★ベトナム・ハノイは「こんなとこ」★

コネなし、金なし、能力なし。50を過ぎて、単身ハノイで会社を作り10年目。毎日「こんなふうに」すごしています。

ベトナムハノイの「社会主義を感じる瞬間」

2021-06-22 10:38:05 | ベトナム・ハノイ

 

 ベトナムは社会主義国である。そう「中国」「北朝鮮」などと基本的には同じ「政治形態」だ

しかし、その内容は大きく異なる。

 ベトナムは「集団性社会主義」とも言われる。中国や北朝鮮のように「1名の指導者に権力が集中」することが無いように

「権力分散」が行われるような仕組みだおおむね4人に権力は分散される

そして大きく違うのは「情報の公開」である。以前はよく中国に出張に行った(40-50回は行ってるだろう)

中国全土できっちり「情報統制」がされている。Googleやyahooはつながらないのである。

この点でベトナムの社会主義は大きく異なる。

ベトナム全土、どこでも「GoogleもYahooも」つながる、俗にいう「いかがわしいサイト」も閲覧自由である。

ベトナムが世界の中でどんな位置にいるのか?どんなに異なるのか?みんな客観的に分かるのである。

自由度は高い。 この点で「他国の社会主義とは大きく異なると思う」

 それでは、資本主義(日本やアメリカなどの自由主義国)とどこが異なるか?ということだ?

自分が経験した「実例から読者が判断してほしい」自分が「社会主義(日本と異なる事)を感じた瞬間である」

① 以前に少しブログでの紹介したが? 「外国人に対する管理が厳しい」

*ある日の夜10時ごろ、公安と名乗る2名が突然訪ねてきた「あなたはここで住む登録がされていない3日以内に出ていきなさい」

無茶な命令である。(つまり、外国人が住んでいい場所は「外国人登録」がされていなければならないのである。時折この手続きは

お金がかかり、面倒なので部屋のオーナーはやらないでいる。見つからなければいいが? 大概は近所に住む人たちが

「あいつは外国人だが、許可取ってrか?などと「隣組」のような組織(日本では自治会?)に話すと、それが公安の耳に入り

このような事態が起こる。(私は過去に2回この問題でアパートを強制退去になっている)やっぱり社会主義だ!

② 外国人への「道徳基準」(常識)がきちんとしている。(厳しい)

*例えば、出張に来た「日本人のおじさんが、ベトナムのカラオケの若い女性と、宿泊しているホテル(日本人なので大概は

3つ星以上のホテルに泊まっている)に行ったとする。するとそこのレセプションで「お二人のご関係は?」と聞かれる。そして

やたらなことを言うと「結婚証明書」の提示を求められる。

 つまりベトナムでは夜10時過ぎに婚姻関係に無い男女が同一の部屋にいることは許されない。(ベトナム人同士であれば

問題ないが、これが外国人とベトナム人、ましてや不自然な年齢差であれば、なおさら。である)つまり「ちゃんとしたホテルでは

このような事はできないようになっている」(どうしても!という人達用にハノイには2つのホテルで、いわば、公然の秘密でこの種のことが行われている。これらの話は他の詳しい人のブロブを参考にしてほしい)

 では、自分のような「在住者」はどうなっているのか?

③ 外国人が登録されたアパートに住んでいると、時々(2-3か月に1回)公安が、どういうわけか「夜」訪ねてくる。

恐らく、「悪いことをしていないか?」の確認だろう。私の予想だが、これをコントロールしているのは

前述の「隣組」(自治会)なんだと思う。外国人が住んでいる(登録はされているか?)から始まって

 「あいつのところには年中若い女性が来ている」などと、常に「見られているのではないかと?」悪気はなくとも

思わざるを得ない。

 外国人対しては「そういう感じの興味」が常に払われているのかもしれない。

従って「向こう3軒、両隣」の人たちとは、良い関係を築くべきであろう。

幸い自分は「公安のお世話にはなっていない」駐在員の中には

これらの「ハニートラップにかかって多額のお金を払った」という話も聞く。

ベトナムでは節度をもって「まじめに生きないといけない」。

こういうことを知ると「ああやっぱり社会主義の国なんだな?」と思う。

 

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ベトナムハノイの「安全性」

2021-06-22 10:11:23 | ベトナム・ハノイ

ベトナムハノイの「安全性」

 今はこの状態なので「旅行者」や出張者などはほとんどいないが

以前は「ベトナム在住者」という肩書から「ベトナムの安全性(犯罪率)」ということを

良く尋ねられた。

 一言で言えば「他の諸外国」と比べると「安全性は高い」と言えるのかもしれない。

(ヨーロッパ、アメリカの比ではなく、安全と言い切れる)

数値から見ると、盗難・強盗件数は日本よりも全然低い(統計の取り方に問題があったとしても

日本よりも低いと思われる)

 それでは本当にそうなのか?自分の経験から考えてみよう。

自分はベトナムで「犯罪に巻き込まれたのは、出張時を含めると20年で2回」である。

 1回目は、ITメーカ社員としての出張中、定宿の「安ホテルから近所に買い物に行く途中」

15年前、日本からの電話に「ガラケーを開けて、会話しようとしたとたん」

前から来た「バイクの若者にその電話を持って行かれた」 よせばいいものを「近くにいた

Xe OM」(バイクタクシー)のおっちゃんをけしかけて、そのバイクを追った。しかし相手は

若者、すごい勢いで逃げられ、あえなく玉砕。(会社からの支給携帯だった、確か7.8万くらいの

海外可能携帯、シムが日本のシム専用なので、盗んでも使えないのにな?)

 2回目はその後3年後、これもITメーカとしての出張中に、もうベトナムになれて

出張中連絡バイクを借りていた。そしてそのバイクで「大型スーパー」に行った時のことである。

買い物に行くのに「邪魔だと思い、そのころのウォークマン(5,6千円)とデジカメ(9千円くらい)

をバイクのシート下に入れて、買い物に行った。帰ってみると、見事に

キーが外され「中にあったバッグ」が盗まれていた。

 20年で2回、これが「多いのか少ないのか?」わからないが?

それからは、携帯の道での持ち方や、バイクの収納に「貴重品を入れない」などは

改善されて、その後在住時には「幸い犯罪には巻き込まれていない」

 私の経験から言えば、

*外国人は「お金持ち」という考えがベトナム人にはある。だからそれなりに「気を付ける」べきである。

(外国人という立場から言うと)

*夜間の外出などで「怖い目」に遭ったことはないし、夜中にコンビニ行っても散歩に行っても比較的安全である。

(だからと言って夜中の独り歩きを勧めるわけではないが、女性に聞いても、夜に独り歩きも比較的安全だという)

*普通の生活をしていれば、まずは「怖い目に合うことはない」

つまり、日本と同等か、それ以上に安全な国だと思う。

そんなに安全な国に、早くみんなが来れる日が来るといいのに。と思う今日この頃である。

 

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