面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

黒川弘務の検事総長の目は消えた

2020-05-20 23:40:07 | 政治
~~引用ここから~~

黒川弘務東京高検検事長 ステイホーム週間中に記者宅で“3密”「接待賭けマージャン」 | 文春オンライン

東京高検検事長の黒川弘務氏(63)が、産経新聞社会部記者や朝日新聞の元検察担当記者らと賭けマージャンをしていたことが、「週刊文春」の取材で判...

文春オンライン

 


 東京高検検事長の黒川弘務氏(63)が、産経新聞社会部記者や朝日新聞の元検察担当記者らと賭けマージャンをしていたことが、「週刊文春」の取材で判明した。

 4人が集まったのは5月1日。小池百合子都知事が「ステイホーム週間」と位置付け不要不急の外出自粛を要請、また安倍晋三首相も「人との接触8割減」を強く求めていた緊急事態宣言下でのことだ。夜7時半頃に産経新聞A記者の自宅マンションに集合すると、午前2時近くまでマージャンは続いた。

 また、5月13日にも同様に黒川氏はA記者宅に向かい、深夜までマージャンをしていた。

 産経関係者の証言によれば、黒川氏は昔から、複数のメディアの記者と賭けマージャンに興じており、最近も続けていたという。その際には各社がハイヤーを用意するのが通例だった。

 マージャンは密閉空間で4人が密集し、密接な距離で卓を囲む「3密」の典型で、東京都も雀荘に休業を要請している。また、少額でも賭博罪に該当する。

 さらに、国家公務員倫理規程上も問題がある。人事院の見解は以下の通りだ。

「国家公務員が、会社の利益を目的とする人物(記者)から、社会通念上相当と認められる程度をこえて、接待や財産上の利益供与を受けている場合、国家公務員倫理規程に抵触するおそれがあります。そもそも賭けマージャンは刑法犯なので、そういう人物がいれば倫理法以前の問題。国家公務員法の98条(法令遵守)や99条(信用を傷つけてはいけない)といった一般服務義務に違反する可能性があり、懲戒免職といった事態も想定されます」

 産経新聞広報部は、「取材に関することにはお答えしません」

 朝日新聞広報部は「社員の業務時間外の個人的行動について詳細はお答えいたしかねますが、お尋ねのような行為があったとすれば、不要不急の外出を控えるよう呼びかけられている状況下でもあり、不適切だったと考えます。弊社として適切に対応いたします」

 黒川氏は何を聞いても口を開かず、東京高検は質問状すら受理しなかった。

 5月21日(木)発売の「週刊文春」では、2度のマージャンの詳細、もう一つの「不適切行為」、愛犬家でカジノでのギャンブルも好む黒川氏の素顔、昔から続く接待マージャンの詳細を知る元ハイヤー運転手の証言、安倍晋三首相が“黒川検事総長”にこだわる理由など、グラビアとあわせて9ページにわたって詳報している。
~~引用ここまで~~


黒川弘務の検事総長就任を阻止しようとしていた朝日新聞の「自爆テロ」にも思えるが、週刊文春の取材力が優れていたというところだろうか。文春砲炸裂だ。

黒川弘務は莫迦な奴だ。あと一歩で検事総長だろうに、緊急事態宣言中に賭け麻雀をしてキャリアを棒に振るとはな。

パチンコが良くて賭け麻雀が駄目なのは均衡が取れていない気もするが、擁護しようがない。

記者が「身内」の時代はとうに終わっているのだ。政府関係者とマスコミは適度な距離を保ち多少は緊張関係にあるべきだ。政府関係者が世論操作のためにマスコミにリークするのは好ましくないし、マスコミが情報を貰うために癒着することも好ましくない。

朝日新聞記者が文春に漏洩したとも考えにくいが、相手が部下であっても賭け麻雀が許される時代ではない。少額なら五月蝿く言うべきではないのかもしれないが。道徳業者ではないのだから。

しかしそうなると次期検事総長は林真琴検事長に決まりだろうか。朝日新聞が推しているらしい林真琴が検事総長になることはあまり面白くはないのだが。

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