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(CNN) 米ユニバーサル・ピクチャーズの発表によると、映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の世界興行収入が4月30日、公開からほぼ1カ月で10億ドル(約1360億円)を突破する見通しとなった。同作品は4週間連続でトップに立ち続けている。
アニメ映画が興行収入10億ドルを突破するのは、スーパーマリオが映画史上10本目となる。スーパーマリオの世界興行収入は「ミニオンズフィーバー」(2019年)の9億4250万ドルを抜き、アニメ映画史上10位に浮上した。
スーパーマリオは、米国とカナダで4月5日に公開されてからの5日間で興行収入が2億ドルを超え、世界興行収入は約3億8000万ドルに到達。この時点で2月に公開された「アントマン&ワスプ:クアントマニア」公開時の2億2530万ドルを上回っていた。
同作品は任天堂のゲーム「スーパーマリオブラザーズ」シリーズを原作とする。ニューヨークのブルックリンで配管工をしていたマリオとルイージの兄弟が、地下で水道管の修理をしているうちに魔法の世界に迷い込んで離れ離れになり、マリオがルイージを探す冒険の旅を展開する。
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マリオの映画の世界興行収入が10億ドルを突破した。まだ公開1か月でこれだから凄いことだ。私が凄いわけではないのだが誇らしくなる。世界的に日本ブームだから嬉しくなる。日本国内は財務省の緊縮財政のせいで没落しているのだが。
日本アニメ映画(マリオは正確には日米合作)はマリオだけが売れているわけではない。『スラムダンク』に『すずめの戸締まり』も人気爆発だ。
スラムダンクとマリオの映画は観に行きたいくらいなのだが、映画館に行くのが億劫で行けそうにない。残念だ。
マリオが米国で売れたのはディズニーやハリウッドがポリコレ映画ばかりでうんざりしていたところポリコレに囚われない映画を作ったからだとされる。
白人の主人公が白人の姫とともに悪者をやっつけるという単純なストーリーだが、米国人はそういった映画に餓えていたのではないか。
ディズニーやハリウッドが復活するにはポリコレを止められるかどうかに掛かっている。ポリコレを止められれば復活するが止められなければ日本アニメの一人勝ちが続く。
経団連が提言していたが政府は漫画やアニメ、ゲームなどのソフト産業を後押しするべきだ。もちろんクールジャパン的なやり方では失敗が見えている。
マリオにスラムダンク、すずめの戸締まりといった映画はそのままで良い。政府が後押しするとすれば原作者や漫画家、声優などを世界各国のイベントに派遣することはどうか。
小さなイベントであれば一人二人。大きなイベントであれば主要声優を勢揃いさせてファンを集めてイベントを開くのだ。
もう『鬼滅の刃』などでは既にやっていることだが、それをもっと多くやるのだ。OECD加盟国だけでも30以上ある。米国ならニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴなど大都市がいっぱいある。
國や都市でイベントを繰り返し開けばそれなりに儲かるし、日本精神が広がり日本ファンが増える。ソフトパワーだ。
アニメや漫画ではないが、演歌歌手を日系人が多くいる國や地域に派遣してリサイタルを開くのも良いと考えていた。
演歌がどれくらい外国人に受け入れられるか未知数だが日系人なら日本に郷愁を覚えるくらいには受け入れられるはずだ。日系人に日本との繋がりを感じてもらいその国との架け橋になって貰えばやはり国益だ。
また日本には皇室がある。あまり頻繁にご訪問されるとありがたみがなくなるかもしれないが、世界各国を分担してご訪問して頂きその国の国民とご交流して頂ければやはり日本に対する親近感が増すだろう。これも国益だ。外務省と宮内庁には計画を練って貰いたい。
政府は出版社と共同で世界各国に漫画を売り出すのだ。翻訳する必要があるし、国の壁もある。それを越えるためには政府の後押しが役立つ。現地の出版社と提携するのが謂い場合もあるだろう。その国のことをよく知っているのだから。海賊版を抑える役割も果たしてくれよう。
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映画も政府が後押しすれば先進国には全て上映させられよう。コナンやドラえもん、ドラゴンボールも世界各国で上映すれば売り上げも増えるし、日本精神の普及に繋がる。それもまた国益だ。
政府には日本ソフト産業を世界にどんどん売り出して貰いたい。
(参考記事)
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