ベトナムハノイの「ブログ事情」
ブログをはじめて4-5年、まじめにやりだしたのはつい最近だ、
文才も頭脳もない自分は、20年以上前にベトナムと関わり、
10年間ベトナムに住んでる。という経験だけでブログを始めた。
そして、普通の日本人のおっさんが、疑問に思ったり、驚いたこと
そして、ガイドブックや書籍には絶対乗らないであろう普通の「出来事」や「疑問」を
記しているつもりだ.
初めてベトナムに来たのは20年前、第一印象は、「とんでもないところに来てしまった」だった。
そのころ、仕事を出していた韓国の会社が、その会社の仕事を当てにして、
「どういうわけかベトナムに会社を作ってしまった」のである。
その開所式のパーティでクーラーも効いていない事務所で、来賓の挨拶をぼーっと聞きながら、
暑い中これから食べるであろう「パーティ食が腐るんじゃないの?」ということだけ覚えている。
あれから20年以上たったとは・・・
しかしその会社は、発注していた会社の「方向転換」であえなく倒産。
知り合いの「これもベトナム病にかかった」韓国人が細々と引き継いだ。(この会社は
今でも生き残っている)
*余談だか、統計によると、ベトナムに進出した日本会社は5年で95%が撤退している。
飲食等も含むが、私が10年いて感じるのは「その通りだろうな?」ということである。
5年で5パーセントしか残らない。過酷な環境である。よく日本食レストランで、「自分は
政府の知り合いが居て」とか、「***の指導に請われて来た」などと「大きなことを
言っている日本人がいるが、大体6か月もするといなくなっている。レストラン関係も
入れ替わりが激しい。ベトナムで起業するのは思ったより厳しのである。自分も
何度も「撤退の危機に瀕している」・・・・・
そしてその後も、2つの会社で月一でのベトナム出張を経て、11年前にどういうわけか「この地に来てしまった」
一応「ちゃんとしたITメーカの会社員でそこそこの給与をもらっていた」のに・・・である。
家族にとっても「青天の霹靂」だったに違いない。・・・
韓国人街の安ホテルに滞在し、「さて、これからどうしたらいいんだろう?」からスタートした
何のリレーションもなく、知り合いもいない。通訳さえいなかった。もちろん自分はベトナム語はしゃべれなかった!
無茶をしたものである。
そしてその後、在住4年後くらいに「普通のベトナムがどんなところなのか?自分でも確認するためにブログを始めた」
自分は2つの会社で年間100日以上海外出張して、世界中の国々へ行かせてもらった。しかし一つとして
写真や記録を残したか?と言えば「一切残さなかった」そういう欲求もなかった。
しかしベトナムだけは違ったのである。
そういうわけで、このブログが始まった。読み返すとそのころを思い出す。
アバウトな日記みたいなものかもしれない。
昨日 3028212ブログ中2810位、アクセス数879という信じられないような数字になっていた。
(一過性であることは間違いないにしても)
少しでもベトナムに興味を持っていただくことができてうれしい限りである。
だからと言って、ブログが何も変わり様がないのも事実である。
これからもよろしくお願いします。