ガーシーが参議院懲罰委員会で除名された。正式な除名は明日の本会議だが、除名は確実だ。実を言うと私は先の参院選でNHK党に投票したのだ。ガーシーに投票するのは芸がないと思い、他の人の氏名を書いた。だがNHK党が議席を得るならガーシーだろうとは思っていた。
日本は停滞している。1997年より名目GDPが2%しか成長していないからだ。自民党・財務省の緊縮財政による政治のせいだ。しかし日本を牛耳っている自民党議員にはその自覚もないようだ。自分達はそれなりの政治をしていると考えているようだから救いがたい。
ガーシー一人で何が変わるものでもあるまい。それは分かっていた。しかし国会の日本の澱んだ空気を吹き飛ばしてくれる新風となることを期待していた。私は「一石を投じる」という表現が好きだが、澱んだ空気を吹き飛ばす新しい風になることを期待していたのだ。しかし国会に登院しないので話にならない。
同じNHK党(政治家女子48党)の浜田聡は良い質問をしているのだ。しがらみだらけの野党がしないような質問をしている。しかしそれも国会に登院すればこそだ。浜田聡は東大卒の秀才だが、国会に登院しないで質問するようなウルトラCはできない。質問主意書もあるが、国会の質問に比べ迫力に欠ける。それもガーシーはアリバイ作りのように一回出しただけだ。
今の政治は腐敗もあるが、硬直し、停滞している。何かを変えなくてはならないとは誰もが考えているだろう。
しかし「改革」を絶叫した小泉純一郎の構造改革は日本を壊しただけだし、日本中に期待された民主党への政権交代は野田佳彦が財務省に洗脳され、一丁目一番地の公約を破り消費税を増税して終わった。
これでは政治に何かを期待するだけ無駄だと考えて政治不信になるのも無理はない。しかしそれでも政治に背を向けてはいけないのだ。国民が政治に無関心になれば政治はどれほど悪くなるか知れたものではないからだ。最低限選挙でなぜこの人に投票するのか理由とともに投票するくらいには関心を持って欲しいのだ。
今の自民党政治は「駄目」だが、総選挙はすぐにはない。負ける可能性が高ければ自民党は解散総選挙を引き延ばす。その程度の知恵あるいは悪知恵はある。その間に野党のスキャンダルを探したり、首相の首をすげ替えたり、風向きが変わるのを待つのだ。
今の政治を牛耳っている岸田文雄や麻生太郎は美点がない。とくに麻生太郎はここまで財務省ベッタリになるとは思わなかった。「俺達の麻生」なんて呼ばれていた時期もあったのにだ。
だが自民党の積極財政派は期待できる。財務省の緊縮財政が間違いだと完全に理解している。国債を発行して経済を成長させることが正しい経済政策だと理解しているのだ。
国民には自民党に介入して岸田文雄や麻生太郎を引退させて積極財政派が権力を握るように仕向けることはできない。だが統一地方選と補欠選挙で大敗すれば岸田文雄政権は退陣に追い込まれるかもしれない。そのあとの政権が積極財政派になるかわからないが、それが国民にできる限界だ。
選挙で勝たせる、負けさせるしかできないのだ。内閣総理大臣に相応しい政治家が誰か、ある政策について賛成か反対かなどの世論調査もあるにはあるが。
それでも自民党の積極財政派が権力を握れなければ野党に託すしかない。立憲民主党の体たらくを見ていると政権を任せるのは無理に思えるが、財務省に洗脳されなければ何とかなる、かもしれない。
私は自民党も野党も支持する政党はない。政党に投票しても首相が代われば野田佳彦のように一丁目一番地の公約を破り消費税を増税して恥じないので、政策で政党に投票しても無意味なのだ。日本の政治は政党政治ではなく派閥政治である。
自民党にも野党にもベットしておいて積極財政派が経済政策を決定する権力を握るように後押ししたい。先に書いたように国民に介入はなかなかできないのだが。
ガーシーには澱んだ空気を吹き飛ばしてくれる新風を期待していたのだが、国会に登院さえしないとは期待外れだった。とりあえずは統一地方選と補欠選挙で自民党を大敗させるしかない。
日本は停滞している。1997年より名目GDPが2%しか成長していないからだ。自民党・財務省の緊縮財政による政治のせいだ。しかし日本を牛耳っている自民党議員にはその自覚もないようだ。自分達はそれなりの政治をしていると考えているようだから救いがたい。
~~引用ここから~~
自民党の麻生太郎副総裁は12日、千葉県八千代市での街頭演説で、日本は他国と比べて国内情勢や治安が安定しているとして「政治に関心がないことは決して悪いことではない。健康なときに、健康に興味がないのと同じだ」と持論を述べた。
その上で、統一地方選に向けて「健康でも手遅れにならないように定期健診を受ける。同様に4年に1回、皆さんにチェックしてもらうのが選挙だ。ぜひ関心を持ってほしい」と呼びかけた。
~~引用ここまで~~
~~引用ここから~~
参院懲罰委員会は14日、政治家女子48党(旧NHK党)のガーシー(本名・東谷義和)参院議員に対し、議員資格を失う「除名」とする懲罰処分を全会一致で決めた。15日の参院本会議で正式に決める見通しだ。
