面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

困窮者は選挙で投票して政府、財務省、自民党に叛逆せよ

2022-06-16 19:42:44 | 日本人への呼びかけ
~~引用ここから~~
2年前には貯金90万円あったのに 弁当配布に並ぶ26歳女性の願い:朝日新聞デジタル

2年前には貯金90万円あったのに 弁当配布に並ぶ26歳女性の願い:朝日新聞デジタル

 たった2年でここまで生活が変わってしまうとは思ってもいなかった。 6月11日の夕方、都内に住む26歳の女性は生活困窮者を支援する団体から支援物資の入ったポリ袋を受け...

朝日新聞デジタル

 


 たった2年でここまで生活が変わってしまうとは思ってもいなかった。

 6月11日の夕方、都内に住む26歳の女性は生活困窮者を支援する団体から支援物資の入ったポリ袋を受け取った。

 チキンカツ弁当、パン、レトルト食品、トマト……。

 「ぜいたくはしていないつもり。でも、今は生きるだけで精いっぱいです」

 あきらめたような笑みを浮かべながら、そう言った。

「仕事あっても…」食料支援の列へ 並ぶ人の声に浮かぶ困窮の実相

 1年ほど前、東池袋中央公園をたまたま通りかかったとき、多くの人が行列をなす光景を目にした。月2回、原則として第2、第4土曜日に行われる東京・池袋のNPO法人「TENOHASI」の支援活動だった。

 「こんなことをしているんだ」

 驚くと同時に、自分も並べば食料品をもらえることを知った。列に連なる人の多くは中高年以上だったが、「生活の足しになれば」と迷いはなかった。

 それからはほぼ毎回、足を運ぶようになった。

ぜいたくはできなくても、満たされていた
 
中部地方出身。中学校を卒業…(以下有料)
~~引用ここまで~~


これが新型コロナウイルスによる生活困窮者の実情なのだ。食料を配布しているNPO法人などの助けで何とか食いつないでいる。これが経済大国日本の偽らざる現実なのだ。

この女性は高学歴ではないだろう。世渡りも上手いわけではなさそうだ。だから貧困に喘いでいるわけだが、それは自民党と財務省の政治が悪いからだ。政治が悪くても仕事がある人はいるのでこの女性自身にもいくらか責任はある。運がないというところが大きいと思うが。

何より問題なのはこの女性が選挙に行く気がないということだ。記事の無料部分には書かれていないのだが、有料部分を読んだであろう人のツイッターでの感想やこの記事へのコメントにそう書かれている。

新型コロナウイルスによる経済状況の悪化があるにしろそれに対処できない政治が悪いということはこの女性にもわかっているはずだ。自民党政治が続く限り短期的には改善されることがないこともだ。

「天は自ら助けるものを助く」という。「天」でさえ自ら助かろうとしないものを助けることはできないあるいはしないのである。いわんや政治や政府は言わずもがなだろう。

選挙に行って「私はコロナ禍で当たり前の暮らしもできない。助けて欲しい」と一票を投じなくてはならない。そうしなければ政治は政府は困窮者を助けない。冷酷だと思うだろう。だが政治が良ければ彼女のような「普通の人」がこれほど困窮することはなかったはずなのだ。政治は声を上げないものを「いないもの」として扱うのだ。冷酷だがそれが現実である。

だから東池袋中央公園で第二第四土曜日に困窮者は弁当を受け取るため集まる困窮者同士で今の政治に自民党に財務省に「叛逆」することを相談した方が良い。「叛逆」といっても犯罪やテロではない。デモくらいしても良いとは思うが。選挙である。選挙に行って野党に投票することだ。

参院選は「中間選挙」だから自民党が負けても政権は変わらない。しかも今回はそのあと3年間国政選挙はない。だから自民党が勝ってしまえば3年間このままだし、仮に野党が勝っても政権は変わらない。どちらに転んでも政治が劇的に変わることはない。

しかしこのままで良いのか。何も悪いことをしていないのに普通の慎ましやかな生活さえできないのだ。それに耐えるのか。ある種美談かもしれないが、誰も誉めてはくれないし、生活も変わらないというのに。

あざといかもしれないが、れいわ新選組か共産党が選挙期間中の第四土曜日、直前の第二土曜日に東池袋中央公園に候補者か党首などの幹部が行き投票を呼び掛けるべきだとさえ考えている。

