールドカップ出場に近い位置にいるといえます。
彼らが仮に参加すれば、ベトナム代表、タイ代表、シンガポール代表などに大きな刺激を与えるでしょうが、彼らはきっと
「帰化選手のおかげ」
「地道さが足りない」
と批判するかもしれません。
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