変わらぬ熱烈支持、一方で「自己保身」に疑問も
横浜市の自営業の女性(47)は「登院しないことで他の議員に迷惑をかけているわけでもなく、理解できない」。そのうえで「ガーシーのおかげで、国会はリモートワークに対応していないということもわかった。今後も政界の古い体質を多くの人に伝えてもらいたかった」と話した。
大阪府の会社員の男性(51)も「公約を守らなかったり、国会で寝ていたりする政治家もいる中で、欠席は除名になるほど悪いことなのか」と疑問を呈する。ガーシー氏には再び立候補してほしいと言い、「除名によって政治への不信感はより強まった。その思いを『再選』という形で見せつけたい」と語った。
一方、東京都の美容師の男性(28)は「議員としての活動がほぼないのに歳費が支給され続けるのはおかしい。除名は仕方がない」と話す。
政界の裏側を明らかにし、国会で丁々発止の議論を繰り広げてほしいと投票したが、「期待していた活動はほぼなかった」。ガーシー氏が滞在先のアラブ首長国連邦(UAE)から帰国しない理由として「逮捕の恐れ」を挙げていた点についても「自己保身を優先しており、投票した人の思いに応えようという気持ちがどれだけあったのか疑問。投じた一票は何のためだったのか……」と落胆する。(東郷隆)
ガーシー氏へ支払われた2千万円超 専門家「自主返納が最も適切」
参院事務局によると、ガーシ…(以下有料)
~~引用ここまで~~
ガーシー一人で何が変わるものでもあるまい。それは分かっていた。しかし国会の日本の澱んだ空気を吹き飛ばしてくれる新風となることを期待していた。私は「一石を投じる」という表現が好きだが、澱んだ空気を吹き飛ばす新しい風になることを期待していたのだ。しかし国会に登院しないので話にならない。
同じNHK党(政治家女子48党)の浜田聡は良い質問をしているのだ。しがらみだらけの野党がしないような質問をしている。しかしそれも国会に登院すればこそだ。浜田聡は東大卒の秀才だが、国会に登院しないで質問するようなウルトラCはできない。質問主意書もあるが、国会の質問に比べ迫力に欠ける。それもガーシーはアリバイ作りのように一回出しただけだ。
今の政治は腐敗もあるが、硬直し、停滞している。何かを変えなくてはならないとは誰もが考えているだろう。
しかし「改革」を絶叫した小泉純一郎の構造改革は日本を壊しただけだし、日本中に期待された民主党への政権交代は野田佳彦が財務省に洗脳され、一丁目一番地の公約を破り消費税を増税して終わった。
これでは政治に何かを期待するだけ無駄だと考えて政治不信になるのも無理はない。しかしそれでも政治に背を向けてはいけないのだ。国民が政治に無関心になれば政治はどれほど悪くなるか知れたものではないからだ。最低限選挙でなぜこの人に投票するのか理由とともに投票するくらいには関心を持って欲しいのだ。
今の自民党政治は「駄目」だが、総選挙はすぐにはない。負ける可能性が高ければ自民党は解散総選挙を引き延ばす。その程度の知恵あるいは悪知恵はある。その間に野党のスキャンダルを探したり、首相の首をすげ替えたり、風向きが変わるのを待つのだ。
今の政治を牛耳っている岸田文雄や麻生太郎は美点がない。とくに麻生太郎はここまで財務省ベッタリになるとは思わなかった。「俺達の麻生」なんて呼ばれていた時期もあったのにだ。
だが自民党の積極財政派は期待できる。財務省の緊縮財政が間違いだと完全に理解している。国債を発行して経済を成長させることが正しい経済政策だと理解しているのだ。
国民には自民党に介入して岸田文雄や麻生太郎を引退させて積極財政派が権力を握るように仕向けることはできない。だが統一地方選と補欠選挙で大敗すれば岸田文雄政権は退陣に追い込まれるかもしれない。そのあとの政権が積極財政派になるかわからないが、それが国民にできる限界だ。
選挙で勝たせる、負けさせるしかできないのだ。内閣総理大臣に相応しい政治家が誰か、ある政策について賛成か反対かなどの世論調査もあるにはあるが。
それでも自民党の積極財政派が権力を握れなければ野党に託すしかない。立憲民主党の体たらくを見ていると政権を任せるのは無理に思えるが、財務省に洗脳されなければ何とかなる、かもしれない。
私は自民党も野党も支持する政党はない。政党に投票しても首相が代われば野田佳彦のように一丁目一番地の公約を破り消費税を増税して恥じないので、政策で政党に投票しても無意味なのだ。日本の政治は政党政治ではなく派閥政治である。
自民党にも野党にもベットしておいて積極財政派が経済政策を決定する権力を握るように後押ししたい。先に書いたように国民に介入はなかなかできないのだが。
ガーシーには澱んだ空気を吹き飛ばしてくれる新風を期待していたのだが、国会に登院さえしないとは期待外れだった。とりあえずは統一地方選と補欠選挙で自民党を大敗させるしかない。
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