配布される食料で何とか食いつないでいけるかもしれないが、精神が参ってしまう。行き着く先は自殺か、犯罪(生計型の窃盗、強盗、詐欺)で刑務所か、絶望した末の自暴自棄型の無差別犯罪かだ。そんな人が大勢いるのだ。

その前に投票で政治に叛逆して政治を変えるべきなのだ。全く穏当な手段であり、民主主義国家なら当然のことだ。

6月18日のNHKがなぜ自暴自棄型の無差別犯罪が増えているのか特集をやるようだ。私はテレビを見ることが嫌いなので恐らく見ないが、マスコミも絶望した人の「拡大自殺」を社会問題として捉えているのだ。この事を知らないのは安倍晋三や岸田文雄などの苦労知らずの世襲議員だけだろう。財務官僚は知っていながら自分達の権力のために見て見ぬふりをしている。財務省の所管ではない、とな。

~~引用ここから~~
「なぜ一線を越えるのか 無差別巻き込み事件の深層」 - NHKスペシャル

「なぜ一線を越えるのか 無差別巻き込み事件の深層」 - NHKスペシャル

長引くコロナ禍で、見知らぬ人たちを巻き込む無差別事件が相次いでいる。去年8月、小田急線車内で起きた切りつけ事件以降、10月の京王線、12月の大阪ビル放火事件など...

「なぜ一線を越えるのか 無差別巻き込み事件の深層」

 


「なぜ一線を越えるのか 無差別巻き込み事件の深層」

初回放送日: 2022年6月18日

長引くコロナ禍で、見知らぬ人たちを巻き込む無差別事件が相次いでいる。去年8月、小田急線車内で起きた切りつけ事件以降、10月の京王線、12月の大阪ビル放火事件などこの1年余りで15件。容疑者や被告などへ取材を試みると、重大な結果を想像しない場当たり的な犯行の実態や、ふとしたきっかけで絶望し、容易に「一線を越えていく」犯人たちの心の闇が見えてきた。悲劇を食い止めるためにいま何が必要なのか、考える。

6月18日(土)午後10:00 ほか 放送予定へ
~~引用ここまで~~


仕事があり、家庭があれば自暴自棄型の無差別犯罪を起こしたりしない。高学歴の若者がオウム真理教に入信したが、あれはまた別のケースだ。アノミーだ。困窮者による破滅型の無差別犯罪ではない。

普通の慎ましやかな生活さえできない絶望した末無差別巻き込み型の犯罪を引き起こすのだ。自殺者がこれほどいる社会では何ら不思議ではない。失うものがないのだから。

政治家、官僚、財界人とて安穏としては居られないはずだ。元厚生省事務次官が殺害されているのだから。犯人の動機はわけのわからないものだったが、ようは失うものがない人生に行き詰まった人が最後に国家の元要人を巻き沿いにしたのだ。これも何ら不思議なことではない。失うものがないのだから。刑罰を引き上げようが、マスコミに非難させようがなくなりはしない。失うものがないのだから。経済を安定させて失うものがない人を減らすしかないのだ。

朝日新聞は読売新聞、産経新聞、日経新聞の御用系三紙と違い困窮者を取り上げたことは評価すべきなのだろう。しかしそれならばなぜ財政再建しろという主張になるのか。増税と歳出削減の財政再建は困窮者を益々増やすというのに。だから新聞は御用系であれ左翼系であれ国民の敵であるから購読すべきではないのだ。大阪日日新聞は例外の積極財政派であり、未確認だが日本海新聞と北國新聞も積極財政派かもしれないが。

困窮者は自殺や犯罪に追い込まれる前に投票で叛逆しなければならない。本当に。政治に殺されてしまう。

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2 コメント

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sekoisyougioyajiさんへ (ぬくぬく)
2022-06-20 21:26:46
コメントありがとうございます。返事が遅れて申し訳ありません。調子が悪かったものですから。

そうですね。自分の権利は自分で守らなくてはならないのでしょう。あって当たり前ということはないのでしょう。
返信する
Unknown (sekoisyougioyaji)
2022-06-16 19:52:14
投資や勉強、調査に情報収集、そして実践をしなければ、お注射して番号ふられて一丁上がり。
そういう世の中になった。と言えるかも知れません。
返信する

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