中国王者としてAFCチャンピオンズ・リーグでも華々しい活躍を見せた広州恒大、現在の広州FC.
彼らが財政状況を好転させることができず、解散することが明らかになりました。
2010年代当時、僕たちの多くが
中国リーグは著名な外国籍選手が移籍して凄いな
一方でJリーグはそうもいかない
ことに、羨望とジレンマを抱えていましたね。
あの2ステージ採用も
この方法で10億円ちかい利益が得られる
日本シリーズのような、王者同士の対戦を日本人は好む
というリーグ機構の説明に、渋々了承した関係者は案外多かったのではないでしょうか。
しかし、村井満チェアマン時代に「クラブ・ライセンス制度」「ダ・ゾーンとの契約」を締結し、より財政に気配りしながらも、分配金の配布を上位クラブに多くもたらすことで、現在の基礎ができます。
僕は中国に限らず、海外渡航の経験がありません。
中国は北京や上海のような大都市と地方都市では、景観も暮らしぶりも大きく異なるといいますし、世界でもまれにみる言論統制と監視社会の国ですから、外国籍の選手には極端に窮屈なのでしょう。
中国にきてすぐに移籍を誤ったと感じた選手もいるようですし、お金がすべてを解決しないという皮肉な結果が、今回の広州FCの解散に見えてくる、そんな印象です。
韓国も政局が現在不安定ですから、kリーグへの移籍を躊躇する外国籍選手、多いのではないでしょうか。
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